今夜の「所さん!大変ですよ」は神戸のお嬢様、タンタン。
「密着!“神戸のお嬢様”タンタン」
神戸市立王子動物園で暮らすパンダのタンタンは人間でいうと75歳をこえる高齢だが、短い手足とかわいらしい姿から“神戸のお嬢様”と呼ばれ大人気。しかしタンタンにとって神戸での20年は決して穏やかな日々ばかりではなかった。赤ちゃんを生後3日で亡くし雄のコウコウも急死。悲しみからタケノコを赤ちゃんと見立て偽育児することも。そんなタンタンに寄り添ったのは飼育員たちだった。まもなく中国に帰国するタンタンに密着
上野のシャンシャンが生まれた時は、日本中が毎日大騒ぎしていましたが、関西人の多くは「パンダは和歌山にいっぱいおるわ」と思っていたはず。アドベンチャー・ワールドには6頭もいますのよ。
そして地元の神戸にもいるのよ、タンタンが。今年はコロナで行けなかったけれど、毎年花見で王子動物園に行くたびに、タンタンに逢っている。大震災後に、神戸に元気を与えるという事でペアで中国から来たんやなかったかな。
努力を重ねやっとのことで、繁殖に成功した赤ちゃんパンダがすぐに死んでしまった時、コウコウが亡くなったとき、悲痛な面持ちで会見する関係者を見て、こちらも哀しみに暮れた
年に一回は逢っていたタンタンは、逢いに行くとモグモグと竹を食べていたり、ゴロンと背を向けて眠っていたり、広いパンダ舎の中をノソノソ歩いていたり、何を考えているのだろう。やはり1頭だけでは寂しそうで、仲間が来てくれたらいいのに、と思ってみていたけれど。
帰ることになりました、中国に。コロナのせいで帰国が遅れていて、まだタンタンに逢えるのは、にっくきコロナのお陰とは皮肉です。あくまで、中国に借りているだけなのよね。
番組によると、帰る処にはタンタンの兄弟たちもいて、広い場所もある、高齢パンダ専用の場所とのこと。それを聞いたら、ちょっと安心しました。でも王子動物園の、広い立派なパンダ舎が空になるのねぇ。淋しいわ、やっぱり