「土を喰らう十二ヵ月」さんtwitter、新しい情報を次々に更新、お疲れ様です。そんな中で気になったのが、
関東の番組じゃ、こちらでは聴けない・・内容を知りたいな？と思いながら、何げにラジコをクリックしてみたら・・ あら、聴けるやんか(^-^) この番組はラジオ関西でも放送していたのでした。ラッキ～♪
ジュリーファンの太田さんは、水上勉ファンでもあったそうで「土を喰らう十二ヵ月」が大好きな本だそうです。
（太田）高田先生と、サンドと 明治座、楽しかったね。
こんど映画化になる、土を喰らう十二ヵ月は
僕は本当に好きな本で高田先生が紹介していた。
今度ジュリー主演で映画化になる。ジュリー主演でね。
先生、俺 大好きな本です、
（高田先生）よく知ってんなぁ
なんで俺が知っているかというと
水上勉さん、みなかみつとむさんとも、
みなかみべんさんともいう(笑)
「はなれ瞽女（ごぜ）おりん」とか、
名作を書いた人
破戒坊主、とにかく坊さんが勤まらなくて
逃げ出しちゃった。まさにそういう人
水上さんはたまに山にこもって、坊主みたいな
生活をするんだけど
そこで、人がたまに訪ねてくる。
小僧がいて、庭の野菜をあれとあれと
持ってきて、おもてなしをする。
野菜と相談して持ってきな。
向田さんは水上さんを尊敬している。
「土を喰らう十二ヵ月」は
私のバイブルみたいなもの
だって、ああいう自然の中の生活
かたや向田さんは、赤坂のマンションで
そのころは激務な生活で、月に何百本と
台本書いて、あの人は自分の妹さんに
ままや、という店をやらせて、自分は
寺内貫太郎一家で、全部 食卓に並ぶ
メニューを出すくらい。
それでね、水上さんにいうわけ、
マンションで網で野菜を焼く、
昔 焼いてポンと音がして
湯気がシュっとたつような
そういうのはスーパーで買ったような
野菜ではならないから・・
というと水上さんが、そんなの簡単、
焼く前に水を垂らしてやる
ポンと割れて湯気がシュっとたつ
そんなことなの！
我々 都会に生きてる人間はコンクリートジャングルで
自然が失われてしまっていると嘆くじゃん
水上さんに言わせれば
大袈裟にいうほどでもない
コンクリートで土が見えないと言うけれど
ちょっと剥がしてみればいい
数㎝ですぐ土が見えてきますよ
都会だと、コンクリートなんて
カサブタみたいなもの
その下に大地があるんだという訳ですよ
それで向田さんは、ハっとする
土を喰らう十二ヵ月はエッセイみたいなもんだけど
それをどうやって映画化するのか興味がある
高田先生は、ジュリーが主演するんだということで
ジュリーと同い年で
その話で盛り上がってきた、
先生 元気だな～ということで
よろしくお願いします。
都会生活の味気無さを嘆く向田さん、毎日が超お忙しい生活やったんやろね。それに対して軽々と田舎と都会を越える水上先生。柔軟な精神と広い心持、余裕が素敵です✨ 映画化では、どんなツトムが表現されるのかな？
向田先生へ、魚焼グリルで焼きナスを焼いたら、ポンと音がしますよ。(^-^)
画像はジュリーじゃなくて、中江監督です。(^^;
