去年の9月26日以来久しぶりに「かげろふ日記」を読んだ。この作品は小説家の大原富枝氏が現代訳と持論で解説したもので、原文も載せている。
あらためて読んでみると作者の藤原道綱母が夫の藤原兼家に対して赤裸々に恨みを語っているのがわかり同情してしまった。源氏物語の光源氏に対する紫の上とは好対照で(こちらはフィクションであるが)日記に残さずにはいられなかったのだろうと感じました。そして中世貴族の一夫多妻が女性にとって大変だったかよくわかりました、だからこそ大原富枝氏も語っているように千年後の現代まで愛読され読みつがれていることに同感します。
あらためて読んでみると作者の藤原道綱母が夫の藤原兼家に対して赤裸々に恨みを語っているのがわかり同情してしまった。源氏物語の光源氏に対する紫の上とは好対照で(こちらはフィクションであるが)日記に残さずにはいられなかったのだろうと感じました。そして中世貴族の一夫多妻が女性にとって大変だったかよくわかりました、だからこそ大原富枝氏も語っているように千年後の現代まで愛読され読みつがれていることに同感します。