例年年末は遠出をしていた。今回は東京のお寺巡りをするつもりだったが、まだまだ体力が回復していないので今まで手つかずにいた「鎌倉五山巡り」をすることにした。鎌倉はいつでも行けるので五山巡りは1山ごとにすることにして本日は五山第一位の建長寺です。
9:17大船駅ー9:56-11:55建長寺ー12:05北鎌倉駅
いつものように大船駅からほぼ横須賀線沿いに歩いて10時前に建長寺(天下門)に着いた、さすがに五山第一位とだけあって参拝者はこの時間でも多かった。拝観料を大人500円を払って入門した(総門)。割と高いなと思ったが結果として退門した時にはむしろ安く思えた、理由は後述します。
天下門
総門
まずは三門を潜る2階建ての迫力のあるものであった。次は仏殿で本尊地蔵菩薩が安置されていた理屈抜きに合掌したくなる優しい仏様だった。
三門
仏殿
次は法堂で住職が須弥壇上で説法するためのお堂ですが釈迦苦行像と千手観音菩薩が祀られていて明るいお堂だった。
法堂
次は唐門で方丈(龍王殿)の門であるが閉ざされていた、ごく普通の門です。右側の入口から方丈(龍王殿)と庭園に入った、方丈は畳の部屋で宝冠釈迦如来が祀られていた。庭園は落ちついた趣があるお庭だった。
唐門
庭園・方丈(龍王殿)入口
方丈(龍王殿)
庭園
次は建長寺の奥の院というべき半僧坊に向かった、これが思ったより難路で石段を上りながら何とか15分くらいで着いた。途中の終わりのもみじの紅葉が綺麗で天狗像は迫力があった。(天狗像のみ下山時のものでそれ以外は上りで撮った写真)半僧坊は半僧坊大権現を祀るお堂です。でも注目すべきはそこからの相模湾(相模湾見晴台から)と富士山(富士見台から)の眺めです。苦労して上ってきてよかったと本当に思いました。
半僧坊への参道
半僧坊
相模湾(相模湾見晴台から)の眺め
富士山(富士見台から)の眺め
さらにその上(5分の表示板)の勝上嶽展望台に上がった、これが急石段(写真は下山時に下から撮ったもの)で鎖につかまりながら何とか上がった。でもその価値がある眺めが待っていた(富士山、相模湾)。そこは天園ハイキングコース上で横浜市街の眺めもハイキングコースからよく見えた。
勝上嶽展望台への石段
勝上嶽展望台から富士山の眺め
勝上嶽展望台から相模湾の眺め
ハイキングコース上から横浜市街の眺め
十分に眺望を楽しんだ後に慎重に急石段を下った、帰路は上りで見損ねたスポットを見ながら下った。まずは虫塚に寄った、これは2015年に養老孟司によって建立された虫の供養の慰霊碑のことですが虫かごのようで建長寺には不釣合いだと思いました。
虫塚
さらに寄り道して回春院へここは池と趣きのある建物があったが人はいなくて静かだったのでいい休憩場所だと思った。
回春院
次に正統院に、皇室とも縁があり大変由緒ある寺院のことですが狭い境内で、あまり感じがよくない関係者が参拝者の悪口をブツブツぼやいていたので不愉快なので参拝そこそこに退散した。
正統院
さらに少し引き返して住宅のような正受庵、また戻って天源院、龍峰院、宝珠院へ、いずれも一般参拝者は入門できなかった。その後は総門まで進み参拝者を終了した。結果として2時間かかったが500円でも十分に元がとれる境内だった、特に半僧坊は苦労しても行く価値がありました。また、特に撮影禁止箇所はなかったので自由に写真を撮れたのもよかった、参拝者はとても多くて外国人も多かった。ただし、三門のそばの梵鐘を見損ねてしまったがまた別の機会に訪れたい。とにかく大満足の参拝ができてよかったです!
帰路はさすがに疲れがたまっていたので北鎌倉駅まで歩いて終わりにした。年末年始の休みは3日連続で外出して疲れたので明日はのんびりとブログを完成させていきたいと思います。
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