花鳥にゃん月

カメラにはまり、心に入り込んだものを写して遊んでます。
日常のどこにでもある風景・・・

キュウリグサ ノハラムラサキ ミスっていました

2017年05月17日 | 野草

道端に咲く 小さな花たち・・・という事で

何度も紹介していた キュウリグサ


見つけるたびに なんとなく写しておいて

その中から きれいに写っていたものを ブログで紹介


今回も どれを載せようかと 見比べていたら 

なんか 違うな~???

 

それがこの写真


以前紹介したのは こんな感じ

よく似ていますが ちょっと違いますよね

小さな花なので パッと見 分かりません


調べてみました

キュウリグサによく似た花に ノハラムラサキとありました


ノハラムラサキ

穂の先に花が咲いています


キュウリグサは 穂先には 蕾が付いています


花もよく見ると違いますね

どちらも 2mmほどの 小さな花ですので

ほとんど見えていなくて 

いつも帰ってから PCでチェックしてます


この種類の仲間は 他にもいろいろありますが

ワスレナグサも 花はそっくり

でも ワスレナグサは 大きい(4~9mmくらい)ので

分かりやすいですね


という事で 私の花のアルバムをチェックしてみると

たくさんの ノハラムラサキが キュウリグサの中から

見つかりました


以前は キュウリグサです~ って

ノハラムラサキを 載せてたかも・・・

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チヂミザサ

2016年10月17日 | 野草

チヂミザサって ご存知ですか?

草むらで 群生してるのを 見たことあると思うのですが

殆ど見過ごされてるので 気が付いていない方のほうが

多いと思いますが・・・



やぶ蚊が多くて 近づきたくない場所です

そこに 敢えて近づいて 観察


チヂミザサと呼ばれるのは この葉っぱ

波打ってるのがわかりますか?

笹に似た葉が 縮んだように見えます


イネ科チヂミザサ属の 一年草です


花も咲きます

長く伸びた”ノギ”が特徴


小さな毛が生えたような部分が メシベ

その下に ぶら下がってる小さな花のように見えるのが オシベ


チヂミザサには コチヂミザサ と ケチヂミザサがあり

花をつける穂に 小さな毛があるのが ケチヂミザサ

コチヂミザサには この毛はありません


ですので 今回紹介したのは ケチヂミザサになります

私の周りでは ケチヂミザサばかり

いつか コチヂミザサも探してみたいと思います


マニアックですが 光を浴びて きらきら光るノギ

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ミゾカクシ

2016年08月15日 | 野草

【 ミゾカクシ 】

キキョウ科 ミゾカクシ属

別名 アゼムシロ

田の畔を 覆うように生え広がる様子から付けられたようです

ミゾカクシも 溝を隠すように生える様子から

 

6月~10月頃 地面を這うように広がる草の中に 

1㎝位の白っぽい花を つけます

白っぽく見えますが ピンクから薄紫っぽい色合いです

 

毎年 この花が見たくて 咲いてるかな~と 見に行きます

今年も たくさん咲いていましたよ


丸い花の 半分しかないような形が 面白くて好きです


花の付け根から ヘビの鎌首のように突き出ているのは

オシベの集合体で 花粉をまき散らしています

この後 このオシベの中から メシベが突き出てきます

 

炎天下の中 しゃがみ込んで写真を撮るのは 

ピントも合いづらく ちょっと大変なんです

このおばちゃん何してんの?? っていう視線も感じつつ・・・・

毎年 撮ってます

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新種発見! アフリカフウチョウソウ

2016年08月09日 | 野草

日本のあちこちで 猛暑日が記録されてるようですね

皆さま ほんとに 熱中症には 気を付けてくださいね

油断大敵ですよ


先日 カメラネタになるものが 何かないかと近所を散策

(暑いので 出来るだけ近場を うろついています)

そんな時 小さな花をつけた 雑草を発見


見た目にはこんな感じ


白い花が こんな感じで生えているのは よく見かけます

でも これは薄紫

家で調べようと いろいろな角度や大きさで 写しておく


葉や 花の付き方が よくわかるように


アップも


横から見たところも


家に帰って いろいろ調べても 全くわかりません

家の図鑑や本 全部見ても わかりません

お手上げ状態 

最後の手段として 花の名前を教えてもらえるサイトに投稿

 

2時間くらいして サイトを見ると もう回答

”アフリカフウチョウソウ”


改めて ネットで調べてみると 

1999年に神戸で 生えているのが見つかり

2002年に アフリカフウチョウソウとして 論文が書かれ公表された

熱帯アフリカ原産で アフリカやアジア諸国で見られてはいたものの

日本には 1999年より数年前ぐらいに入ってきたものが 自生したらしい

まだ新しい 帰化植物でした


タイトルの新種発見とは もちろん私の中で・・・という事ですので悪しからず

ただ こういう新発見も ここ数年なかったものですから 

久々に興奮しました 

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クルマバザクロソウと ツユクサと・・・

2016年08月06日 | 野草

毎日 お暑うございます

あまり 出かけたくないのですが 野暮用ついでに

ご近所を ブラブラしてきました



たまには ブラついてみるものです

久々に クルマバザクロソウに 出会いました

熱帯アメリカ原産の いわゆる雑草なのですが

繁殖力が さほどでもないのか あまり出会えません

去年見つけた場所には もう生えていないんです


地面にはこんな感じで 生えています


ちっちゃな花です



ツユクサも ついでに


帰ると くぅちゃん お昼寝中 Z💤


ベランダのフウセンカズラ

たくさんフウセンが かわいいですよね~

これが 食べて美味しい実なら 尚 いいのにね


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道場で見つけた花々

2015年11月18日 | 野草

 

道場でも いろんな野草 見つけてきました

でも 即名前の分かるものは 半分もありません

いろいろ調べて 何とか名前の分かったものを 紹介します

 

一番きれいに咲いていたのが センニンソウ

キンポウゲ科センニンソウ属

つる性の 綺麗な花です

 

今頃 咲いていた スミレ

たしか 春先に咲く花なのですが・・・

秋と言えど 暖かいからでしょうか?

 

ハキダメギク

キク科コゴメギク属

掃き溜めなんて ひどい名を付けたの誰だという話になり

たぶん 牧野さんじゃない? という話をしたのですが

やはりそうでした

牧野富太郎さん宅の 掃き溜めに咲いていたのを見て 名付けたそうです

 

サルトリイバラも 赤い可愛い実を つけていました

サルトリイバラ科サルトリイバラ属

別名 サンキライ

 

スズメウリの実

ウリ科スズメウリ属

 

初めて見た リュウノウギク

キク科キク属

ちょっと情けない姿ですが・・・

 

ブタナ

キク科エゾコウゾリナ属

 

ツリガネニンジン

キキョウ科ツリガネニンジン属

たった一株 道端に咲いていました

お仲間さんが教えてくれて 気づきましたが

見過ごしてしまうところでした 

 

アキノタムラソウ

シソ科アキギリ属

この種類も なかなか覚えられない仲間の一つ

何度か 見てるはずなのですが

よく似たものがたくさんあるので とっさに名前は出てきません

 

最後は 花ではありませんが 

花柄が 可愛かったので 気になったもの

これ ニラでした

ニラの花は 何度も見ていますが 

花後の姿は 意識したことなかったです

 

鳥もですが 花も 何度も回数見ているうちに

少しづつ 名前が出てくるようになるんですね

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金剛山の草花

2015年10月17日 | 野草

鳥見では 残念な結果に なってしまった金剛山 

でも ただじゃ 帰ってきませんよ 

しっかり 野草を探して 撮ってきました

といっても 薄暗い中ですので きれいな写真は無理

ま こんなものもあるのか程度で 見てください

 

写真はいろいろ撮ったものの ほとんど初めて見るものばかり

名前を調べるのに 時間がかかりました

間違ってるかもしれませんので

お気づきの方は ご指摘お願いいたします

 

一番見事だったのは 

シオン(キク科シオン属)

神社の境内で とてもきれいでした

 

アキギリ(シソ科アキギリ属)

アキギリといっても ピンときませんが

サルビアとか セージ っていう方がわかりますね

 

アキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)

花の形が独特なので 覚えやすいかも?

 

道から 少し離れた 薄暗い中に 花らしきもの

望遠で撮ってみたら・・・

カワチブシ(キンポウゲ科トリカブト属)

トリカブトの仲間で これも猛毒があるそうです

 

この花は たくさん咲いていました

ブラシみたいな花

サラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属 )

 

ツルニンジン(キキョウ科ツルニンジン属)

これは実です

いつか 花も見たいです

 

シラネセンキュウ(セリ科シシウド属)

この仲間は どれも良く似ていて 

いつも判別が 大変 

 

ナルコユリ(キジカクシ科アマドコロ属)

これも実です

ナルコユリも 似たものが いろいろ有り いつも悩みます

しっかりと 特徴を覚えないで 漠然と見てるからですが・・・

 

ナギナタコウジュ(シソ科ナギナタコウジュ属)

色がきれいで 目を引く花でした

 

フジグロセンノウ(ナデシコ科センノウ属)

もうほとんど 花は終わっていましたが

数個だけ残っていた花

 

ノブキ(キク科ノブキ属)

この 独特の実が あちこちで見られました

葉っぱがフキに似てるので この名前が付いたようです

 

ノコンギク(キク科シオン属)

この手の花は 名前が覚えられません

どれも良く似ていて 種類も多く

見分けようという気さえ起りません

今回 一番たくさん咲いていた花です

 

アジサイ?

なんなのか 分かりませんでした

 

鳥も探さないで 下ばかり見てたことが

ばれちゃいましたね 

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イワダレソウ

2014年10月14日 | 野草

最近 通勤コースを少し延長

今までは長居公園の 一部を横切るだけだったが

長尾公園を南北に通過するコースも入れてみた

あまり 通ったことのない道を歩くので

見たことのない 新しい植物(私にとって)を見つけた

あれ? よく見ると 見たことある・・?

 

ヒメイワダレソウに似てるけど・・・ でもやっぱり違う

PCで調べると イワダレソウだと分かった

 

【イワダレソウ】

クマツヅラ科イワダレソウ属

 

ヒメイワダレソウとの違いは 触ると一番わかりやすい

イワダレソウは とってもかたい が

ヒメイワダレソウは普通にやわらかい

 

見た目では 花の部分

イワダレソウの花は

花穂が長く 先にだけ付いています

ヒメイワダレソウは 花穂が短い

 

イワダレソウ花のアップ

ヒメイワダレソウ

 

似てますが よく見れば違いますよね

 

どちらも地面を這うようにどんどん広がっていくようです

最近は 両方を掛け合わせてできたクラピアという品種が

芝生の代わりに使われているようです。

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サクラタデと シロバナサクラタデ

2014年09月30日 | 野草

先日の 大阪城公園の 人口川です

ある方のブログに シロバナサクラタデが咲いてると書かれていました

これが見たくて 再度行ってきました

 

前回は気づきませんでしたが 

たくさん咲いていました

 

かわいいですよね~

 

小さいですが 川がありますので

そばまで うまく近づけません

それでも 四苦八苦して 何とかかわいい姿が撮れました

 

      

たくさん咲いてる中で ピンク色の花を見つけました

ちょっとシロバナサクラタデとは 雰囲気が違います

これもまた かわいいでしょ~

家に帰って調べたら サクラタデでした

この時は まだ この1本しか咲いていませんでしたが

今頃は 一面に咲いてることでしょう

 

タデの種類はたくさんありますが 

どちらも初めて見ましたので 嬉しかったです 

 

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クルマバザクロソウ

2014年08月18日 | 野草

【 クルマバザクロソウ 】

ザクロソウ科 ザクロソウ属

熱帯アメリカ原産の帰化植物

 

地面を這うように 広がっています。

 

この草は 2年ほど前に 初めて見つけました。

見つけるきっかけになったのは この姿 

レース編みのようで 面白いでしょ 

これは なんだ 

興味津々で 調べましたよ~

 

 

 

花は こんな感じ

 

植物の””というものは 知れば知るほど 複雑なものです。

本来 花は 進化の過程で葉っぱが変化したもの

子孫を残すために その植物にとって 

一番都合のいい形へと変化します

 

この クルマバザクロソウ は花びらがありません・・・??

花びら ありますよね~!

 

花を構成する部分によっていろいろ呼び方があります

おしべ めしべ とか 花びら ガク とか

はなびらとガクの部分を 花被片といいます

外花被片が 『ガク』   内花被片が 『花びら』

つまり 花被片が ガクと花びらに分かれてなくて 

一枚なので 花びらがない・・という事のようです

 

これを理解するのに 結構時間がかかりました

ほんと 難しい 

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