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自画自賛shot
愛宕MORIタワーに映るフォレストタワーと秋晴れの空
*はとバスルートを徒歩でゆく社会見学ツアー(その3)
さて、大満足のうちに東京タワー水族館を後にして、次に目指すは愛宕
青松寺。
愛宕グリーンヒルズ(
9/20 の記事で紹介済)のツインタワーに挟まれて建つ曹洞宗の名刹です。
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青松寺カコイイ(・∀・)
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あたかも青松寺の山門のごとくそびえ立つ愛宕グリーンヒルズは、超高層のオフィス棟と住宅棟で構成され、飲食店をはじめ20店舗ほどのテナントが入っています。
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愛宕MORIタワー
東京タワーから東京プリンスの裏手を抜け、神谷町方面へと移動すると、目の前に現れる超高層ビル。昼間に見るの初めてだよ! 夜の方がキレイだけど、蓮の花のつぼみを模したデザインは明るいとよくわかりますね。緑溢れる敷地内はあまり人のこない穴場散策スポット。ツインタワーの周辺には寺院や放送博物館などもあり、なかなか楽しめそうです。
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此方は住居棟の愛宕フォレストタワー
家具付き物件の「サ-ビスアパートメント」に住めば、高級ホテルなみのサービス(ルームクリーニングやランドリー、電気・ガス・水道のユーティリティチャージなど)も完備。最上階(地上140m)には眼下に広がる眺望が楽しめるグリーンヒルズスパ、41Fには医師やバイリンガル対応の看護士が24時間常駐する健康相談室が。
いったいどんなセレブがお住まいなのでしょうか…。
ちなみに物件概要は、
竣工/2001年10月 階数/地上42階、地下4階建て 総戸数/353戸 延床面積/約62,475㎡ 専有面積/67.59㎡~246.6㎡ 間取り/1LDK~3LDK(全てサービスアパートメント含む)
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青松寺に到着
1476(文明8)年に太田道灌が開基し、1600(慶長5)年に現在地へ移ったとされています。愛宕山に続く高台の墓地には、入り口近くに人の形をした槍持勘助の墓があります。
広い境内は竹林や湧水など、昔ながらの自然が残り、都旧跡に指定されている江戸時代の儒者-井上金峨の墓、法輪大観音像などがあります。
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山門には右手と左手に二体ずつ四天王像が
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山門を裏手から
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本堂
愛宕ヒルズの開発に便乗して新築したので、本堂も境内もピッカピカ。とても立派なのですが、少々成金っぽい感じが…
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ドラゴンボール
実はこれが見たくて来たという…(ミーハーな私)。
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誕生童子と花祭り童子
「大仏キューピーと象さんの噴水」と呼んでいたのですが、ちゃんとした名前がありました。
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キモス!カワユス!! これぞキモカワ系の極致です
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左:ひと目でトリコとなった童子様。天上天下唯我独尊のポーズもキマってます。
中:子象さんたちの上にも小さな童子たちが甕を抱えてちょこんと座っています。なんで象?と思いきや、仏教のルーツはインドにありというわけね。カワイイ~。
右:おティンティン丸出しの裸ん坊幼児体型に老人のような顔つき。怖くて夢に出てきそう…。
このスバラシイ彫刻の作者は仏師でもある彫刻家‐籔内佐斗司氏。山門の巨大な四天王、壁を突き破るドラゴンも氏の工房が手掛けた作品なのです。
後で聞いた話によれば、此方の青松寺には氏の手による様々な仏像、屋内外彫刻がそこここに溢れているというじゃないですか!
これは絶対近いうちに再訪せねば!
特にトイレの天井近くから下を見下ろしているという「こぼすなさま」には是非ともお目にかかりた―い!
藪内佐斗司が手掛けた青松寺プロジェクトにおける全作品は
こちらでご覧になれます。
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愛宕山の湧き水がせせらぎを作る境内
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ドラゴンも口から水を吐き出しています
(愛宕山トンネルをくぐり、
霞ヶ関 へGO!)