*人生のような花火を一番感謝すべき日だった3月10日に
何度かこのブログでも紹介したことのある、東北関東大震災支援団体
美味しい食べ物届け隊 代表の藤巻一臣氏のツイートで
スコップ団 の存在を知りました。
団長である平 了さんのブログを拝見すると、震災から1年を迎える3/11の前日に、亡くなった方々を追悼する花火が上げられることを告知する記事がトップにありました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の花火は、お供えです。
雲が邪魔をしても、雲の上まで飛ばせば花火は見える。
スッと生まれて、ドンとキレイな大輪を咲かせて、散る。
まるで人生のようです。
咲ききることが出来なかった方が大半です。
だから、ドンと咲かせよう。
*スコップ団 団長・平 了さんのブログ
どうせ地球のチリだからな「天国へぶっ放せ」 より ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
費用は全て募金。
亡くなった2万人分の花火を上げるための3千万円は、全国からの募金で集められました。
このTシャツを購入すると、津波で亡くなった方数人分の花火になります。
ささやかな募金をさせていただくことにより、逗子にいながらこの壮大な追悼に参加することができました。
「花火に3千万も使うより、生きている被災者に回せ」という批判も目にしました。
が、「天国にぶっ放せ」は花火大会ではなく、あくまで追悼です。
山の頂上から上げるのは、天国に一番近い場所だから。
天国に届けるための花火です。
花火は本来「死者を追悼する」行事でもあるし、短期間で3千万円ものお金が集まったのは主催者の意思に賛同する人がたくさんいたからだと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
薄暗い中、花火が上がった。
夢を見ているような不思議な感覚だった。
す~っと上がっていく花火。
上がった花火が開いた瞬間に、悲しいでもなく、達成からの嬉しさでもなく、ただ涙が止まらなかった。
きっとね、いつかまた会えるんだよ。
来世になるかもしれないし、俺が生きている内に生まれ変わったりしてね。
よく分からないけど、そういう風に信じていようと思う。
*スコップ団 団長・平 了さんのブログ
どうせ地球のチリだからな「崩れた。」 より ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当日の花火は、糸井重里氏の
ほぼ日刊イトイ新聞 の
特設サイト でLive中継されました。
部屋の灯りを消し、PCのディスプレイに映る花火を静かに鑑賞しました。
無事に上がってホントに良かった。
どうか安らかに。きっと天国に届いたよね。
※「ほぼ日」さんのご厚意で「天国にぶっ放せ!」花火の映像が↑の特設サイトからいつでも見られるようになりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
VIDEO
団長のブログに、集合場所と時間が書かれる。
当日、全国から大勢の仲間が集まってくる。
彼らは津波や地震の被害にあった家屋を元の姿に少しでも近づける。
「人助けに理由なんていらねぇ」
「困ったときはお互い様だろ」
彼らは
SCHOP‐DAN ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スコップ団の活動は、鎮魂花火を区切りに一旦休止だそうです。