ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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23/01/27のダイアリー

2023-01-27 22:55:28 | 中川勝彦

雨降ってきちゃったね。雪になるのかな。


2023/01/27 Fri.
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脳出血で倒れてから早や3年、去年末にはリハビリのセラピストさんに「5年分の成果!」と上達ぶりを絶賛?されるまでになったわしですが、最近思い出すのが2019年10月、そう慈恵医大に運び込まれた頃のこと。

どうしてこんなことになったのかはわからなかったけど、延々と続く総天然色の夢に「これは・・・」と思いました。

そうあっちの世界ー三途の川じゃなかったけど。

ああきれいな世界でよかった、と純粋に喜びました(地獄じゃなかったのねと)。もうこの世に未練はないし、気分は最高だったと思います。

それが最後になって真っ暗な慈恵医大の病室にーーー。窓の外には東京タワー、わしは病室に1人だった。「え?」とまるで現実に引き戻された感じ、でもまだ夢を見ていたんです。



勝っちゃんがそこにいたから。

彼がその時言った言葉は忘れられない。まるで現実だと思えたから。。。「まだそちらで頑張らなきゃダメだよ。きみは右脚右手が動かないし、言葉もしゃべれない。でも生きてるから」
そう言われてそれが本当だったと分かった瞬間ーーすごいショックだった。

「何故右半分が動かないの? 右利きなのに」と言ったら「体や空間を認識する、感情をコントロールする右脳がやられるよりマシだよ。左が不自由だと左側に置いてあるものを見落としたり、壁や障害物に気付かずぶつかったり、病態失認や突然性格が変わってしまう症状が出たりする。それは直らないよ」と帰って来たの。

これ、わしは全然知らないことだったからさらにショック、、、しかも調べてみたらホントに正解だったし。

「リハビリをしっかりやれば大丈夫。言葉が出てくるようになれば日本語の文字列はすんなり入ってくるよ」という言葉を残して、勝っちゃんは去っていきました。

妹に「もっと荒れるかと思ってたのに大人しくて意外…」と言われたけど、こんな夢にまつわるストーリーがあったのです。

そうよ聖テレジア病院のスパルタリハビリもなんのその・・・言葉のリハビリはちょっとイヤだったけど、わしなりに頑張ったわ。

今もリハビリは続けています。どこまで良くなるかわかんないけど、当分「右手が動くように」を目指して頑張ります。

いつかこのことを書こうと思っていました。やっと書けた。
「言葉が出てくるようになれば~」の勝っちゃんの言葉、ホントだったね。
コメント
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