リハビリテーションの目的は「脳や身体の機能を回復する」「残った機能を開発・強化する」こと。継続して長く行ない、あきらめずに取り組むことが大切です。
一般に脳出血のリハビリテーションは
急性期(発症直後~数週間程度)→
回復期(数週間~数ヵ月程度)→
維持期(回復期以降)に分けられるのですが、発症直後に入院した慈恵医大では検査がほとんどだったため、わしのリハビリは転院先の聖テレジア病院となりました。
基本動作の訓練を行なう
理学療法士、生活動作を向上させる
作業療法士、失語症を担当する
言語聴覚士が、それぞれ医師と連携してわしに付けられました。
実施は3項目を1日1時間づつ毎日。理学と作業はリハビリテーション室、言語は視聴覚室に行って行います。
理学と作業、これが楽しかった!
運動機能の回復ではベッドから起き上がることから始め、座った姿勢を保てるようになったら車椅子に、立つ練習も始め歩行練習に移ります。箸の練習などを行ない、着替えやトイレ、介護入浴なども実際に自分で出来るようになりました。
聖テレジアはスパルタで有名で「出来ることは自分でやる」がデフォルトで、ヘンに甘やかされないところが良かったのかも。
1ヶ月に1度担当の医師と面談があって、「どのくらいまで戻したいですか?」って聞かれた時、「もちろん出来る限り元の通りに!」って言っちゃって目を丸くされたけど、先生もセラピストさんも本気出してくれて、ホントに感謝しています。
家に帰って2Fで生活するのは無理だと言われた時も「わしは絶対2Fに住む!」と突っぱねた意見を尊重してくれたし。
そのため入院できる期間も150日ギリギリまで延ばしてくれて、階段の上り下りを徹底的にやってくれた。
車椅子も2ヶ月で止められたし(初めは5年使うと言われたのよ)、1日1時間なんて少なすぎる!というのがわしの感想です。大変お世話になりました。
でも・・・言葉のリハビリ(言語聴覚士)はすっごく嫌だった。これに関してはまた次の機会に💦
さて今は維持期リハビリテーションです。
うーん、これが上手くいっているようないないような…。去年のリハビリがすごく上手くいったらしいので(5年分の進歩?)、誕生日にケーキ買ってもらったり、右足の装具も軽いのに変わったけど。
イマイチ停滞状態。。。まあ維持期リハビリに終わりはないし、「障がいが残る前の生活をできるだけ取り戻す」ため頑張ってやっていくしかないね。
鎌倉リハビリテーション聖テレジア病院 - ナンシー・Chang!のおいし~生活
わしが5ヶ月を過ごした聖テレジア病院。慈恵医大病院の記事を書いた時「転院先の病院についてはまた次の機会に」と言いながら、結局2年近く過ぎてしまいました。。。2022/08...
goo blog