去る8/5(土)、「湘南グルメ倶楽部」のお食事会が逗子で催されました。このブログでご報告するのは、6月末のドルチェ ファール ニエンテ@鎌倉に続き2回目です。
会場となったレストランは、私が週一で利用しているご近所イタリアン ウーナジョルナータ。お店のデータなどは8/18の記事をご参照下さい。
「1,575円でワイン持込みOK!」という情報を聞いたスティーブ@茅ヶ崎氏の「暑気払いといきますか!?」という一言がきっかけで、トントン拍子に実現となりました。
偶然仲間内でのおめでたいニュースと時期が重なったため、結果的には祝賀会と化しましたが。
祝賀会の内容については、主役が「あなたとツルんでいることを知られたくない…(恥)」と仰るので(え~~何故ですかぁ!? ってか、もうすでにバレているかと…爆)詳細を伏せます。
スティーブさま、某サイトのレビュー拝見しました。あーいう風に書けば良いのですね!?
私には文才がないのでとてもとても…。いやぁ感服いたしました。
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当日は、わざわざ東京から出て来てくれたかおりんと逗子駅で待ち合せ、市内では一番のお気に入りカフェ COYAへ。一水とはそこで落ち合う約束となっていました。
ディナーを後に控えているため、オレンジティーやアイスチャイなどをオーダーし、しばしまったり。
オーナーの根本きこさんは、去年生まれた赤ちゃんを連れてきて店先であやしていました(ビックリするほど愛想のいい男の子なのだ)。お店を改装し、奥に赤ちゃんを寝かせたり、ママがオムツ替え出来るスペースを確保してあります。お店の「古民家」度が更にUPし、私的にはいっそう居心地が良くなった。
土間に赤ん坊が遊ぶゆりかごがあったり、奥の部屋に猫がいたり…。こんな雰囲気で落ち着けるお店、ここ以外には在りえない!と思います。
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1時間ほど寛いだのち、会場へ移動。
ウーナジョルナータは、一見どこにでもあるようなこぢんまりとしたお店ながら、若いオーナーシェフの腕はあなどれません。
湘南グルメの重鎮である王様が足繁く通い、自らイタリアで仕入れてきた禁煙札やら、シチリアで撮ってきたお写真などを寄贈されていることからも分かるように、舌の肥えた大人を十分に満足させられるお料理を(しかもリーズナブルに)提供してくれる、今時奇特なレストランなのです。おばさまたちの社交ランチ場にしておくには勿体無さすぎ!というもの。
今回はお祝いの席でもあるからと、ワインコレクターのスティーブ氏が「飲めるのは最初で最後」というお宝ワインを提供して下さるとのこと。料理の予約を任された私は、その旨を話しシェフに相談してみました。返事は「こちらにすべてお任せ願えますか?」。一瞬その瞳の奥にメラメラと燃える炎を見た気がしました。
予算5,000円(!)で実現した9皿は下記の通り。
・夏野菜のカポナータ(オレンジ風味)
・ヒラメのカルパッチョ
・地鶏のレバーパテ バゲット添え
・サザエのガーリックバター焼&鰯のロール焼
・トマトの冷製カッペリーニ
・和牛すね肉煮込みのニョッキ
・真鯛の軽い煮込み シチリア風
・子羊のカツレツ タレッジョチーズ
・ドルチェ(りんごのクラフティ、桃のパンナコッタ)
・カッフェ
基本的には「シチリア料理」だそうですが、食材はすべて地元で手に入れるものなので、郷土料理独特のくせもなく、非常に食べ易い湘南イタリアンという印象(写真のサザエと鰯の前菜などまさにそれ)。でも、タレッジョチーズをあしらったカツレツ、ニョッキにからめた牛すね肉の煮込みなどは「これぞイタリアン」という力強さを感じさせる逸品。
この日のために持ち込まれたお酒は4本ありましたが、偶然にも料理とのマッチングがドンピシャだったから素晴らしい!(お酒については後ほどゆっくりと書かせていただきます)
いや~、こんなお食事会なら何度でも大歓迎です。
素晴らしい銘酒を提供して下さったかおりんとスティーブさま、思いっきり腕をふるってくれたシェフに感謝!
もちろん祝賀ディナーは大盛況のうちに幕を閉じ、飲み足りない数名は場所をカフェ・ジャメルに移し、裏庭ビアガーデンで更に盛り上がったのでした。
---------------------------------------------------- スティーブ先生が持ち込んで下さったワインの詳細は こちら をご参照ください。
★店舗情報/COYA 【閉店しました】 /UNA GIORNATA 【閉店しました】