♪エノラ・ゲイの悲劇／Orchestral Manoeuvres in the Dark（O.M.D）

1945年の本日、午前8時15分。
広島市に原子爆弾「リトルボーイ」が投下され、14万人もの尊い命が奪われました（同年8月9日には長崎市へ投下）。
日本人が決して忘れてはいけない日です。

■Enola gay　 歌詞は こちら

というわけで、8月6日にあえてこの1曲を。

1980年に全英で第8位を記録した、イギリスのシンセポップデュオOMD（Orchestral Manoeuvres in the Dark オーケストラル マヌーヴァーズ イン ザ ダーク）のスマッシュヒットです。「CNNデイウォッチ」のテーマ曲として耳に馴染みのある人も多いのでは？

軽快でキャッチーなテクノポップの曲調とは裏腹に、歌詞に散りばめられたシニカルな原爆批判の直喩表現が強烈な印象を残す名曲でもあります。

エノラ・ゲイの悲劇

エノラ・ゲイ　貴女は昨日家にいるべきだった
まさかこんなことをしでかすとはね　言葉もないよ

貴女の仕掛けたゲームが導く悲しい結末
エノラ・ゲイ　他に方法はなかったのかい
8時15分　いつもと変わらぬ朝
僕らはラジオで貴女のメッセージを聞いた
“コンディションは正常　これより帰還する”

エノラ・ゲイ　リトルボーイは自慢の息子だね
貴女のキスは　永遠に消えはしないんだよ

Orchestral Manoeuvres in the Dark（O.M.D）

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※超意訳ですのであしからず。
原爆を搭載した機体名称である「エノラ・ゲイ」は、機長であるポール・ティベッツ大佐の母親の名前。
20万人に死を運んだ爆撃機に母親の名前を付けたんですね。

それにしても「エノラ・ゲイの悲劇」って邦題はどうなんだろ？ ちなみにキャッチコピーは「テクノ爆弾を搭載して今、発進の時」でした。