ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

25/01/16のダイアリー① #白い巨塔 最終回

2025-01-16 08:21:20 | 日々のつれづれ


11話で最高に輝いていた栄光からの転落。最終回は裁判での敗訴、癌発症、手術からの死、とたたみかけるように財前五郎の最期の姿が映し出せされていきます。


2025/01/16 Thu.
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ちょっと前にTVKで再放送した時に観られなかったのはドラマ後半の裁判編?があまりにも苦しいから。あんなに原告が勝ったシーンで絶望したのは初めてかもw

「原発巣は切除されていない。恐らく開いたら手の付けられない状態だったため、東先生はすぐに閉胸したと思われる。またすでに両肺に肺内転移を起こしている。ステージⅣだ」

「はっきりとありのままを言ってくれ里見。余命はどのくらいと読む?」
「長くて3か月だろう」
「うん、 僕の診断と同じだよ」




「財前、俺の病院へこないか? せめて君の不安を受け止めたいんだ。 俺が受け止めたいんだ」
「里見、僕に不安はないよ。ただ...無念だ」

あかーん涙腺崩壊・゜・(ノД`)・゜・。

大学病院の人間は大学病院でしか死ねない。
前半で末期の患者はさっさと出て行ってもらったのに、教授は末期でも出させてもらえないなんて。



「里見の様には患者と向き合わなかったかもしれない。だが常に真剣にやってきた。真剣にオペをやってきたし真剣に偉くなりたいと思った。目指すなら一番上を目指したし作るなら最高の病院を作りたいと思った。多少強引な所があったが何かを得る為なら仕方ない。それがそんなに責められる事なのか?」

敗訴したのは悔しかったんだろうな。病院で目覚めて1番に弁護士に電話したくらいだから。先が長くないと分かった最初の言葉が「判決の最後を見ることができないな」だったし。

「お金にならない涙は出さない主義」だと言っていたケイ子。
死の間際、お互いの今の気持ちをはっきり打ち明けられて良かった。

財前危篤の知らせに病院に向かう夫に「あなたの一番の友達だから」と三知代。

2人で…。
里見先生と一緒にトップを目指したかったんだよね。

どんなに衝突してもお互いのことを見ていた。引っ越し作業中の里見先生に高度がん医療センターを薦めるシーンがあったけど、「里見と一緒に働きたい」って素直に言えたら良かったのに。がん医療センター長になりたいのは、内科を里見先生に任せて1人の患者も死なせない理想の病院を作りかったのかも。

佐々木さんのこと、ずっと引っかかってたんだね。

財前又一(西田敏行)は五郎を国立大学でトップの成績だから婿に選んだけど、ホントに可愛がってくれてありがたかった。

末期の癌だとわかったら心から助命を願ったり、裁判で負ける原因になった柳原先生のことも水に流して実の母が来た時には労わって迎える温かさもある。

手術してほしかったのは東先生、病理解剖してほしいのは大河内先生、屍を託したいのは里見先生、裁判では敵だった人たち。財前五郎が末期癌になることで被告も原告も協力し合う。

あんなに色々あった東教授との師弟愛、里見先生との友情を超えた絆、父親も妻も愛人も第一外科の人たちも(涙を流している人もいた)、愛されていたんだな (;ω;)

オールバックに白衣 (/ _ ; )

最後の最後まで医師だった財前五郎らしい死装束。

佐枝子最低。。。あれだけボロクソ言ってたのに。

ずっと一緒にやってきた同期が亡くなったんだよ。今は1人にして欲しいと思ってしまう。最終回、あまりにいいシーンがめじろ推しだったのにこのシーンはまじで要らない。

根っからの悪者だったのは鵜飼学長だけかしら。

意識混濁の財前が「誰だ君は?出て行きなさい!」と一喝して追っ払う場面は笑えました。

伊武雅刀さんいいなぁ。どんな役でも好き❤️『ドクターX』シーズン3では大門未知子に振り回されるので見物です。

「里見へ。この手紙をもって 僕の医師としての最後の仕事とする」
不自由な右手で遺言を書いたのも泣ける。里見先生だけが心から信頼している「医者」であることがわかります。

「これからのガン治療の飛躍は手術以外の治療法の発展に掛かっている 僕は君がその一奥を担える数少ない医師だと信じている 遠くない未来にガンに寄る死もこの世からなくなる事を信じている 僕の屍を病理解剖ののち、君の研究材料の一石として役立てて欲しい 屍は生ける師なり」

「なお、自ら癌治療の第一線にある者が早期発見できず、手術不能の癌で死す事を心より恥じる」

絶対に負けない、と言っていた財前五郎が負けを認めた一文。でも最期まで医師として生きたんだね (;ω;)

なんか伊藤くんの存在が薄れてしまった。。。


田宮二郎さんの財前五郎も観たくなった。
映画版、テレビドラマ版と財前五郎を演じ、撮了とともに自身の人生にも幕を引いた人。

田宮さん母親が好きだったんだなぁ。

母が好きだった俳優は他に天知茂 さんと竹脇無我 さんだったんだけど、『岸辺のアルバム』をつい最近TVerで観れた。

昔のテレビドラマ、もっと観られたらいいな。

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