神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

スキなワイン

2011-07-05 13:24:43 | Weblog
もともと、アルコールに弱いワタシ。


なのに
ワインをテイスティングして口に含んだ後に吐き出す、という事が

どうしても抵抗があってデキナイ  勿体ないじゃん


いいの。ワインソムリエではなくて、山梨ソムリエ目指してるから。。。





という訳で、

いつも山梨めぐりで酔っぱらってるんですけど
酒に弱いなりに好きなタイプがありまして

甲州はモチロン、スキ。 大好き。(アルコール度が低いのも有り難いですね

あと、デラウエア。 
デラのワインが山梨ワインで「おいしい~」って初めて買ったワイン。
最近、デラウエアの辛口タイプが気になってます

赤ではライトタイプの冷やしたベリーA。スキ。



そして最近気がついた。 ワタシ、メルロがスキらしい。



何も考えずに赤ワイン呑んでいて
「あれ、この味、スキだな~」と思いラベルを見るとメルロ、って事が度々。



ちょっと発見です








奥野田ワイナリーの中村さんがお話してくれたんですが


勝沼の醸造家たちは3世代くらいの幅があって
甲州種という日本固有種に誇りをもって、大切に育てていくつもりは皆一緒ですが


第一世代(約50~60歳代)の醸造家たちは「甲州ぶどう」を
世界的に認めさせるために努力していて

第二世代(約40~50歳代)は自分たちのワインが
世界に認められるために欧州品種育成に努力していて


近年、ワイン用ぶどうが手に入りにくくなってきて

第三世代は「それなら今あるぶどうでワインを造る」という選択をとっている、と話してくれました。



デラウエアの辛口ワイン、個性的なベリーAのワインが出てきているのは
そういう流れの中から生まれているんですね。

(ワタシは大好きですので、大歓迎ですよ !)



以前にグレイスワインの三澤社長さんが

ワイナリーが農協からぶどうを買ってワインを造っていた頃
画一的なぶどうが手元にくると、醸造家たちは
自分の醸造技術で差を出すことを考えたので技術は向上した

と、話してくれたことがあります



なんというか。


何事も前向きに受け止めて、ガンバルって大切



ぶどうを植えてから、ワインになるまで
多分早くても5年くらいかかる。
現在の農家の高齢化やさまざまな問題を抱えていますが


農業に明るい兆しが見えた時
スバラシイ技術を持ってワインを造れる時代がきたら


嬉しくなっちゃいませんか


山梨の、日本のワインは5年先、10年先、100年先を考えた
「ぶどう造り」であり「ワイン造り」の計画に入っていると感じます。



がんばろう日本




コメント (2)
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