『LIFE SHIFT』著者ンリンダ・グラット氏「人生100年時代の生き方はマルチステージで」 ベストセラー『LIFE SHIFT(ライフ・シフト』の著者が語る
たまたま「人生100年時代」というテーマのNHK+でみた番組でリンダ・グラットのインタビューがやってました。
こちら↑はNHKでなく日経のインタビューですが概ね似た話です。(NHKの方が全然わかりやすいですが、、、、)
リンダ・グラットさんの話でなるほどと思ったところは、人生「勉強」、「仕事」、「定年=引退=遊ぶ」のパターンが人生100年時代にそぐわないという点は一般的議論でおなじなのですが、昨今の論調だと、「定年=引退以降も働く」または「早めに資産を作ってFIREする」という2点と違うところです。 つまり、人生「勉強」、「仕事」、「定年=引退=遊ぶ」をいろんな年代で混ぜていくということです。例えば、「仕事」はいったん40歳でやめて、「勉強」を数年する・数年「海外に遊学する=遊ぶ」、45歳でまた働き始めるとか、50-60歳まで「遊ぶ」で60歳から働きはじめるとか。この「勉強」「仕事」「遊び」を人生100年で適宜組み合わせて行くという理論です。
2021年末で早期退職して、2022年は2つの仕事を経験して、いまだこれからどうしようか???という僕にはなかなか「目から鱗」の話でした。
人生100年働くなんてまっぴらごめんだし、60歳から遊びばかりで悠々自適なんてそんな金なし(年金や資産運用も??だ)、という僕(をはじめ多くの皆さん)にはぴったりのコンセプトかと思いました。また、健康寿命が70歳ちょいなのも、「遊び」に関して考慮しなければなりません。70歳まで「働い」てその後「遊び」なんかは現実的ではないです。それなら例えば、55-60まで遊んで、60-65まで働き、65-70まで遊んで健康を保って、70歳からちびっと働くっていう方がましな感じがします。