先週の朝のツーリングで箕面山の寒さが身にしみた。一応、カンパニョーロの冬用のジャージとタンクトップタイツ、薄手のウインドブレーカーで昨シーズンの冬は過ごしたのだが今年はもうあきまへん。寒すぎます。昨シーズンの冬は、へたしたら3/4だけのタイツの人も居たぐらいなのに、今年は箕面のサイクリストの皆さんは皆、一回り分厚いウエアをきていらっしゃる。
はTり氏に教わった梅田ギャレのCYCLE WORLDへ金曜の夜に行ってみた。パールイズミのウエアが20%OFFのセールをやっていた。試着してみたら、やはり今のウエアより一回り分厚く、暖かそうだ。さらに思ったほど重くもなく、着ごごちも快適だ。ウインドブレークジャケットとプレミアムウインドグレークタンクトップタイツ、なかなかいい値段なのだ。天気予報で連休の気温(最高8℃)と箕面のダウンヒルの寒さが頭に浮かび、えいやと購入。ついでにモンベルショップで耳当ても購入。寒さ対策が一挙に進みほくほくとなる。
土曜日起きたらやはり雨。しかし、8時過ぎにぴたりと止む。天気は回復傾向だし、もう大丈夫。と勝負をかけてNewウエアに身をつつみ出発。猪名川沿いをR12の道の駅いながわを目指した。猪名川沿いはかなりの向かい風であったが、ジャケットとタイツの威力は絶大でまったく寒くない。いやあーーいい買い物したなあ。正月はユニクロで買った1280円のフリースも暖かくて良かったし、今年は買い物当たり年だ、などと思いながら、屏風岩を経て道の駅に到着。
ここからR68川西三田線に。ゆるやかな田舎道ののぼりを経て、田んぼの中の快適なほぼフラットな道へ。
R319で下佐曽利の公民館へ。この道はGATちゃんに教えてもらって来て以来3ヶ月振りだが、車も少なく路面もきれいでツーリングには持っていだ。ここいらから小雨が少し強くなってきたのでになり公民館で雨宿り。Newのウエアは小雨ぐらいではびくともしない。特にウインドジャケットはなかにまったく水を通さない。すばらしい!
暇なので写真を撮って待つ。
小降りになったので帰路に着くが、途中本降りとなる。無人野菜販売所の軒先でまた雨宿り(田舎なのでこれくらいしか雨宿りの場所がない)。タイツも前面は防風、防水効果は抜群なのだが、いかんせん、背中への泥はねはどうしようもない。下半身の後ろ側へは結構、水がしみこんでくる。やはり今年も雨男だ。
まあ、今日の場合はしょうがないか。もともと不安定な天気だし。だいたい行きも帰りもただのひとりもサイクリストに会いませんでした。よっぽど冬用のウエアが試したかったんだね、このおやじ。
まあさすがに寒いので、道の駅近くの「岩屋館」の風呂へ避難。入浴代840円タオル100円。屏風岩を見ながら、一人露天風呂に浸かる。極楽、極楽と。
小一時間で雨があがり帰路に着く。猪名川沿いの土手道は完全にドライだった。やはり山の天気は全然平地と違う。
途中、呉羽橋の近くで、鳥使いのおばさんをみかけた。ものすごい大きい鷲を含めて、20羽くらいの鳥にエサをあげていた。おばさんが空中にエサを投げるとぱくっとキャッチする。鳥はぐるぐるおばさんの周り旋回していて、大きな鷲が羽を広げたところが、丁度伊丹空港を離陸したジェット機と重なると、2つが同じ大きさに見えてぎょっとした。 エサがなくなると、なんとなくありがとうという感じで、鳥がおばさんの周りをのんびり旋回しながら、山の方へ1羽1羽去っていった。
いつもの伊丹空港はめずらしく日中から滑走路に点灯していて、なかなかきれいだった雨でとんでもツーリングとなったが、Newウエアの威力でなかなか面白かった。
61.7km ave 21.4km/h
でもあの天気の中、走った俺はやはりアホか。しかし、性懲りもなく、これでゴアテックスのレインウエアがあれば完璧だなあ.....と思っている今日この頃であった。
おまけ。
次の日は、奥伊吹山スキー場へ。雪不足とアイスバーンでいまいちだったが、気温は低く雪がしまっていて、まずまずでした。
そして、私の愛用のスキー。非カービング、2M近い板。バックルでないスキーブーツ。スキーバブルの時に買いました(正確には、板はもらいもの)。もう15年以上です。マッカラン12年よりプレミアムです。あの頃は、人のウエアや板が気になったものである。せっせとスキーに繰り出していた。スキー場では女の人がきれいに見えたし。「私をスキーに連れてって」という映画がはやったなあ。飛行機の機内で何年か前に初めてみたけど、まさにバブルの産物でこっぱずかしい映画なのだが、まあ単純に笑えないなにかもある。
ショートスキーなら便利そうなので買ってもいいか、と近くのビバスポーツへ行くと見当たらない。店員の人に聞くと、「今はあまり作ってないですねえ。4、5年前がピークでした。」とのこと、今シーズンもこの年代物で過ごします。