銚子にある関東最南端犬吠埼ツーリングに行ってきました。
アジトつくば市から地図で100キロちょっとなので、もしかしたら往復できるかも?などと分不相応なことを考えて。朝の5時に出ましたが、やはり私のぬるーーい足では行くだけでばててしまい、のんびり輪行で帰ってきました。
151.8km ave.20.2km/h
コース図はこちら。
コースは取手まで一般道R19,R210,R6でその後はほとんど利根川沿いの自歩道を走ります。
朝5時に出発時には小雨。まあすぐやむだろうとゴールドウインのサイクルレインウエアを着て出発しました。
朝早いので確かにR19は空いていましたが、路肩のない道でトラックなどがすごいスピードで走っていて怖い思いをした。
R210へ入ると車はかなり減りましたが、雨が本降りになり少々心細くなりました。
まあ、出発した以上は走るしかありません。

利根川に支流の子貝川沿いに自転車道を見つけてしばし、ほっと一息。
ゴールドウインのサイクルレインウエアは、値段的にゴアテックスより安いので、本降りだと1時間もするとかなり内部も濡れてくるのだが、小雨だとかなりの時間快適に走れるので、天気の読めないロングツーリングに重宝しています。

8時過ぎに取手駅に到着してそこから利根川の自歩道に入りました。
河川敷の自歩道はかなり広い。淀川のようなきつい車止めはないのがありがたいです。

8時半ごろになると雨も止んで、路面も乾燥してきました。
やっとツーリングらしくなりました。

利根川の自歩道には「海から〇〇km」という看板が、頻繁に立ってます。
500Mおきに立ってたりしてちょっと邪魔くさいくらいです。
「海から0km」という看板もあるのかなあ、と思って楽しみにしてましたが、その後残り20km位で見失い「海から看板」を発見することはありませんでした。

利根川はやはり大きいです。広い河川敷に大きな木が生えているところもあります。

路面はかなり良くて走りやすいです。このような道が延々50kmあまり続きます。
朝10時までは河川敷にありがちな風に悩まされることなく走れました。

河川時期には麦畑がありました。堤防の川と反対側には広大な田んぼが広がっています。

出発地点の取手の大利根大橋から、終点銚子の銚子大橋まで12の橋があります。
コンビニや自販機はもちろんありません。
佐原の町にある水郷大橋の近くにコンビニがあり、ここで補給できます。

なんと河川時期に牛が。牧場になっているようです。写真を撮っていたら手前の牛にじーーと見つめられてました。立派な角がついているのでちょっと心配でしたが、闘牛じゃあるまいし、まさか突っ込んで来ることはないですよね。

この牛は堤防のすぐそばの農家のものらしいです。牛舎からおばさんが牛を河川敷に連れて行こうとスコップで牛のお尻を叩いています。牛はほとんど上の空で畔の草をたべております。

さてのこり30kmになりました。川幅はさらに広がりました。10時半ごろからはやや向かい風になりました。いつもはマイペースで一人旅が多いのですが、河川敷一人旅はきついなあーー。

自歩道も終わりに近づいてくると、右に利根川、左に常陸利根川を見ながら走ることになります。ありゃーーまーという位、まっすぐのみ道です。

利根川大橋で自歩道は終点です。R124の旧道を走り、有料の利根かもめ大橋で右岸にわたります。さすがに長い橋です。この橋を渡ると茨城県から千葉県銚子に入りました。

海岸を外周するR254で犬吠埼を目指します。
銚子港到着。

R254の港の近くでは路肩にいわしが落っこちてました。20,30匹まとめて落ちているところもあります。

太平洋に到着。どーーんと波が打ち寄せて、煙がたってました。錆びるのではと、ちょっと自転車心配です。

顔の左に見えるのが犬吠埼です。観光のおばちゃんに撮ってもらったのだが、はじめカメラを裏表反対に構えていて、おばちゃんはレンズを覗いていたので、こちらからおばさんの目のドアップがディスプレイに写っていて、大笑いしてしまった。
親切に、灯台も入れて何枚も撮ってくれました。(一応フォローしておきます)

犬吠埼と灯台。天気が悪いのは残念です。
この時点で13時。出てから8時間。このまま引き返しても21時到着...
昼飯も食ってないし、輪行で帰ることに決定。
観光モードにしました。

犬吠埼から自転車で数分のところに銚子電鉄犬吠駅があります。
赤字を名物ぬれせんべいで補填してるとのこと。
駅でその場で焼いているものを買って食べました。
やわらかい歯ごたえといい、醤油味といい、うまかったです。

銚子電鉄は銚子まで20分くらいで走っています。

銚子についてからちょっと散策したいと思っていましたので、自転車そのまま乗せててもいいか聞くとOKとのこと。
ただ、自転車も一人前の料金だということでした。まあ、こういうのも経験ということで、乗りました。
これは楽です。

電車はJRと同じ銚子駅に着きます。

銚子駅で降りて、ツーリングマップルに載っていた海鮮料理「久六」へ。
名物の「きんめ鯛のずけ丼」を食べる。
油がのっていてこれは真面目にうまかった。夏には身がしまってくるのだが、この季節はまだ、油がのっているのだそうだ。
店のおばちゃんも感じいいし。
銚子から輪行で帰宅。銚子15:15発ひたちのうしく18:45着。
輪行の準備をしていると「何キロでるの?」とか「タイヤはなんでつるつるしてるんだ?」とか何人かから質問される。
おじさん、おばさんに声を掛けられるのは、関西も、関東もいっしょですね。
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