なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

折れた木たち・残った木たち~私市植物園 10月 (3)

2018-10-30 05:14:25 | 植物
被害が大きかったエリアはまだ立ち入り禁止になっていましたが、入れるエリアでも台風の傷跡がそこここで見られました。
倒木を処理したと思われる切り株や、輪切りにしたような木など・・・

一方、「無事だったのね~」と抱きしめて肩を叩きたくなるような木々も沢山。
今日はそんな木の中からいくつかご紹介します。

まずは目に付いたのがこの光景。
中央に何本か並んでいるのは、あのスラッシュマツです。
よく見ると、上の方が折れて背が低くなっていました。



近づいて見上げるとこんな感じで・・・

          

背が高い分、風の影響を大きく受けたようです。
でも左手のサクラの木は特段の被害がなかったようで、紅葉が始まっていました。






マツのエリアから下に降りるとそこはユリノキ広場。
まずは、イイギリの赤い実が出迎えてくれました!



すごく背が高いのに元気に天辺のほうまで赤い実をつけていました。

        


近くにあった、この倒れた木の根っこ。



あのセコイアの巨木がなんと根こそぎ倒れてしまったようです。
隣には、難を逃れたセコイアが・・・

        

見上げる巨木代表のセコイア、まさか倒れるとは思っていませんでしたが、案外風には脆かったようです。


そして変わらぬメタセコイアの巨木群・・・



この景色、一本なくなっても変わってしまうと心配していましたが、無事な姿をみられて良かったです。


メタセコイアとラクウショウの並木道です。




右手には春に優しい白い花を一面につけるカスミザクラと祠・・・
この一帯は、仏様が守ってくださったのかもしれません。




つづく・・

<撮影:2018年10月21日 大阪市大理学部附属植物園にて>






コメント (4)
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