なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

まるでヒトデ?ホトトギスの仲間たち~京都府立植物園(5)

2018-10-13 07:39:22 | 植物
わが家にも毎年細々と咲いているホトトギス(ユリ科ホトトギス属)。
葉は早く伸びてくるのですが、成長の途中でいつもルリタテハの幼虫のパクパク葉を食べられてしまいます。
それでも必ず一輪、二輪の花を咲かせてくれる可愛い植物です。

今回京都府立植物園の植物生態園には、そんなホトトギスの仲間をあちことで見ることができました。

最初に見かけたのがこちら。
タイワンホトトギスです。



その名の通り、台湾では普通に自生しているそうですが、花が美しいので日本でも沢山栽培されています。

まだ蕾の株が多かったのですが、咲いている花もありました。



で、その花をアップにするとこんな感じで・・・



花の斑点といい、柱頭についた粒々といい、ヒトデみたいでちょっとドキッとします。
調べてみたら、ホトトギスの由来となったのがこの斑点模様。
鳥の杜鵑のお腹の模様に似ているそうです・・・といっても見たことがないのですが。
下向きにぼてっと6本下を向いているのが雄蕊。
そして、中央の3本に分かれているのが雌蕊の柱頭。3本の先はさらに2つに割れ、ますますヒトデチック。

あまり大きくするのも考えものですね。
虫の目からはこんな感じに見えているのでしょうね。

<<追加です!>>
今日、庭に出てみたら、わが家の半野生化ホトトギスが水まき用バケツにもたれかかるように咲いていました!
ザ・タイワンホトトギスですが、栄養不足でひょろひょろしています。
でも可愛いうちの子供です。





次にみかけたのはうって変わって純白のホトトギス。



こちらもまだ咲き始めでしたが、全体が真っ白で綺麗です。
シロホトトギスの名で販売されているようです。
色は白くても、花の造りは同じです。



          


そしてもう一種類咲いていたのがこれ。



タイワンホトトギスより優しい感じ。
こちらが、元祖、ホトトギス・・・だと思いますがいかがでしょう。
名札がなかったので、自信がありません。

タイワンホトトギスは何度も枝分かれして花が豪華に付きますが、こちらは見事に一直線。
その様子をどうぞ!

 

               


ホトトギスといえば、花のほかに鳥のホトトギスもいますよね。
姿を見たことがないのですが、鳴き声はなんどか聞いています。

鳥つながりで、この日偶然みかけたこの鳥。



「大型文鳥くちばし黄色バージョン」といえば、イカルです!
この日はあちこちで、綺麗なイカルの鳴き声を聞くことができました。
姿まで見られたのはラッキー^o^v








コメント (24)
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