なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

生態園の初秋の花~トラノオスズカケなど

2018-10-03 05:59:55 | 植物
さて、今日は昨日に続き、少し前になりますが、9月17日に植物生態園で見た花をご紹介します。

ちょうどカリガネソウが咲き始めていました。
シソ科Tripora属。
京都では自生地が少なくなり、絶滅危惧種に指定されています。
案外育てやすく、9月にはあちこちのお庭で沢山咲いていたようですが、自然界は難しいですね。
上に伸びる雄蕊がくるんと可愛いです。




初見の花、名札には「トラノオスズカケ」の名前。
オオバコ科クガイソウ属。
スズカケソウに似ていますが、花が虎の尾に似ることから名付けられた・・・
といいますが、どうみても虎の尾にしては短すぎ!
四国、九州にわずかに自生し、絶滅危惧種に指定されているそうです。




3年前に行った時は結構沢山咲いていましたが、今回はこの一輪。
キバナアキギリです。
シソ科アキギリ属。
優しい黄色に、赤紫の蕊と模様は上品ですが、噛み付かれそうな花の形が特徴です。
すごく暗かったので、ピンボケオンパレード失礼!




オトコエシの花。
オミナエシ科オミナエシ属。



背が高いので台風で倒れてしまっていましたが、株自体は元気です。




たった一輪咲き残っていたフシグロセンノウ。
ナデシコ科センノウ属、
落葉で埋め尽くされ、荒れた生態園に、鮮やかなオレンジが光ります。




その他にも、咲き始めのヒキオコシ。
シソ科ヤマハッカ属。
たった一輪咲いていました。ものすごく小さいです。




ラストは、ヤブマオならぬ、ラセイタソウ。
イラクサ科カラムシ属。
花穂はヤブマオに似ています。







コメント (8)
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