なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

地味~を食べてみた:エノコログサのお味は?

2018-10-24 05:25:25 | 植物
昨日は地味~だけどなかなか面白いイネ科などをご紹介しました。
この季節、一番良く見かけるイネ科といえばこちら。



10月13日に歩いた宇治川散歩道で見かけたエノコログサ。
実が熟し、半分くらい落ちてしまっていました。

時は遡って、10月4日、自宅の庭に生えたエノコログサを収穫して玄関で干していました(写真1)。
十分乾き、これ以上吊るしておいたら実が落ちそうだったので、一旦空き箱に移動させました(写真2)。

(写真1)                       (写真2)
 


そのまま忘れること2週間、エノコログサの写真を見て「あ、あれ食べてみなくっちゃ」と思い出したのでした。
穂を振るだけで実がぽろぽろと落ちてきます。
短時間でこんな感じに。採れた実(写真3)と、残った穂(写真4)。

(写真3)                       (写真4)
 


ゴミもほとんどなく、綺麗にとれました。
これをフライパンに入れて炒っていきます(写真5)。しばらくするといい匂いがしてきて茶色に変身(写真6)。

(写真5)                       (写真6)
 

途中、フライパンの温度が上がって、何度も安全装置が働き火が消えます。
賢すぎるのも考えものですね。

実のアップの比較。左が炒る前(写真7)、右が炒った後(写真8)。

(写真7)                       (写真8)
 

まずそのまま食べてみます。

・・・・ぷちっとした食感で、香ばしい味がします。
食べられないことはなさそう。
でも何粒かに一粒、まるで砂を噛むような食感の粒が・・・
炒りすぎなのか、ちょっといただけない感触です。

塩粒やのりと混ぜてふりかけにしようと思っていたのですが、微妙な感じだったので諦めました。
作り方がシンプルすぎたのでしょうか。
それとも、もっと大きな株の実でないとだめなのでしょうか。
課題を残して、今回の実験は終了しました。

せっかく炒った実、捨てるのももったいないので、玄関先にまいて鳥のえさにすることにしました。
翌日、影も形もなくなっていたので、鳥さんにはご馳走だったようです(^◇^;)



コメント (16)
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