なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

小さすぎ!クロバナヒキオコシなど~京都府立植物園(2)

2018-10-10 05:51:16 | 植物
とある方からいただいた、「京都府立植物園に行ったらクロバナヒキオコシを撮ってきてほしい」というリクエスト。
よりによって、クロバナヒキオコシ!
ご存知の方は、はは~んと苦笑されたでしょうが、あのシソ科の長身かつミニサイズの花です。
ちょっとした風でゆらゆら揺れて、撮影は至難の業。
正直、咲いてなかったらいいな~、とは全然思いませんでしたけど(笑)

お馴染み植物生態園の湿地ゾーンにある池のほとり。
ここに毎年クロバナヒキオコシとワレモコウが絡み合うように咲いています。
先月行った時は台風のあとで、どちらも1輪ずつしょんぼり咲いていただけでした。

それが今回は・・・



ヤッター!沢山咲いていました。
え、見えない?

じゃあ、これはどうでしょう。



少しは見えるのでは。
クロバナヒキオコシ(シソ科ヒキオコシ属)
毎日GOOさんが送ってくださる一年前の記事のメール、その10月5日の記事が、まさにこのクロバナヒキオコシでした。
解説とかはここにまとめてるので、興味ある人はこちらを見てくださいね。
(明らかな手抜き^^;)
→ https://blog.goo.ne.jp/natumkn/d/20171005

実際にはゴシャゴシャに咲いていて、どうにも絵にならない写真を大量生産してしまいました。
体の中央がくびれお尻がまんまるのハチがぶら~んとぶら下がって吸蜜中。



                 こちらは光の具合だけとは思えない黒っぽいクロバナヒキオコシ。
                 毎年、紫っぽい花と、黒っぽい花の両方を撮っていますが、この違いは何なんでしょう・・・

                 


写真を撮っていたら、にゅっと横から赤い顔を出してきました。



わ、びっくりした。
いつも仲良くクロバナヒキオコシと一緒に咲いているワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)。

ザ・秋の風情の花。
昔はそれほど興味がなかったのですが、歳を経る毎に、深い赤の魅力に目覚めてきました。



                  


出してよ~と言ってる花がもう一種類。
元祖、ヒキオコシです。



本当にやる気のない写真で申し訳ありません。
行き倒れたら治してくれる名医顔負けの花なのに・・・




今年もいつもの花たちに逢えて幸せでした。

コメント (12)
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