なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

木と鳥と蝸牛と~宇治川10月散歩(8)

2018-10-27 06:09:01 | 植物
こんにちは!
昨日までは宇治川でみた草花をご紹介しましたが、今日は木や鳥の姿をお見せしたいと思います。
まずは、下流で見られたナンキンハゼ(トウダイグサ科ナンキンハゼ属)。
ポツポツと紅葉が始まっていました。



青い実に混じって、ポップコーンのように弾けた白い実も・・・



宇治橋上流、川沿い左岸を進むと、お馴染み、鵜飼のウ(ウミウ)の小屋の上には・・・
いつもお馴染みのアオサギです。時々観光船にもお邪魔しています。



ウの小屋の近くには沢山の人が集まって川を見下ろしていました。
対岸にいた私からはよく見えません。
そのうち、小屋に上がる階段に、可愛いウミウの姿が現れ、階段を上り始めました。

 

最後の一段はえいやっ!
一番上には餌を持った鵜匠のお姉さんがいます。
よく見たら、ウにはリードならぬ、鵜飼の紐がつけられていました。
鵜飼の訓練中だったようです。

 


下流の方ではカワウがノンビリくつろいでいましたが、ウミウはお仕事があって大変です。




さらに上流に進むと、こんな実、あんな実・・・

アキニレ(ニレ科ニレ属)
少し湿気た場所が好きなアキニレは、この翼のある実をどこにでも飛ばしてあちこちに芽を出しています。




トウカエデ(ムクロジ科カエデ属)
中国原産の庭園や公園木でしたが、それこそあちこちに勝手に生えて結構な大木になっています。






この実は、ヌルデの実。
写真はいま千ですが、微妙に色合いの違うパステルカラーの実が綺麗でした。



青い水に映える2本の木。
手前が黄葉の始まったエノキ、向こう側がこのヌルデです。




アカメガシワにはカタツムリ・・・




のどかな川辺に、キーキーキチキチ、甲高い鳴き声が聞こえてきました。
これは・・・じっと見ていると、小さい鳥が飛び出してきて・・・
電線にとまりました。
やっぱりモズです。小さいのに精悍な顔立ち。



今日もありがとうございました。
これで本当に宇治川散歩は終わりです。
ようやく明日から大阪市大理学部附属植物園の様子を出していきます。







コメント (19)
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