京都府立植物園特集3回目の今日は予告通りアジサイです。
ハス池方向からアジサイ園に向かうと、最初に目につくのがこちらの真っ赤なアジサイ。
結構な株数で咲いており、樹名板には「ロシタ」の名。
土が酸性になるとすぐ青みがかるので、真っ赤に育てるのは難しいそうです。
同じくハス池のほとりに群生していて今が盛りのこの草は、葉の一部が白いハンゲショウ。
名前の由来は、半分お化粧しているから、半夏生の頃に咲くから等々。
葉の半分が白いことから、「片白草」の別名も・・・
伸び始めの頃はただの緑の草ですが、先日行った時はこのように見事に特徴が出ていました。
ドクダミ科で、尾状の総状花序を付けます。
実は、昨日2日が七十二候の一つ「半夏生」でした。しまった!昨日投稿すれば良かったです。
で、蓮池には今年初見のハスが!
やっぱりピンクのハスはいいですね~
咲いている場所はこんな感じです。
まだまだハスはぽつぽつで、右手のアジサイが目立っています。
アジサイに戻りますね。
ここから先は、ほとんど花の名前が分からない・・・というか一部を除いて気にせず撮っていました。
前投稿した花しょうぶ同様、さら~っと見てくださいね。
こちらはじいちゃん庭に咲いているのとよく似た感じ。
装飾花が八重ですね。
前には咲きはじめの一輪だけだったアナベルが満開!
まるでレースのようにも見える細かい白い装飾花。
咲きはじめは緑色、のちに白くなるのはオオデマリなどと同様。
こちらはまた変わった種類です。装飾花はなく両性花のみ。
由来もちょっと珍しく、京都府立桂高校で作出された「桂夢衣」(かむい)という品種だそうです。
こちらは一見目立たない感じの白いアジサイですが・・・
これぞ自生のガクアジサイだそうです。
伊豆や房総半島、三浦半島などの海岸沿いに自生するアジサイです。
葉につやがあるのが特徴で、ガクアジサイから生まれた園芸種も葉がツヤツヤした感じだそうです。
よく見るととてもオシャレな斑入りのアジサイ。
びっしりと花が付いているミヤマヤエムラサキ。
深山ではなく、京都の美山で発見されたので「ミヤマ」。装飾花が八重咲で美しいです。
花の色の変化が美しく、沢山撮ってしまいました。
品種は分かりませんが、近くに咲いていた巨大なアジサイ。
結構迫力ありましたね~
名前は分かりませんが、可愛い青い花
真っ赤!「紅」というヤマアジサイの品種でしょうか。
ちなみに、ヤマアジサイは葉が少し小さくて光沢がありません。
ガクアジサイ同様、種々の品種が作られています。
写真がイマ億ですが、ピンクが可愛い「まいこあじさい」。
一番綺麗なブルーだったのに、写しきれませんでした。
すごく小さいこのヤマアジサイ系は、「丹後なでしこヤマアジサイ」
こちらはアマチャの仲間です。
葉に甘みがあり、お釈迦様のお誕生日の花まつりの時に葉を煎じて飲みます。
バイカアマチャはアマチャの仲間ですが、ずいぶん姿が違います。
アジサイ園散策も終わりに近づいてきました。
お庭などにもよく植えられているカシワバアジサイですが、こちらではあまり見なかったですね~
ということで一通りアジサイを楽しむことができました。
では最後にもう一度蓮池の横を通って帰りましょう。
最後はどこからかやってきたカルガモが見送ってくれましたよ~
【撮影:2022/6/18 京都府立植物園】