今朝の情報を追加しました(2022/7/18 11:57)
今日も山科川ネタです。
時間を少し巻き戻し、山科川を歩き始めたとき、綺麗なツユクサを見つけました。
一見、オオボウシバナかと思うような空色の花が沢山咲いていました。
花の大きさは普通のツユクサと同じくらいです。
この綺麗なツユクサはここだけではありませんでした。
土手を見下ろすと、そこにも点々と・・・
クズの葉と比べると大きさが分かりますでしょうか。
葉は少し波うちが強いようにも見えますが、ほぼ普通のツユクサと同じような感じです。
どの花も同じ。
オオボウシバナ風で、大きさはツユクサ。
ここまではたまたまかと思っていたのですが、この後ウマノスズクサを見学。
再び山科川に戻ったとき、ランタナやヒメヒオウギスイセンの横に・・
遠いのでこれ以上大きく撮れませんでしたが、やっぱり同じ色のツユクサが沢山。
かなり広い範囲で広がっているようです。
頭の中は「??」マークがいっぱい。
普通のツユクサはどこにいっちゃったの??
かなり下流まで歩いたところで、普通のツユクサをたった一輪ですが発見しました。
普段は、メガネツユクサやウスイロツユクサなどを見つけたら大喜びするのですが、
この時は普通のツユクサを見つけてなんだかホッとしました。
で、そのすぐ近くにあったのがこちら。
花が小さくて、葉が卵型のマルバツユクサです。
在来種ですが、ツユクサが日本全土に分布するのに対して、関東以西に分布。
アジアからアフリカの熱帯にも広く分布し、暑い場所にも適応できる種類のようです。
これが増えてきたというのは温暖化の表れなんでしょうか。
帰路、もう一度山科川左岸を少し歩いて戻りましたが、そこで見たのが目を疑うような光景。
一見「クズばかり」なのですが、この中央部分、空色の点々が沢山。
ズームでその一部を見てみると・・・
こんなに群生するツユクサは初めて見ました。
まさかと思いますが、ツユクサがマルバツユクサと交雑した!?
気になって仕方がありません。
外来種のアンテナショップ山科川、またもや面白いことをやらかしてくれたのかもしれませんね。
<追加情報>
shuさんに「カロライナツユクサではないか」とサジェスチョンをいただいたので、ひとっ走り見に行ってきました。
というのも3枚の花弁が特徴とのことですが、私の先日の写真ではよく分からなかったからです。
その結果がこちら。
3枚目の花弁があると思われる方向からみた写真ですが、ご覧の通りやはり水色の花弁は2枚だけです。
普通のツユクサ同様、3枚目の花弁は半透明のようでした。
ということで、やはり謎は深まるばかりです。
前は気づかなかったところにも一面咲いていました。
【撮影:2022/7/10 京都市伏見区】