鶴見緑地に行ってまず足を向けたのが咲くやこの花館。
一番の目的は、カレンダーをゲットすること。
2ヵ月に1枚、温室の花の写真が載っているコンパクトな吊り下げタイプのカレンダーです。
以前はお正月に入館時にいただけましたが、去年はクイズに答えた希望者だけ。
そして、今年はというと・・・
なんと「カレンダー2024年版 配布・販売の予定はございません」の掲示が・・・
ということで、新年早々目論見は失敗に終わったというご報告でした。
でも咲くやこの花館は日本有数の温室。
例年楽しく過ごすことができます。
気を取り直して、温室の植物観察に出発です!
その様子を4回に分けてお届け予定ですが、初回の今日は辰年にちなんだ竜の付くサボテンです。
ここ咲くやこの花館では例年干支にちなんだサボテンや多肉植物を紹介するコーナーがあります。
今年はというと・・・
ありました!
この一角が干支の辰(竜、龍)にちなんだサボテンの展示コーナーです。
ではここからは実際の龍サボテンを順番にご紹介~
名前は名札をご覧くださいね。
竜宮城です。
王冠竜
名札が見えない・・・
竜神木ですって。
こちらの白竜丸は、このコーナー以外の場所でも沢山見ることができました。
結構な迫力だったので、どうぞご覧くださいませ。
こちらはちょっと・・・
うわ~、結構微妙かも。
まるで竜がぐるぐるとぐろを巻いたようなこの姿。
名札には、白竜丸綴化と。
白竜丸はこの前に出てきたサボテンですが、「綴化」は見た目がかなり違っておどろおどろしいです。
そもそも綴化ってなんだ??
「綴化」は「てっか」と読み、サボテンや多肉でよくおこる突然変異のひとつ。
生長点に変異がおこり、茎が幅広くなったり見た目が全く変わってしまいます。
例えば、ケイトウの花はびらびらした形状ですが、これは綴化が固定したもの。
通常は元に戻ることが多いそうですが、接ぎ木などで綴化を継代することも行われているそうです。
白竜丸綴化は、綴化界でも有名なのか、ネットで調べると沢山販売されていました。
でもこのように大きくグニャグニャに丸まったものは貴重なんだと思います。
竜のつくサボテン、まだありまっせ~
恐竜丸です。
金冠竜です。確かに棘が金髪ですね~
王冠竜です。
そして、こちらは何でしょう。
辰年の名札があるので竜に関係しているはずなのですが、名札が見当たりません。
この赤い実にヒントが・・・
GLさんに尋ねてみたら、「エピフィルム・フィランツス(姫ドラゴン)」とのこと。
別名ミニドラゴンフルーツ。
なるほど、ドラゴン(竜)だ~
ということで、咲くやこの花館はサボテン界の竜だらけでした。
今年は辰年なので、一年間多くの人に見てもらえることでしょう!
【撮影:2024/1/7 咲くやこの花館】