前回取り掛かれなかったウォッシングを行いました。
ウォッシングすると雰囲気がガラッと一気に変わります。この変化が面白くて堪りません。
ウォッシング溶液はSd.Kfz.250/9(以下デマーグ)の時とほぼ同じ調色です。
取り敢えず、ザックリとバシャバシャと全体を洗いましたが、
事前に車体の裏とか別のプラ板で溶剤の希釈具合を確かめてからの方が良いかもしれません。
デマーグの時とだいぶ違って見えますが、もちろんそれは基本塗装色の違いによるものです。
ダークイエロー系だとそのままで退色したようにも見えますが、
ダークグリーン系の単色塗装の場合は極端な濃淡が気になったりします。
が、あとからいくらでも調整できるのでまずは気にせず全体を一気にウォッシュします。
軽く乾燥してきたところで、今度は溶剤を含ませた綿棒で軽く拭き取るように馴染ませました。
この時綿棒には溶剤を付け過ぎない方が良いです。軽く湿らせるくらいが良いかもです。
拭き取って行くと当然綿棒が汚れて行きますが、
このちょっと汚れた状態の綿棒がちょうど良いのです。もちろん汚れ過ぎたら交換です。
言わずもがなですが、雨だれを意識して上から下へ動かして行くのがコツ。
まずはこんな感じになりました。
もうちょい追い込みが必要ですが、ちょっと間を置いて様子を見ます。
この間を置くというのは、作業上の重要な要素であります。
勢いで次の工程にかかると後戻り出来なくなって後悔するという事が過去何度かあったので・・・。
でも、それより!、もっと大切な事が・・・、
急いで完成させるとその分お楽しみも早く終わってしまうという・・・。
てな事で本日はここまででした(笑)。
さて次は、足回りの汚しか、フィギュアか、それはその時の気分で。
本日のBGM
キャスリーン・バトル! 懐かしいです。
サントリーがCMに起用して一挙に有名になりました。
オンブラマイフもええけど私的にはヴォカリーズがお気に入り。
それにしてもすごいですね~、企業が広告予算を湯水のごとく使えた時代があったんですね~。
Japan as Number Oneだった時代・・・。
もしかするとこの国の為政者達はまだそんな感覚でいるような・・・。
もはやどうパンクさせるか、パンクのさせ方が今後を決めてしまうような段階に入ってしまっているという臭いがしてくるんですけど・・・。
為政者のみなさんには人気取りばっか考えないで少しは勉強して欲しいですけどね・・・。
ま、人気取り自体が仕事っちゃ仕事なのかもしれんのやけど・・・これ言ったら終わりか?。
すんません、余計なお話でした。
ただ、私の場合は、ミスや紛失などで中断する事がもっと多いですけど(笑)
スーパーニッカのCMだったでしょうか?
35年前ですね。私は35歳でした。
いや~見違える様になった、と言っては失礼ですが、
本当に埃感がいい感じです、前回から見違える様になりました。
恥ずかしながら、ワタシこれやった事が有りません(汗)
そうかAFVのウォッシングって、こんな風にするのですね(^^;
>勢いで次の工程にかかると後戻り出来なくなって後悔するという事が過去何度かあったので・・・<
これ分かります!スッゴク共感です(笑)。
プラモデルが、実車のように変化していく過程凄いです!(^^)!
ナースホルンの冬季迷彩にエナメル塗料を使うつもりなので、拭き取り方など参考になりました。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
いつの頃からか、早く完成させたいと思わなくなりましたが、歳のせいなんて事があるのかないのか・・・失敗に動じなくなった(仕事でさえも)というのも同じ理由でしょうか?(笑!)。
>スーパーニッカのCMだったでしょうか?<
そうでした!。完全に勘違いしてました、サントリーじゃないです。お恥ずかしい。
その後すっかり売れっ子になったキャスリーン・バトルですが、あの清純華憐な歌声とは裏腹に仕事相手にすると気難しくて最悪だったとWikipediaにありました。人は見かけじゃないんですね・・・。
因みに私は30才でした。
実はノスタルジーよりもしんどかった思い出しかないあの頃でした(笑)。
はい、その通り、良くも悪しくも見違えるようになります(笑!)。
パステル粉、塗料、溶剤、この3つの濃度やバランスを変化させる事によっていろんな表情を作る事がでるように思います。
パステル粉の濃度を臨界点まで上げるとドロドロの泥んこ表現も可能になります。
赤、オレンジ系のパステルや塗料と混ぜると収拾に困るくらいの赤錆表現が出来ます。
そのあたりは過去記事紹介しつつ別個の記事にまとめておきますね。
このパステル溶液ウォッシングを行うようになって汚し目的のドライブラシをあまり行わなくなりました。
>これ分かります!スッゴク共感です<
ありがとうございます。でも歳のせいか、この頃は「焦る」という事がすっかり無くなってしまって、仕事でさえも・・・(オイッ!、笑)。
多少なりとも参考になれば幸いです。
>プラモデルが、実車のように変化していく過程凄いです!(^^)!<
嬉しいコメントありがとうございます。AFV故の醍醐味でもあり、自由度を最大限発揮できる部分でもあり、特別なルールなど何もない領域ですからそこが楽しみになるのでしょうね。
>ナースホルンの冬季迷彩にエナメル塗料を使うつもりなので、<
おおっ!、それはとても楽しみです。
冬季迷彩って凄く難しいそうなので、今はまだ試みる気にもなれない私です。
じっくり拝見させていただきます♪。
このドンドン表情が変わっていくのが堪りませんね。
凄く良い感じになってきています。
存分にお楽しみ下さい。
縦方向の雨だれも効果抜群。
ちょっとずつ進めていくのは大正解だと思います。
>綿棒の使い方、全く同感、同じです。<
わはは!、綿棒大量消費時代とか(笑)、綿棒はもう筆に準じた道具となっておりますね。
>凄く良い感じになってきています。<
ありがとうございます。今回は少しカッコ良さも求めたいところではありますが・・・どうなりますやら。
>存分にお楽しみ下さい。<
久々のAFVでもあり、浴びるように楽しんでおります(笑)。
>埃、泥の溜まり具合が本物と同じように見えます。
縦方向の雨だれも効果抜群。<
hajimeさんにそう言っていただけると嬉しいです。
ちょっと表現がオーバーなのは否めませんが、模型ですから少し誇張するぐらいがわかりやすくなって良いのではと・・・。
でもカッコイイ汚しって難しいですね。
慌てず焦らず進めます・・・ってこの頃は歳のせいか慌てる事も焦る事もなくなってしまったような気もします(笑)。
見守ってやってくださいませ。