昨日の事は忘れて次に掛かります。
あっ、一応報告しておきますとミッシングパーツはまだ見つかりません。
念のため、いつもお世話になっているタミヤプラモデルファクトリー新橋店に電話してパーツ在庫の有無について問い合わせ、すると在庫ありとの事なので流れでそのまま注文してしまいました。入荷は来週末くらいとのことでした。
電話注文出来るなんて知らなかった、但し取りに行かんとあかんけどね。ま、通勤ついでです。
それにしてもタミヤファクトリーの店員さん達は凄く親身に対応してくれます。
某超大手IT企業&スマホメーカーを見るまでもなくユーザーの利便性は切り捨て、
信者洗脳が世界標準のマーケティングなのに今時珍しい日本型企業です。
という事で捜索活動は打ち切り。でも探すの止めると見つかるんですよね・・・。
さて、次は前々から決めていたBT-42。
ガルパンファンの方ならよくご存じでしょうけど、そうでない方に簡単に説明しておきます。
フィンランドはロシアソヴィエトとの冬戦争時に相当数のソ連戦車を鹵獲し、その一部に独自の改造を施しました。
鹵獲したBT-7の車体にイギリスが供与した旧式の榴弾砲(口径114mm)を搭載したのがこのBT-42という訳です。
ベースがBT-7なので車体サイズは小さいですが、キットのパーツは意外に多く感じます。
なのでたまにはキットをちゃんと紹介しておこうかと・・・。
ランナーは5つのポリ袋に分かれて入ってます。
これは1つの袋に2枚のランナー
これも2つの袋に各2枚のランナー
都合全部で箱サイズのランナー4枚、ちょっと小さめのランナーが4枚、
計8枚のランナーがありました。
PEも1枚付属してます、エンジングリル用です。
あとは実車のカラー写真が表裏で1枚
塗装&マーキングのガイドは白黒でペラ1枚の表裏
フィールドグレイの単色塗装とこの間のⅢ突と同じ3色迷彩もあったようです。
で、びっくりしたのは単色パターンの下の方、なんと1951年の戦後仕様とあります。
確か18両くらいしか生産されてないはずなんですが戦後まで使われたというのが凄い・・・。
あとは、組説とタミヤお馴染みの実車&歴史解説書(写真省略)。
キット内容は以上で、さっそく組立開始。
車体はいわゆる箱組仕様です。
BT-7はアメリカが開発したクリスティー戦車をそのままなぞっているので、履帯を外して道路上を経済走行できるように駆動輪から一番後ろの転輪へ動力伝達のためのギアボックス(チェーン駆動だっけ?)があり、それがきちんとパーツ化され再現されています。
が、しかし、これもクリスティーサスペンションの特徴である二重装甲が被さると・・・ほとんど見えません(残念)。
クリスティー式の特徴はもうひとつ↓。
転輪のみで走行する場合のステアリング装置が第一転輪に仕掛けられています。
可動こそしませんが、ちゃんと再現されているのが感激です。
出来上がった時にどの程度チラ見えするかが楽しみですが・・・。
転輪、アイドラー、起動輪を取り付けてみました。
この状態でステアリング装置の見え方・・・。
う~~、履帯を履かせるとやっぱ見えませんねこりゃ。
転輪その他は全部ポリキャップ式で着脱できるので塗装時に便利ではあります。
が、履帯は組立式で一旦組み付けると外せないのでこの状態で先に塗装を済ませた方が楽ではあります。
なんですが、単色塗装にするか3色迷彩にするか決めかねてしまって本日はここでストップでした。
明日は別のを組み立ててるかもしれません。
本日のBGM
ロニースコットクラブ(ロンドン)というライブハウスでの2008年のライブ盤。
タル・ウィルケンフェルド嬢のベースプレイを聴きたくなり、
中古屋では見つからなかったので、珍しく新品(輸入盤)を買ってました。
探すという時間をお金で買う結果となりました(爆!)。
キット自体はしばらく店頭では見かけないし、アマゾンでもプチプレミア価格だし、パーツ在庫があるのか不安だったので、あって良かったです。
>おフランスの次はフィンランドですか!?<
特別ガルパンファンではないのですが、BT-42は以前から興味があったのです。
フィンランドはここ最近ずっと国民の幸福度No.1の座をキープしてますから凄いもんですね。
我が国もだいぶ見習った方が良さそうですが・・・政府がと言うより、フィンランドの民意レベルの高さを日本国民としてはどう考えれば良いのか・・・。
>横から見ると、砲耳辺りがモスラの幼虫に見えました(笑)。<
おおっ!、言われてみると確かにそう見えます!。
なんかそっちの方向性で遊びたくもなりますが、腕が伴わないので止めときますね(笑)。
BT-42は、とにかくその形態の面白さに尽きますね。
ご紹介の動画を拝見しました。世の中、凄い人がいるもんです。
転輪走行でちゃんとステアリングが効くなんて、感動して見惚れちゃいました。
>私には出来そうもありません。<
と、おっしゃりながらも密かに狙ってらっしゃるような・・・(笑)。
失せ物は見つからないようですが、アフターサービスで入手出来るならそれに越したことは有りません、
出てこない(であろう)ものを探す、という無駄な事をする必要がなくなって良かったです。
それにしても、やっぱりタミヤ!
通勤ついでにパーツを取れに行けるとは羨ましい限りです。
おフランスの次はフィンランドですか!?
クリスティーの走行システムの一部がパーツで再現されているのですね。
これも、予めメカニズムが分かっていればこそですね(^^)。
横から見ると、砲耳辺りがモスラの幼虫に見えました(笑)。
BT-42イイですね。
何と、このキットをRC可動化された方がいます。
それも履帯走行とタイヤ走行できるんです。
https://www.youtube.com/watch?v=7_uCMNtY22I
私には出来そうもありません。
いつもありがとうございます。
>ソ連の戦車を鹵獲して英国製の榴弾砲を乗せるなんて、現在にも通じる強かさですね。<
使える資産は何でも利用しようということでしょうね。
でもこのイギリス製の榴弾砲は旧式過ぎて口径のわりに重過ぎたり、分離装薬式なので発射速度が遅かったり、何かとたいへんだったそうです。
>履帯周りにソ連戦車らしさが出ています。<
車体に使われたBT-7はそのままT-34の原型でもあります。
履帯のセンターガイドを利用して駆動する起動輪の形状まで全く同じだったりします。
>「探すのを止めたとき、見つかることも良くある話で・・」<
そんな気がしていますが、もう大丈夫です。
タミヤに頼んだパーツが入手出来てから見つかるような気がします(笑)。
>タル・ウィルケンフェルド嬢がベックのライヴで~~~<
ロニースコットクラブでのライブ映像がYoutubeにたくさんアップされているので、それをご覧になったのではないでしょうか。
私はタル嬢のベースギターになりたいです・・・って(オイ!)。
ソ連の戦車を鹵獲して英国製の榴弾砲を乗せるなんて、現在にも通じる強かさですね。
クリスピー式という履帯周りにソ連戦車らしさが出ています。
ミッシングパーツ手に入りそうで良かったです。
「探すのを止めたとき、見つかることも良くある話で・・」って歌でありましたね。多分出てきますよ・・・😄
タル・ウィルケンフェルド嬢がベックのライヴでベース演奏してるのを何かで観たことがあって、よく憶えています。
なかなかカッコ良かったです。