今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

3代目 ベット下の住猫

2022年11月12日 | ケン(ちびたん)とコミケ
相変わらず家庭内ノラやってるケン。
特に進展もないので記事も少なめです。
寄れば逃げるけど、慌ててという感じではなくなった。
顔つきも随分穏やかになりました。
ちょっと首を傾げるのが癖で、かわいらしさもでてきました。
でも、手を出せばすかざず「シャーッ!」

保護部屋のサクラに興味津々のケン

家の猫たちには遠慮しながらもよく溶け込んでいます。
たまに他猫を追ったりしますが、だいたい無視されてるようだ。
もう"子猫の特権"を使えるトシでもなくなったし。
でも兄貴分のチキンだけは別。
ちょうどココがレオを慕うように、ケンも何かとチキンを頼ってます。

やっぱりチキンは頼れる兄貴 (リン一家の旧根城にて)

そんなわけで、人馴れ以外は順風に乗って家猫生活を満喫していたケン。ではあったけど・・。
まさに青天の霹靂、降って湧いたような災難に見舞われることに。
まったく理由がわからない、突然のちび太のバッシングでした。
初めはお遊び? いや冗談? そんな感じの何気ないやりとりだった。
それがいつしか「追う者」と「追われる者」に。
そしてついに、ケンはベット下の住猫となりました。
(大柄のちび太はベット下には入れないのです。)

みうやクウでお馴染みになったこの光景

みう、クウに続いてのベット下の住猫。
よもやケンがなるとは。
ちび太の行動はいまだに不可解で、本気じゃなさそうだし転嫁行動とも違うようだし。
ただ、ケンにとって不幸中の幸いなのは、ちび太がオジン部屋を根城にしていること。
朝夕のご飯時以外はだいたいオジン部屋にいます。
夜はオジン(自分)が寝に行くまではリビングにいることが多いけど、何故かその時はあまり「追いモード」にならない。
なのでケンはその合間を縫って、うまく生活しています。


こっちを見る顔つきも随分柔和になりました

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出ましたオジンの心配性 ~その後のコミケ~

2022年09月24日 | ケン(ちびたん)とコミケ
コミケが里親さん宅に向かった翌日の昼前、里親さんから連絡がありました。
わが家でコミケがどう暮らしていたかと。
質問の理由を尋ねると、コミケが先住猫さんたちに威嚇されて怯えまくり、
部屋の隅の物陰に隠れたままでいまだに出て来ないと。
飲まず食わずにトイレもなしで、里親さんも心配になって電話してきたのでした。

ありゃ、と思った。
どうやらいきなり先住さんたちの中にポンと置いたらしい。
そりゃ無理というものだ。わが家でもまだ保護部屋から出してなかったのに。
迂闊でした。里親さんはベテランと思い込んで、そういった基本的な確認をしなかった。
取り急ぎ隔離部屋に移して先ず安心させる。
それから"煽り止め"等利用して、先住さんとは時間をかけて慣らすよう伝えました。
里親さんも殆ど寝てないらしく、大変な思いをしたことが察せられた。

写真はいずれも旅立つ前日、当家の保護部屋にて

電話を切ってから待てよ、と思いついた。
と言うことはコミケは、もうまる1日以上トイレを我慢してる?
オシッコのトラブルに関してはニャーとチキンで嫌と言うほど経験済だ。
1日以上我慢だなんて、調べてみるとやはり大変なことが書いてある。
いつもの先生に確認すると、「手遅れになる前に早く連れて来なさい。」

で、慌てて電話すると、里親さんはコミケを隔離した後に外出していた。
その里親さんをせかしにせかした。「もう一度自分が預かります」と。
コミケのトイレがそのままだったのでまずそこで挑戦。それでだめなら診てもらうしかない。
そして、何とか店まで運べないかと頼み、自分は休みだったので店にいる妻にも伝えた。
それから待つこと1時間。妻から連絡が来た。里親さんから連絡あったと。
トイレはしてないけどすっかり落ち着いて遊んでる。人間にも懐いて来たらしい。
それで、とりあえず食べ物を与えて下さいと頼んでおいた、と妻は言った。



おいおい、問題はトイレなのに。
それで里親さんに電話すると、食べた食べたと大喜びだった。
トイレが手遅れになるとまずいから、と自分。
もうしばらくトイレがなかったらお医者さんに連れて行く、と里親さん。
それじゃあ遅いとしつこく言うのも何なので、とりあえずそれで引き下がった。
で、ヤキモキしながらネットでさらに調べていると、実は同様のトラブルは沢山あった。
相談のスレが立ち、多くの同様経験者が答えている。
要は獣医さんにとっては大変なことだけど、一般にはよくあることらしい。

自分は少し里親さんを脅かし過ぎたのかもしれない。
そう思ってまた電話すると、「しっかり出してます」の返事が返ってきたのでした。
結果的にすっかりお騒がせしてしまいました。でも獣医さんの言うことも、もう少し真に受けた方がいいんじゃないかと思った次第です。



最近のコミケはよく食べよく出しよく遊びと、まさに子ニャンそのもののようです。
4匹の先住さんのうち1匹とは仲良くなっていつも一緒だとか。
今は基本、里親さんがいないときはその1匹と保護部屋で、いるときは他の3匹と少しづつ慣らしているそうだ。
それにしても、本当にいい里親さんでよかったな、コミケ。

妻も「かわいい子だったね」としんみり

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新天地へ

2022年09月20日 | ケン(ちびたん)とコミケ
コミケが里親さん宅へ旅立ちました。
里親さんはコミケが店にいると思ったらしく、朝一で店から連絡が。
「見えてますけど、どうします?」
(朝連絡して午後にお届けするはずだったのに・・まあいいか。)
それで大慌てで準備するはめに。

前夜からキャリーケースに慣らしておいた

里親さんは、届けてもらっては申し訳ないと思ったらしい。
おかげで別れを惜しむ時間もなく、無邪気に遊ぶコミケをキャリーに入れて店に向かった。
その途中、コミケが不安げなか細い声でキュウキュウと数回鳴いた。
その声を聞いて、何ともしんみりした気持ちになりました。


キャリーケースには自分で入りました

先日も書いたように、保護ボラ活動というのは実に切ない活動だ。
ノラを人馴れ訓練し、ようやく心が通じ合ったと思えば里子に出す。
体力も財力も必要だけど、一番必要なのは精神力かもしれないな。
でも、コミケにとって別れの不安や切なさは一時のもの。
コミケ、幸せになるんだぞ。

あくまでも無邪気なコミケでした

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もうすぐお別れ

2022年09月17日 | ケン(ちびたん)とコミケ
コミケが里親さん宅に旅立つことになりました。
里親さんはコミケを保護したとき、最も精力的に動いてくれたあのお客さんです。
(7月26日付過去記事参照)

現在のコミケ、少し大人っぽくなったかな?

里親さんは当店のお客さんでもあるし、店の近くにお住まいなので安心です。
30代半ばくらいのまだお若いご夫婦で奥様は専業主婦。
一軒家で既に4匹の保護猫たちと暮らしている。
コミケにとって、これ以上はないと思える里親さんです。

今は保護部屋暮らしのコミケ、ご飯はケージの中で食べる

保護した時はガリガリだった身体もだいぶふっくらしてきた。
それにしてもあの時、まだ1ヶ月そこそこくらいの子猫がよくもまあ逃げ回ったもんだ。
母猫とはぐれたのだろうか、あるいは捨てられたのか、独りで来たとは思えなかった。
一応その後もくまなく探したのですが、兄弟猫はいなかった。

トイレ掃除の邪魔するのが大好き

子猫なので好奇心旺盛、怖いもの知らず、後戻りを知りません。
何事も経験とばかり新しいこと新しい環境にどんどん慣れていく。
猫も人間もどんな動物でも、子供のパワーというのは素晴らしい。

オジンの膝の上で一丁前の表情

幼猫を扱ったのはチキンとキリン以来3年ぶり。
いい経験をさせてもらいました。


保護してしばらくの頃、わが家ではパンダのコミケと呼んでいた

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ちびたん改名

2022年08月20日 | ケン(ちびたん)とコミケ
ちびたんを改名しました。
すぐに里子に出ると思って仮の名前つけたのですが、結果的に結構居座りそう。
しかも下手すると、ちび太を抜いてわが家最大級になるかも。
さらに顔が小さくて、筋肉質で精悍な容姿ときた。
いろいろ勘案した新しい名前は「ケン」です。

家猫気分に浸るケン

カテゴリー前記事「ちびたんとコミケ」に書いたように、ケンの育て方には失敗しました。
保護者にあれだけ懐いたと思ったのに、保護部屋から出した途端にノラ返り。
実は懐いたわけじゃなくて、自由のない中でケンはじっと我慢していただけだった。
家庭内ノラにしちゃった責任は、それを見抜けなかった自分にあるのです。

家庭内ノラとは思えない、ケンは"おっさん座り"がお気に入り

それで、今あることを考えています。
コミケがわが家を卒業した後、もう一度ケンの人馴れ特訓をやるかと。
そう、ケージからやり直すのです。
もっともケンをケージに入れることができたらの話ですが。

おっさん座りの大先輩、ちび太もびっくり「なにあれ?」

でもそれ、ケンの精神衛生上を考えるとあまり良策とは言えないかな。
相変わらず近寄れば逃げる。ご飯を差し出せば「シャーッ。」
触れないということは病気の時など不都合が多すぎる。

それでも、少しづつ進歩はあります。
リビングにいる時間が増えたし、ご飯の時はみんなとつつましく待つようになった。
時間さへ許せば気長にケンの進歩を待ちたいのだけど・・。
お迎え順番待ちの外猫たちが、待ってくれるかどうかです。

食べ方はいまだに子猫そのもの

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