今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

愛くるしい子猫  チビ

2016年10月03日 | (故)チビ 
このブログを始めるきっかけとなった子猫の話です。
彼はその短い猫生を本当に精一杯生き抜いた。
無邪気、天真爛漫、軽快、そんな形容がぴったりの子猫でした。


チビがはじめて店に現れたのは今年の3月。
ここはSC外から子猫が単独来れるような場所ではないので、母親に追いて来てはぐれたとか?
そのときは極度の人間不信でした。

「でもここにはいつも食べ物がある・・・。」(当時は置きエサだったので。)
子猫は、ここで生きていく決意をしたようです。

      
           はじめはおどおどしていたチビ

そのときは先住のニャーがいたのでどうなるかと思いきや、何とニャーを母親代わりに慕い始めました。ニャーは迷惑そうにしながらも追い出すわけでもなく、それから、チビの後追いが始まったのです。
そして彼は少しづつ、人との生活を受け入れていきました。

      
           ついにニャーのそばをゲットした瞬間

      
             なんたってまだ子猫


チビの最大の特徴は、とにかくいつも鳴いてること。
食べているときも、歩いているときも、遊んでいるときも、毛づくろいをしているときも、待ってるときも、いやときとして眠っているときでさえ鳴いてました。(寝言?) 子猫の声で休むまもない連続鳴きで、まあおかげで何処にいるのかよくわかったもんです。

おそらく彼の肺活量はすごかったんだろうな。細身で手足がやたらに長いのも特徴で、遊んでいるのを遠くから見ると、跳躍の高さといい幅といい、猫というより鹿そのものでした。

でも、彼は人になかなか懐かなかった。
こちらを見れば何処からでも寄って来て追いては来ても、1m以内には近づかないし近づけない。5ヶ月経っても、限られた女性スタッグがかろうじて触れる程度でした。



この跳躍力と人間不信が彼の運命を決めることになってしまうとは・・・。
(チビの話は次回、「劇的な救出」の回に続きます。)


       
           ニャー、シャッポと休息のひととき



 
コメント
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