今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

コワモテの子猫だったソトチビ

2016年10月15日 | ソトチビ
ニャンコの中でもキジトラは、「野性味が強くて甘えん坊」らしいです。
でも、それってどういう意味?

ソトチビが家の裏に現れたのは昨年の9月、ポンが店のニャンコになった頃です。
当時はテツの食事に悩んでいた最中で、残すたびに破棄していました。

            
         現れた頃のソトチビ、まだ子猫でした
        多分、昨年の春頃に生まれたのだと思います


ソトチビは朝夕2回規則正しく訪ねてきて、人を怖がる様子もなく、勝手口を開けると静かに座っていました。家の界隈は外飼いのニャンコもいるので、当初はそんな新顔ニャンコが気まぐれでお邪魔に来ているのだと思ったのです。

ただ、こちらの食器の上げ下げを目でじっと追い、手が近づくと反射的に前足を浮かせる、攻撃まではしてこないけどその仕草にはちょっと怖いものがあった。

そのうちソトチビは住家を当家の裏に移し、しかも仲間(家族?)を連れてきました。
      
       ソトチビが連れてきた"おかあさん"と"おにいさん"
         "おにいさん"(左)はほどなく姿を消した

家にはその安らぎを最優先にしていた被介護老猫(テツ)がいたので、家裏のストッカー(屋根と覆い)の中に暖のとれる箱やトイレを設置したところ、ソトチビとおかあさんが住み着いて、箱の中で寄り添いながら寒い冬を過ごしました。

暖かくなるとソトチビは住家を開けることが多くなり、はじめは1日、そして3日、1週間とそのうち、おかあさんを残したまま姿を消したのです。


ところが暑い夏頃になってひょっこり。
何か食べるわけでもなく、おかあさんとしばし過ごすとまた何処かに消えます。

2日続けてだったり、10日振りだったり・・。
何をするわけでもねだるわけでもなく、ソトチビの気まぐれ来訪は今も続いています。


      
          トイレの前ではにかむソトチビ(先月)
               たまに顔を出します


やっぱり何処かの飼い猫で、"お礼参り"のような感覚で当家に顔を出してるのかな?
もの静かでコワモテ(強面)で、子猫のくせに野生の迫力満点だったソトチビが、今ではこっちを見ると柔和な顔で寄って来たり、人懐っこささえ感じるようになりました。


先日、おかあさんがトイレで寝ているとき、ふと和室前に現れたソトチビ、
 
こっちを見ると寄ってきて、何とも柔和な顔になっていました。
 



※ソトチビの雌雄はまだ確認していません。
 何となく♂だと思っているのですが、もしかしたら違ったりして。

コメント
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