昨日の日暮れ時、いつになく早くモドキが来て食べ残したご飯、モドキはSCの奥からの戻りコースでまた店を通過するので、そのままにしておいた。するとスタッフのHさんが「子猫が食べてるゥ!」 見ると、サクラやクウに似た柄の子猫がガツガツ食べてました。
ああ、今年もこの季節がやって来たか。子猫は6ヶ月強くらいで、人が近づくと小声でシャーッとくるが逃げない。カリカリを足すと食べるは食べるは、相当空腹だったのだろう。まずは暖かく迎えてご飯を出して、しっかり落ち着かせることにしました。しかし子猫は、食べ終わると何処かに消えた。

ガツガツ食べる新参の子
かつてはチビやシャッポ、それに今は看板猫になったレオもそうだ。子猫が現れるのは春と秋が多いが、この時期にやって来る子猫は初めての冬を乗り切ったわけで、とにかくたくましいというか運が強い。ノラの子猫が冬に独り立ちしても人手の助けがなければ生きてはいけないのです。殆どの子猫が無残に果てていく中で、いい人に出会えたのは強運の持ち主だ。

齢7、8ヶ月といったところか
さてあの新猫くんはどうなったか。今日の報告ではやはり店に居座ったようです。朝からたらふく食べてご満足。興味津々のレオが何かと寄ってきても、怖いけど逃げないで堪えているらしい。レオも襲うまではしない。問題はモドキ用の置き餌。モドキが早く来ればいいけど来ないときは置き餌を出す。今日は来なかったので、子猫の分と別に置いたそうだ。それで果たして、モドキが来たときにあるかどうか。
店にも事情があるしわが家にも事情がある。しばし安定していたレオとモドキとシン(覚えてますか?)のお店生活だけど、俄かに風雲急を告げてきた。新しく来る子にだって事情がある。まさに明日をも知れないノラの生活。みんなが幸せになる日はまだまだ先が遠そうです。

今日の子猫(Sさん撮影):すっかりくつろいでいるようです