今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

やばいぜダイフク

2024年02月08日 | ダイフク
下の写真は年末12/30の記事に掲載したものです。(大家族の日常カテゴリー)
図体のでかいダイフクが、シロキと鼻ツンツンのご挨拶。


実は同様のシーンを予備でもう1枚撮ってまして、3秒後くらい後の様子。
それがこれです。


明らかにダイフクがシロキを威圧し始めたのがわかります。
実際この直後にダイフクがシロキを襲い、慌てて引き離しました。
これだけじゃない、前回のモドキの記事で書いた大喧嘩は別として、
ちび太にココ、チキンにレオ、それにニャーにまで同様の手口で襲い掛かった。
それでダイフクは保護部屋内の開放としました。全開放するときは保護者の監視つき。
ダイフクを開放する時はココレオを部屋から閉め出し、モドキはケージ内に閉じ込めです。


保護部屋内のダイフクはモドキケージの前にいることが多い

ダイフクが人間だったら、何ともヤバそうな要注意人物というところ。
でもそれ以外の面ではいたって平穏、むしろおとなしくてお利口さんだ。
保護したときから、不安げに鳴いたりとか出たいと騒いだりしたことが一度もない。
我慢しているのか安堵しているのか、ケージの中でもじっと落ち着いています。
そして何より食べることに執着し、食べることを唯一の楽しみにしているように見える。
通常保護したときのノラはみな大食らいだが、落ち着くにつれて食欲も落ち着く。
しかしダイフクはいまだに大食らいを続けている。まあ、もともと大食漢ではあったけど。
思い切り食べれる今の環境に、むしろ幸せを感じているようにさへ思えるのです。

ケージの中で睡眠中・・やや、この寝相は・・
そう言えば店時代、死んだ猫と間違えられたことがあったっけ

人馴れも進み、今では頭をなでれば逆に突き出してきてスリスリ。
ただ、下半身を触ると怒って噛みついてきます。(甘噛みです。)
特に猫が喜ぶはずの尻尾の付け根や、後足には触られたくないようだ。
その部分はダイフク自身も舐めないので毛が伸び放題。
やはり下半身に問題を抱えているのだろうか。思い出すのは6年前の正月、ダイフクが後ろの両足を引きずって現れたときのことです。

2017年暮れ、まだ健在なときのダイフク

その頃は毎晩来ていたダイフク、暮れに足を引きずっているとの情報があったが、それからの10日ほどは見かけることがなかった。
年が明け正月も明け、ようやく姿を現したダイフクを見たときはショックでした。
両後ろ足を引きずっていたのです。右後足は痛そうに時々使っていたが、左後足は肉球が完全に上を向いた状態だった。
その時は何とか保護しようと準備しているうちにダイフクが消えてしまった。
遠くへは行けまいと随分探したけど結局見つからなかった。

あれは外傷ではない。事故か虐待だと思った。
こっちの心配をよそに、ダイフクはそのまま消息を絶ったのです。
しかしそれから4ヶ月経ったその年の5月、再びダイフクはやって来た。
その時は多少なりとも両後ろ足を使っていたので少し安心した。
ダイフクは3日続けてやって来たが、自分が会ったのは最初の1日だけだ。
やはり保護して病院に連れてこう、そう決意した4日目に、ダイフクは再び消息を絶った。

が、ダイフクはさらにその4ヶ月後の9月に1日だけ、再び顔を出したのです。
ただ、夜遅くで足の様子はわからなかった。
それがダイフクを見た最後となったのです。
その後ダイフクがどのように生きてきたのか知る由もないけど、昨年再会した時のボロボロに変わり果てた容姿が、その過酷さを物語っていたのです。
9月に再々会した時の記事で、自分はダイフクを必ず保護すると約束した。
その約束は5年経った昨年、守ることができた。
それもこれもダイフクがあの店を思い出し、しかも自分を信頼してくれたことに尽きるのだと思ってます。

ダイフクの家猫修行は道半ば

コメント
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