今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ヒョウのにんしん騒動

2023年09月05日 | ヒョウ
7/28記事「ヒョウの不思議」以来のヒョウの話です。
当時は早く来てのんびり、遅くに再来して警戒しつつガツガツ食べる様が議論を呼んだ。
同じ猫か、それとも別猫か、・・・その結果はやはり同じ猫でした。
キジトラ猫というのは、それほど見分けがつきにくい。

SCの改修工事が始まって以来、店裏の駐車場は資材置き場になっています。
雨風凌いだり隠れるところが沢山あるし、職人さんたちは頼んであるので皆猫にやさしい。
ヒョウはそんな環境の下店裏で棲息し、ココレオを避けながらご飯を食べに来ているようだ。
6月始めに5年ぶりで現れたダイフクが連れて来たかように、そのすぐ後に顔を出した。
以来ヒョウはほぼ皆勤賞、外猫の中では最も安定した存在です。

7月はじめ頃のヒョウ (店の庭木コーナーにて)

モドキが久々に店に戻って来たのは7月の初め。
そして7月の中旬頃から、また店に入りびたりの状態になった。
必然的にヒョウとの遭遇回数が増え、モドキがグルグルと発情鳴きを始めた。
こいつぁヤバイ・・・。
しかし遠回しにヒョウを意識するモドキを、ヒョウは明らかに避けていた。
当時推定生後7ヶ月ほどのヒョウ。モドキに興味がないのか時期尚早なのか。
しかし要注意の状況は続いた。

ストーカー? ボディガード? ヒョウを見守るモドキ (ヒョウの後ろ)

「ヒョウのお腹が出て来た。」
最初に気付いたのは妻、8月初めのことでした。
そのうちスタッフ全員が出てる、出てるの大騒ぎ。
自分は数日遅れでそのヒョウの姿を目撃しました。
お腹が左右にパンパンに出っ張って、下にも垂れ下がって、地面に擦るように歩いていた。
何だこりゃ!? まさに臨月そのものでした。

目一杯横に張っていたヒョウのお腹

しかしあのお腹、子猫特有の食べ過ぎ膨れにも似ている。
果たして妊娠か、それとも過激な食い意地か。
妊娠だとすれば相手はモドキ?
でも嫌われてるようだし、そもそも妊娠している雌猫にグルグル発情するのだろうか。
この疑念はすぐには晴れた。
調べたところ猫の妊娠期間は60日強。お腹が目立ってくるのは1ヶ月ほどしてから。
モドキが発情鳴きを始めてまだ半月足らずなので、まずもどきではないだろうと。


立ち上がるとお腹が大きく垂れ下がって・・

でも思い直したのです。ヒョウの相手がモドキとは限らない。
それで万一にもヒョウが出産する前に、急遽保護することにしたのです。
ノラの出産と子育ては、母猫にとって命のリスクを伴うほど大変なことだから。
モドキの記事(8/26)に書いた捕獲機を購入したのは、ヒョウのためでもあったのでした。

しかしその後、まだ捕獲機は使っていません。
実は捕獲後に使用するケージの購入にちょっとしたトラブルがありまして、
まだわが家に到着してないのです。
そんなこんなで、もう既に10日ほどスケジュールが遅れてしまいました。
そしてその間に・・・、ヒョウのお腹が少しづつしぼんできた。


ヒョウのお腹が萎んできた

店裏に出産の形跡はないし、徐々に萎むもんでもないだろうし。
ヒョウの休息中に垣間見た限りではおっぱいも出てないし。
モドキは相変わらずクルクル鳴きながらボディーガードやってるし。
と言うことで、あのお腹の膨らみはやはり食い意地だったようです。
で、爆食は治まったのかと言うと、それがよくわからない。
近くにいるので夜に何度も来て、ダイフクの分まで食べている可能性があるからです。
ここまできたら、モドキに続いてヒョウまで保護できるか思案中です。

相変わらずモドキに見守られているヒョウ (写真上)


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