7/28記事「ヒョウの不思議」以来のヒョウの話です。
当時は早く来てのんびり、遅くに再来して警戒しつつガツガツ食べる様が議論を呼んだ。
同じ猫か、それとも別猫か、・・・その結果はやはり同じ猫でした。
キジトラ猫というのは、それほど見分けがつきにくい。
SCの改修工事が始まって以来、店裏の駐車場は資材置き場になっています。
雨風凌いだり隠れるところが沢山あるし、職人さんたちは頼んであるので皆猫にやさしい。
ヒョウはそんな環境の下店裏で棲息し、ココレオを避けながらご飯を食べに来ているようだ。
6月始めに5年ぶりで現れたダイフクが連れて来たかように、そのすぐ後に顔を出した。
以来ヒョウはほぼ皆勤賞、外猫の中では最も安定した存在です。
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7月はじめ頃のヒョウ (店の庭木コーナーにて)
モドキが久々に店に戻って来たのは7月の初め。
そして7月の中旬頃から、また店に入りびたりの状態になった。
必然的にヒョウとの遭遇回数が増え、モドキがグルグルと発情鳴きを始めた。
こいつぁヤバイ・・・。
しかし遠回しにヒョウを意識するモドキを、ヒョウは明らかに避けていた。
当時推定生後7ヶ月ほどのヒョウ。モドキに興味がないのか時期尚早なのか。
しかし要注意の状況は続いた。
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ストーカー? ボディガード? ヒョウを見守るモドキ (ヒョウの後ろ)
「ヒョウのお腹が出て来た。」
最初に気付いたのは妻、8月初めのことでした。
そのうちスタッフ全員が出てる、出てるの大騒ぎ。
自分は数日遅れでそのヒョウの姿を目撃しました。
お腹が左右にパンパンに出っ張って、下にも垂れ下がって、地面に擦るように歩いていた。
何だこりゃ!? まさに臨月そのものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/8b/d89509ee9f630c9bad1dd9f459983037.jpg)
目一杯横に張っていたヒョウのお腹
しかしあのお腹、子猫特有の食べ過ぎ膨れにも似ている。
果たして妊娠か、それとも過激な食い意地か。
妊娠だとすれば相手はモドキ?
でも嫌われてるようだし、そもそも妊娠している雌猫にグルグル発情するのだろうか。
この疑念はすぐには晴れた。
調べたところ猫の妊娠期間は60日強。お腹が目立ってくるのは1ヶ月ほどしてから。
モドキが発情鳴きを始めてまだ半月足らずなので、まずもどきではないだろうと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/32/4d2733a5dced95581dde5f384f95bb3e.jpg)
立ち上がるとお腹が大きく垂れ下がって・・
でも思い直したのです。ヒョウの相手がモドキとは限らない。
それで万一にもヒョウが出産する前に、急遽保護することにしたのです。
ノラの出産と子育ては、母猫にとって命のリスクを伴うほど大変なことだから。
モドキの記事(8/26)に書いた捕獲機を購入したのは、ヒョウのためでもあったのでした。
しかしその後、まだ捕獲機は使っていません。
実は捕獲後に使用するケージの購入にちょっとしたトラブルがありまして、
まだわが家に到着してないのです。
そんなこんなで、もう既に10日ほどスケジュールが遅れてしまいました。
そしてその間に・・・、ヒョウのお腹が少しづつしぼんできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/5f/5270f749c2b180fd67344f6037635d1c.jpg)
ヒョウのお腹が萎んできた
店裏に出産の形跡はないし、徐々に萎むもんでもないだろうし。
ヒョウの休息中に垣間見た限りではおっぱいも出てないし。
モドキは相変わらずクルクル鳴きながらボディーガードやってるし。
と言うことで、あのお腹の膨らみはやはり食い意地だったようです。
で、爆食は治まったのかと言うと、それがよくわからない。
近くにいるので夜に何度も来て、ダイフクの分まで食べている可能性があるからです。
ここまできたら、モドキに続いてヒョウまで保護できるか思案中です。
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相変わらずモドキに見守られているヒョウ (写真上)
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