ノミの活動が活発になる季節がやってきた。
当家のようにニャン数が多く、しかも触れない家庭内ノラがいるとなれば、ノミとの格闘は避けられない事態なのだと思います。
むしろ、一昨年まで"ノミ知らず"でいられた方が不思議なくらい。 (実際にはいたのかも。)
昨夏は人間がボロボロに食われ、調べた結果ようやくノミの存在に気付いた。
初めてノミ取りホイホイを仕掛けた夜、10匹以上取れて仰天したものでした。
ノミが猫たちよりも人間を狙ってくっついてくる感じだった。
今年は冬にサクラ、6月にはちび太にノミを見つけてマイフリガードを処方した。
他の猫たちは鋤いてもノミはいなかったが、念のために同時にマイフリ処理。
(触れないクウとケン除く。)
布団を立てて隠しているのは・・
今回はその後の話。やはりノミ騒動は勃発しました。
ただ、今年は昨年と比べて少し様相が違う。
ちび太以外の子にはノミが見られず、人間の食われ方も昨年の1/3以下。
ノミ取りホイホイでも取れず、最近になってようやく2匹。
一方ちび太は、マイフリ処理にも拘らずむしろノミが増えていく感じさえある。
ちび太はまだ毛が短いので蠢くノミがよく見えるのです。
ちび太でした。手前にいるケンが見えないように
ノミのライフサイクルを調べると、卵は一度猫の身体から床などに落ち、夏場は数日で孵化、さらに数日で幼虫、脱皮、さなぎを経て成虫になり、成虫になって初めて動物に飛び移って血を吸い始める。寿命は1ヶ月くらいだがその間に何度も血を吸っては卵を産むらしい。なのでノミを見つけたら猫のマイフリ処理だけでなく、床などを頻繁に掃除することも肝要だと。
当家の現状は、保護者も食われてはいるが、ちび太が一身にノミを集めているようなのです。
マイフリガードαはジェネリックだがフロントラインと同じ製品。
説明書にはノミは絶対に駆除できると自信満々。
もし処方後にノミを見つけたら、それは他から乗り移ったものですぐに死にますと。
しかしちび太についているノミは薬など何のその、元気いっぱいで蠢いているのです。
だいぶ毛が生えたけど、下腹部と後足の内側はまだ肌のまま
スプレーもやったし滴下タイプもやったけど、処方の仕方がまずかったのか。
いずれにしても、処方の間隔は4週間以上ということですぐにはやり直せない。
結局その間、ちび太をせっせと鋤いてノミ取りを行うしかなかった。
昨年暮れのストレスで自身を舐めまくって毛が無くなってしまったちび太。
しかし今はストレスの原因もすっかり解消し、オジンに甘えまくりの日々です。
そんな毛のないちび太がノミに好かれ、その後も自傷的ナメナメが続いている?
実際、ちび太の身体にはかわいそうなくらい無数にノミに食われた跡が。
みんなの犠牲になっているちび太にたかるにっくきノミ。
とにかくせっせと鋤いて取りまくりました。
ノミが見えるので、狙いを定めて鋤くことができる。
鋤き取れたノミを櫛上で素早く押さえて、洗剤液に沈めて殺す。
ところが問題がひとつ。ノミの方が素早く、押さえ付ける前に飛び跳ねてしまうことが。
消えたノミを探すのは至難の業。一度は自分の足にくっついてまた逃げられ、ぞっとしたり。
ネットで調べると取れたノミは櫛の間に挟まって逃げられないそうだけど・・。
使っているノミ取り櫛の間隔が狭すぎるのだろうか。
かくして、鋤き取ったノミの1割くらいは逃げられるという悲惨な状態が続いた。
ぐっすり眠れないちび太です (左シロキ右ポニー)
それを見かねて動いたのがオバン。
一昨日、「ノミ取りキャッチャー」なるものを買ってきました。
鋤き取ったノミを容器に確保する仕組みで、そのまま中性洗剤に漬けて処分する。
これが何と、大変な優れものでしかも簡単にノミが取れる。
その都度洗剤に漬けることなく、続けて何度も鋤き取れる。
さて、これを使ってこの2日間で何と、50匹ほどちび太のノミを駆除しました。
昨日の晩は、久しぶりでちび太が穏やかに寝ているのを見た気がする。
とにかくちび太がノミを拾い集めるので、毎日ちび太を鋤いて駆除します。
次のマイフリ処方まであと1週間。それまでにノミがいなくなっちゃえばいいのだけどな。
一昨年の今頃は目一杯寝呆けてました
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