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家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

さらなるダイフクのシャンプー、そして耳の異常(がん?)

2024年11月07日 | ダイフク
本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その12」となります  

ちび太からすっかりお株を奪ってしまったダイフク、ノミ問題が収まりません。
9月末には5回目のシャンプー。櫛で40匹ほど駆除。
10月には再び怪しくなり、夏日の暖かい日を選んで6回目のシャンプー。
その時は少なく10匹強の駆除だったけど、例の3倍サイズのデカノミが数匹。
何と4ヶ月の間に6度のシャンプーです。
マイフリガードも駆除スプレーもやってるのだけど、先入観のせいかまだまだ怪しい。
ただ、見た目は体毛ふんわかできれいになった。

そのダイフク、しっかりとリビングを中心とする先住猫社会に紛れ込んだ。
時折リビングでバサバサ逃げ惑う音がするけど、原因がダイフクかどうかわからない。
チキンなんかも「やんのか」意識満々の追いかけ魔的なところがあるからです。
辛辣ではないけど相手にとっては迷惑な話だ。
いずれにせよ、ダイフクに対する先住猫たちの反応は相変わらずイマイチ。
ところがそうこうするうちに、モドキが1階に下りて来て玄関付近の廊下に陣取り始めた。
するとヒョウがそれに合流、ダイフクもかつてのよしみで一緒にいることが多くなった。
こうして、ダイフクに関わるリビングでの一触即発の緊張が解消したのでした。

リビングソファのダイフク(左、中ポニー、右ちび太)

ダイフクの耳に異変が起きたのはそんな時でした。
もともとダイフクは保護したときから耳の先端にかさぶたができていた。
その症状はかつてのみうの耳に似ている。あの時は随分調べまくった。
みうの場合は水泡もできたので真菌かと思ったが、他に虫(蚊)刺さされや紫外線。
みうが前庭疾患で倒れたとき病院を3院はしごして自分の懸念を伝えたが、まともに取り合ってくれた先生はいなかった。
自分の懸念とは扁平上皮癌です。白毛の猫は要注意らしい。
みうはそのひと月後に旅立った。耳先が癌だったかどうかは、結局わからずじまいでした。

同上 (中サクラ、右リン)

ダイフクの耳先のかさぶたは徐々に肥大化し、イボのようになっていた。
そのイボがなんかの拍子にとれて、出血したのです。
癌の心配があったのですぐに病院に行きたかったが所用が目白押し。
結局病院に行くまで10日も経ってしまったが、その間微量の出血が止まらなかったのが不安を大きくした。
家を出てから病院でのダイフクは、声も出さず微動だにしない。
度重なるシャンプーのせいで、嫌な時はじっと我慢してやり過ごす術を覚えたようだ。
看護婦さんに「この子大丈夫?」と心配されてしまった。

ダイフクの耳:右耳先端の"イボ"が取れて出血

先生は耳先端の細胞を採取して電子顕微鏡でチェック。
エイズ発症したシロキの余命を「もって3ヶ月」と宣告したあの若い男の先生だ。
その時の診断は結果的に当たった。
先生は絵を描いて説明してくれたけど、検査の結果は「悪性の可能性大。」
ただしそれは推定であり、確定するにはさらなる(外部)検査が必要だと。
で、精密検査をお願いしました。
悪性か良性かによって、その後の対応も処方もまるで変わるからです。
精密検査の結果は2週間後。
とりあえずは止血剤と抗生物質をもらってきました。

さて当のダイフク、家に着くとあっという間にどこかに消えた。
やがてサクラ部屋(物干し部屋)に隠れていることがわかったけど、そっとしておいた。
以来、ダイフクはサクラ部屋の住猫になっています。


今も時折リビングに下りてきます (テーブルの下)

※2024ノミ騒動シリーズ
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その2 せつないダイフクの改心? 2024.7.10
その3 ダイフクのノミ駆除 (前編) 2024.7.12
その4 ダイフクのノミ駆除 (後編) 2024.7.15
その5 ラブラブ2匹を引き裂いた保護者(とダイフク) 2024.7.23
その6 続々シャンプー決行中・その1 2024.7.28
その7 続々シャンプー決行中・その2 2024.8.3
その8 続々シャンプー決行中・その3(中間考察含む) 2024.8.8
その9 しつこさ極まるダイフクのノミ、一方ダイフクの目的は・・ 2024.8.23
その10 ノミ生産マシーン?のダイフク 2027.9.14
その11 死火山が活火山に・・なかなか治らないノミの喰痕 2024.10.6


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