今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

眼付けニャーの大接近

2017年08月02日 | ニャー
ニャーは、テツの後継とも言うべき気心の知れた存在。
なのに最近、そのニャーの記事が少なくなっていることに気づきました。敏感だけど我慢強いニャーのこと、もうとっくにこんな保護者の変化を感じ取っていたに違いない。そう言えばひとりお遊びやベランダでのひとときも、いつの間にかなくなった。いやそれだけじゃなく遠慮がちに膝に乗ってきたりとか、何かをせがんで保護者を後追いしたり(ストーカー)ということもなくなりました。

             
            傍にいると安心して眠るかわいいヤツ

ニャーにとってみうとの生活は我慢の連続だ。みうがどうのこうのではなく、ニャーはもともと他のニャンコと群れるのが嫌いという、言わば生理的な問題なのだから本人(猫)にも保護者にも如何ともし難いのです。

もうひとつ、ニャーは独特の察知能力で相手の存在をいち早く知り、出会い頭の争いを避けてきた。店時代も決して自分からは相手に向かっていかない、先隠れ必勝の穏便な平和主義者だった。ただ、シャッポに追い詰められて逆襲したように、喧嘩に弱いわけじゃない。

だから、ニャーが自分からみうに喧嘩をしかけるということはないのです。ニャーが外時代のみうに興味を示し追いかけたのは狩りの練習だった。トカゲを見つけて追ったりするのと同じです。今は保護者(私)の意を汲んで我慢しているけど、出会い頭やちょっとしたきっかけで追ってしまう。

そう、群れ嫌いの生理的な現象と咄嗟の衝動と両方の我慢を強いられているわけです。こりゃ人間でも難しい。ある程度は大目に見なきゃいけないし、その分は大変だけどみうにも慣れてもらうしかないかと。

かくして、こんな光景が時折見られるようになったのです。
           おもむろにみうに近づくニャー

           緊張のみう

何しろみうの倍近い体格のニャー。かつて本当に襲われたこともあるみうにとっては相当な恐怖だと思います。でも今は、いざとなれば自室(のベッド下)に逃げ込めるという安心感からか、ニャーの接近に耐えるようになりました。そして、時には「シャー」の抵抗も。

それにしてもニャーの接近は不意に、おもむろに、そしてゆっくりとやって来るのでなおさら怖い。特に先日その表情を見たときは、いやはや大変なもんでした。

もともと白黒模様の関係で怖い顔のニャー。その顔が近づいてきて、しかも上から見下ろすように少しかしげて、まさにヤーさんの「何やコリャ」・・・みうじゃなくてもビビリます。そう言えば思い出すのは、かつてシャッポにも"眼付け"したことがあったっけ。(ニャーの過去記事) まあ、どんな気持ちでやっているのかは本人(ニャー)のみぞ知るだけど。

そんなニャーの"眼付け"一幕を写真に収めました。
           おもむろにみうに近づいたニャー

           (あっ、顔が怖い・・)怯えるみう

           みうがどんどん低くなる

           やばい、つぶれそう・・

           と、ニャーが目をそらした

           ニャーはこっちを気にしてます

           ニャー、ふてる

我慢の子、ニャーでした。もちろんこの後、ニャーをしっかりと褒めてあげましたです。
ちなみに、このときはニャーの尻尾が下がって先が振動していたけど、それとは別に尻尾が上がっているときがあります。そんなときはみうもわかるのか平常で、それこそ鼻ツンツンしそうな雰囲気。

ああ、そういうときが早く来るといいな。



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