今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ノラたちの夏 ~ソトチビの巻~

2017年08月04日 | ソトチビ
うれしいソトチビの再登場です。
前回ソトチビを書いた日(7/7)以来久しく姿を見せず、そのことをみうの記事(7/17)で書いたところ、その2日後の夜に現れました。真っ先に気づいたのはニャー。夜は見難いソトチビ、勝手口のドアを開けると暗闇の中からおもむろに現れた。ということは、それまでは見逃したこともあったかも。

で、その日からはほぼ毎日朝晩やって来ます。以前のように勝手口のドア下にいるのではなくその周辺、主にお隣さんの室外機の上で待機している。先日の記事(7/27)でちょっと紹介した新顔の子ニャンが、時折勝手口にも来るようなので用心しているのかもしれません。

             
              お隣の室外機の上で待機中

あるいはソトチビ自身で少し工夫した? みうを家の中に迎えてから勝手口を開ける機会はぐっと減って(1時間おきくらい)、ソトチビとしては空振りもあっただろう。長く待機するようになれば、気づかれる可能性もぐっと増えて大きな改善です。

今は少し凌ぎやすくなったけど当時は酷暑の最中、店のニャンコたちと同じでソトチビの生活も夏モードに変わったのだと思います。というのも夜は来る時間帯が随分遅くなった。深夜に来ることも度々です。朝は遅いと日が当たるので最近はまた早くなって7時頃。

気になる瞬膜は正常に戻って、上から見ると少しふっくらしたかな。(横から見るとお腹が切れ上がって相変わらずガリガリ。)それに、前にもまして一段と物静かになったような・・。

             
             目もぱっちり(ちょっと怖くなった?)

最近はご飯のときになるべく触っています。背中を撫でるくらいなら気にしなくなったソトチビ。でも頭に触ると「シャーッ。」 顔のすぐ前で上げ下げする人の手を目で追って、そのうち前足が浮いてきます。給餌に夢中でそれでも手を動かし続けていると、ついにソトチビが手を出した。 「危ないっ!」と思ったときはすでに自分の手に衝撃が。

             
                 少しふっくらした?

やられた!
後悔先に立たず。さすがにちょっとやりすぎた。 が、しかし、痛みがない。それによく見ると傷もない・・。 そうなんです。ソトチビは爪を出していませんでした。「そうか、お前なりに注意したんだな。」 何事もなかったように食べ始めたソトチビに、ひとしおの愛しさを覚えたもんでした。

物静かなソトチビ。出会った頃の強面は影を潜め、穏やかな雰囲気が漂いつつもその顔は一段と精悍さを増しました。今は相変わらず"通い"だけど、当家という食事場を確保していろいろ経験したし、もし本当に♀なら落ち着き場としてこの家裏を考えてみてほしいもんです。

             
                穏やかさの中にも精悍な顔

みうは、食事するソトチビを時折覗いて見てます。お互い気づいているとは思うけど特に動きはありません。ドアがなかったらどうなるのか、見てみたい気もします。まずはソトチビに住民票を発行して(首輪の装着)、もしみうのように家裏に居着けば、ツーショットの再現もそう遠くないのです。

             
              このツーショットをまた見たい
     ※この写真再掲ではないです。かつてはこんな光景がよく見られた


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眼付けニャーの大接近

2017年08月02日 | ニャー
ニャーは、テツの後継とも言うべき気心の知れた存在。
なのに最近、そのニャーの記事が少なくなっていることに気づきました。敏感だけど我慢強いニャーのこと、もうとっくにこんな保護者の変化を感じ取っていたに違いない。そう言えばひとりお遊びやベランダでのひとときも、いつの間にかなくなった。いやそれだけじゃなく遠慮がちに膝に乗ってきたりとか、何かをせがんで保護者を後追いしたり(ストーカー)ということもなくなりました。

             
            傍にいると安心して眠るかわいいヤツ

ニャーにとってみうとの生活は我慢の連続だ。みうがどうのこうのではなく、ニャーはもともと他のニャンコと群れるのが嫌いという、言わば生理的な問題なのだから本人(猫)にも保護者にも如何ともし難いのです。

もうひとつ、ニャーは独特の察知能力で相手の存在をいち早く知り、出会い頭の争いを避けてきた。店時代も決して自分からは相手に向かっていかない、先隠れ必勝の穏便な平和主義者だった。ただ、シャッポに追い詰められて逆襲したように、喧嘩に弱いわけじゃない。

だから、ニャーが自分からみうに喧嘩をしかけるということはないのです。ニャーが外時代のみうに興味を示し追いかけたのは狩りの練習だった。トカゲを見つけて追ったりするのと同じです。今は保護者(私)の意を汲んで我慢しているけど、出会い頭やちょっとしたきっかけで追ってしまう。

そう、群れ嫌いの生理的な現象と咄嗟の衝動と両方の我慢を強いられているわけです。こりゃ人間でも難しい。ある程度は大目に見なきゃいけないし、その分は大変だけどみうにも慣れてもらうしかないかと。

かくして、こんな光景が時折見られるようになったのです。
           おもむろにみうに近づくニャー

           緊張のみう

何しろみうの倍近い体格のニャー。かつて本当に襲われたこともあるみうにとっては相当な恐怖だと思います。でも今は、いざとなれば自室(のベッド下)に逃げ込めるという安心感からか、ニャーの接近に耐えるようになりました。そして、時には「シャー」の抵抗も。

それにしてもニャーの接近は不意に、おもむろに、そしてゆっくりとやって来るのでなおさら怖い。特に先日その表情を見たときは、いやはや大変なもんでした。

もともと白黒模様の関係で怖い顔のニャー。その顔が近づいてきて、しかも上から見下ろすように少しかしげて、まさにヤーさんの「何やコリャ」・・・みうじゃなくてもビビリます。そう言えば思い出すのは、かつてシャッポにも"眼付け"したことがあったっけ。(ニャーの過去記事) まあ、どんな気持ちでやっているのかは本人(ニャー)のみぞ知るだけど。

そんなニャーの"眼付け"一幕を写真に収めました。
           おもむろにみうに近づいたニャー

           (あっ、顔が怖い・・)怯えるみう

           みうがどんどん低くなる

           やばい、つぶれそう・・

           と、ニャーが目をそらした

           ニャーはこっちを気にしてます

           ニャー、ふてる

我慢の子、ニャーでした。もちろんこの後、ニャーをしっかりと褒めてあげましたです。
ちなみに、このときはニャーの尻尾が下がって先が振動していたけど、それとは別に尻尾が上がっているときがあります。そんなときはみうもわかるのか平常で、それこそ鼻ツンツンしそうな雰囲気。

ああ、そういうときが早く来るといいな。


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