今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

新・悪ガキ同盟

2020年01月20日 | チキン,キリン,ポニー
チキンとポニーは悪戯の天才
かつての悪ガキ3匹組(ちび太、キー、クウ)の比じゃあない
驚くべきはその体力
遊びと悪戯に関してはエンドレスだ

ゴミ箱漁りに引き出し漁り
壁紙は剥がれカーテンは切り裂け
キャットタワーはボロボロに
それでも止まない運動会



躾けを何処かで間違えた?
いやいや体力があり余って
自分でも制御不能なんだ
子ニャンのパワー恐るべし

遊びに付き合ってあげたいけど
寄る年波で身体が動かん
でも保護者の代わりを務めてくれる
頼みの綱がいるんです



ちび太とシロキ
悪ガキの相手をしたり叱ったり
体力だって負けてない
一方ニャーとリンは無視を決め込み
キーとクウは逃げ惑う始末



でも
この悪ガキ連中が憎めない
とにかくヒトが好きでネコが好きで
ベタベタくっつきのチキン
遠慮がちにそばに来るポニー
甘え方にも個性がある

チキンとポニー
明日去勢手術を受けてきます

チキン                    ポニー

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オバンで~す、モドキですゥ

2020年01月17日 | モドキ
モドキ新年初登場。
今年は毎晩のようにやってきてモリモリ食べてます。
哀しきかな、ノラとして風格がでちゃったモドキですが・・
どうしてどうして、このとおり。


スタッフルームに貼り付いて何か訴えるモドキ
(K君撮影)

かわいさ満点のモドキです。
モドキよ、今年こそノラを卒業しような。

本年もよろしくのご挨拶

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やさしくなったお兄さん

2020年01月14日 | ちび太
今では悪戯と言えばポニーとチキンの専売特許。早いものでかつての悪ガキ3匹、ちび太とキーとクウはもう2才半近くになって、すっかり大人になりました。その兄貴分だったのがちび太。自分からは手出ししないけどキーとクウの遊び相手にはなってあげる、そんなやさしいお兄さんでした。


やさしいちび太復活の話です

ちび太の過去記事を振り返ると、昨年はいつも欲求不満やストレスと同居していたように思えます。ニャーやリンを追いかけたり、弟分たちが誘ってきてもそっぽを向いたり。遊びたくても遊べない、甘えたくても素直になれない。保護者や同僚たちと目を合わすことなく儚げにどこか一点を見つめていることが多かった

テンちゃんに育てられたお店時代はもとより、わが家に越してきたときも天真爛漫がちび太の代名詞だった。そして根っからのお人(猫)好しだったちび太。ご飯時は一番最後まで待つし、リンを追うといっても追いついちゃえば寸止めして手は出さない。そんなちび太がストレスに苦しんでいた。


テンちゃんの後追いだった店時代(ちび太2ヶ月)

店時代から里親さん候補が何人も現れたちび太。どんなに気に入られても、ペット不可だったり小さなお子さんが中心だったりと環境に不安があってまとまらなかった。ようやく向かった先では先住猫さんに拒絶されてケージ暮らしに。里親さんも何とかしようと努力したけど、結局2週間後に引き取った。あのとき、ちび太は心に傷を負っちゃったのかもしれないな。

そんなちび太が変わってきた。
先月あたりからイライラした落ち着きのない感じが消えて、穏やかな表情になってきた。キーやクウの相手はもちろん、新破壊神のチキンやポニーにも相手する。ニャーやシロキを舐めてあげる。昨日はとうとう、緊張するリンまで舐めてあげました。そしてオジン後追いに拍車がかかってきた。寝るときはいつも足元。歩けば足に纏わりついて危ないくらい。とっても甘え上手になりました。


ニャー(右)より一回り大きくなっても甘えん坊は変わりません

何がちび太を変えたの? 恥ずかしながら告白すると、どうやら自分らしいのです。昨年後半から薄々感じてはいたものの、今年になってはっきりと決意した。そう、「コラッ」の大声を出さない。ただそれだけです。それだけでニャーが変わった。ちび太も変わった。どんどんやさしくなっていく。

怖くない保護者。安らぎのある生活。ハナ、テツ、くもの3匹時代のように、平和でのどかな日常がわが家に戻ってきた。


ネコ団子の中心で(左からキー、ちび太、チキン)

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保護猫からの贈り物 ~リン一家の家猫生活~

2020年01月12日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
ネコほど平和な動物はいないと
一緒に暮らした人なら知っている
人を警戒し睨みつけ威嚇するノラだって
平和な家で暮らせばおっとりネコに変身する
ネコには平和が何より似合う

昔のように行動的になってきたリンです

リンがまだよちよち歩きの幼子2匹を連れてやって来て
家裏でノラ生活を始めたのは2年前の冬だった
こぼれ落ちずに何とかこの家までたどり着けたのも
その後のいろいろな困難を乗り越えられたのも
この3匹の強運のおかげだろう

"ツインズ"も健在です

だから今、わが家でどんな困難があっても
彼らはものとも感じない
ニャーの睨みやちび太のストーキング
最近ではポニーやチキンに追い回されても
そんなことは屁でもない


ありゃ、ニャーがコタツに入って来た(でも焦らないリン)

オジンがどんなに怖くなっても
「君子危うきに近寄らず」でやり過ごしちゃう
危険の中で暮らしてきたネコだから
"小さな平和"を見つけ出す天才だ

キー、「最近はオジンよりポニーの方が怖いです」

少しでも平和な時間があれば
思い切りくつろいでのんびり過ごす
遊ぶのもよし、寝るのもよし
ネコには、平和な時間がよく似合う

オジンに好意を示し始めた?クウ

今年は反省したオジンが怒鳴らなくなって
リン一家がのんびり過ごす時間が増えてきた
一家3匹でコタツを独占して寝呆けたり
午前か午後をまるまる日向ぼっこで過ごしたり
くつろぐことの名人だ

お店の小物売り場で見つけた置物です

そして彼らは必ずや
保護者にも平和のおすそ分けをくれるのです
さて今年も、目一杯恩恵に預かろうか


まさかそのモデルは・・・ツインズ?

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年頭の誓い

2020年01月08日 | ニャー
まずは本文最下段に貼り付けた過去記事をご覧下さい。昨年4月に書いたもの。
ニャーがストレスで生死の間を彷徨うまで追い詰めてしまった自分の反省文です。自分がどんなにひどい保護者だったか、恥を忍んでの再掲です。

「今年もよろしこ」:やっぱり新年はニャーからだ

あれだけ自分を慕っていたニャーに対する仕打ちでした。カーテンや壁紙を破かれても家をボロボロにされても、それは覚悟の上だった(ニャーはそんなことしないけど)。でも共同生活の仲間を敵視することだけは止めてほしかった。あのときの自分は、結果的にニャーの理解者でも猫族の理解者でもなかったのです。


この冬あたりからのんびり感が戻ってきた(テレビの裏にて)

テツの介護に明け暮れた最後の1年間にソトチビやみう、店ではニャーたちと出会い、過酷な生活と運命に翻弄されるノラたちを思いやるようになった。テツを失いニャーを迎えたときは少しでもノラたちの救いになればと行動開始。今では8匹の家族と暮らし、できる限り外のノラたちもお世話する。でも、自分は気付いていなかった。仲の良かったかつての3匹組のときは潜んでいた自分の本性が出ていたのです。

あらゆる生物の頂点に立つ人間は、他の動物たちを語るときに上から目線で見下すようになった。結局自分もそうだった。猫を理解する。ノラたちを救う。その言い方からしてそうなのだ。「ノラの矜持」「ノラの本懐」「猫には猫の事情がありんす」・・・いろいろ書いてきた自分が、本当に猫の気持ちをわかろうとしていたのだろうか。


「オジン、あまり難しく考えないでね」

正月の間に漠然と考えているうちにわかってきた。相手を理解する前にまずありのままを受け入れること。それが人間愛、動物愛の原点なんだ。ニャーたちは初めから全てを見ていた。普段は優しいけど突然狂いだす危うげな保護者として、彼らはありのままを否定することなくじっと見据え、そして受け入れてきたのだ。動物は人間のように嘘をつかないし自分自身を騙すこともしない。というよりできないからです。

キーワードは「対等」。能力や知識に関わらない命と命の対等。異質のものへの寛容。人種や文化が違う相手にはこうあるべきだと、いつも言っていることじゃないか。ああ、何だか自分が未熟でニャーたちが偉大に見えてきた。実は前出の反省の後も、さすがに実力行使は止めたけど「コラッ!」の一喝は続けてきた。でもそれを続ける限り、平和主義者のニャーたちと心底打ち解けることはないんだろうな。


勝手口外でのサクラの食事を見守る

まったく、自由なノラ相手にこんなことすればすかさず見放されてしまうだろうに。家猫は言わば虜の状態。それに乗じての上から目線は、人として如何なものかだ。正月の間に湧き上がったこの決意を、トシもトシだが何とか醸成させたいと思うのです。

なんて思っていたら、ニャーが4度目の冬にして初めて自分から寝布団の中に入って来た。今年は我々の関係がさらに発展しそうな、そんな予感を持てた正月でした。


猫団子にも参加してます(左からニャー、ポニー、シロキ)

過去記事(2019.4.13投稿)

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