今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

外猫暮らしはやっぱり大変

2021年10月17日 | サクラ(新顔)
今日は朝から冷たい雨。昼でさえ気温が11℃。昨日より10℃以上も下がりました。
リードで外に出たニャーが直ぐに入りたがる寒さです。
お店ではシーズンに入って続けての日曜雨にスタッフは落胆気味。
やっぱり秋は、"天高く馬肥ゆる"でなきゃあね。

人間だけじゃない。最近ついてない猫が1匹。・・サクラです。
間が悪いと言うか何と言うか、今朝も食べに来た直前に大雨が。
びしょ濡れになって、食べ終えると冷たい大雨の中に消えていきました。
このところこのパターンに何度も見舞われているのです。
それにしても今日の雨は、ちょっと冷たすぎるかも。

冬支度の時期なのに相変わらず食の細いサクラ

「ねこちゃんホンポ」等によると、猫が寒いと感じる気温は20℃以下だそうです。
今日は夕方雨が止んだらますます気温が下がってきた。
徐々にならまだしも、一気にこの寒さはきついだろうな。
家の中なら温調が効くけど外での暮らしはやはり大変だ。
いや、食べる当てのあるサクラはまだいい方だろう。
罪もないのに冷たい雨の中を空腹で彷徨っている子たちを思うと、胸が痛みます。

「ご飯は寝て待て」のキジロは食欲倍増しました

ところでサクラは、要領も悪そうだ。
ご飯待ち待機や雨宿りなど、かつて覚えた方法は忘れてしまったようだ。
黄白を避けて庭側に顔を出す方法も、ちびたんの時は忘れてしまったようだった。
過度な警戒心といい要領の悪さといい、ノラとしての生活力には疑問符だな。
だからこそ、大事にしなくちゃね。


この夏は庭側にも顔を出すようになったサクラだったが・・
(中で応対してるのはちび太)

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急がば回れ ~久々のポニーくん~

2021年10月15日 | チキン,キリン,ポニー
何だかポニーのことを書くのは、久しぶりの気がします。
(ポニー単独の記事は5月以来でした。)
思えば悪ガキだのなんだのと、あまりいいことは書いてこなかった。
でもポニーくん、実はすごく甘えん坊だったんです。

こっちが座るとおしりをつけてくるのが甘えの合図

生後半年過ぎるくらいまでノラだった子は、やっぱり自我も芽生えるし警戒心も強い。
そんなポニーがわが家に加わっても、心を開くまでには時間が必要なんだよね。
他猫に引けを取るまいと遮二無二頑張ってきたけど、どうやらそんな必要ないらしい。
それがわかってくれば、猫はみんな平和主義者で甘えん坊だ。

びびりだったポニーも、カメラを怖がらなくなりました

そう、だから先人は言った。・・急がば回れと。
まだまだあるぞ、
果報は寝て待て・・慌てる乞食は貰いが少ない・・急いては事を仕損じる。
余程人間が陥りやすい過ちなんだな、これは。
だから改心したのです。
自分の気持ちや都合で、ちびたんの人馴れをこれ以上せかすべからずと。


僚友チキンは最高の遊び相手

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目指せシロちゃん? ~モドキのいる夜景~

2021年10月12日 | モドキ
昨日は、久々に花市場での引き荷に同行した。
天候不順の影響かコロナの影響か、園芸シーズンたけなわなのに少なめの集荷量。
まあ、おかげで早く帰れたけど。

夜遅くなって帰店すると、軽量鉢小屋でモドキがお出迎え。
置き餌は食べずにただボーッとしていた。
いや、中にいたココレオがそわそわしていたので、外から挨拶した後だったようだ。
購入した花苗の荷下ろし作業中、ずっと周辺をうろちょろしていました。
遊んでほしかったのかな。

昨日は、夜遅く帰宅するとモドキが待っていた

いつ店に来ていつ帰るのか、どのくらい店にいるのかは定かでない。
日暮れが閉店より早くなった先日は、まだ閉店前にやってきてレジ外台に。
するとお客さんが「あらぁ、この子かわいい!」と集まって来た。
モドキは見つめられて照れ臭いのか怖いのか、そそくさと事務所前のBYに逃げ込んだ。
そんなモドキにスタッフは「冬モードになってきたね」と。

モドキとのお付き合いはかれこれ4年半になります。
出会ったときは推定1才近かったので、5才は超えているはずだ。
いろいろあったけど、今は安定期かも。
目指すは"保坂家のシロちゃん"か?  (過去記事「シロちゃん15年の重み」参照)

夜遅くまで作業するスタッフを守るかのように

そういえばシロちゃん、2年近く前の冬に家の中に迎えられたそうです。
保坂さんが食欲の落ちたシロちゃんを心配して強制収容したらしい。
シロちゃんは16年間の外猫生活にピリオドを打っていた。
最近は家猫生活にも慣れてきたとか。
何ともほっこりする話です。

「おーい、レオとココ、遊ぼうよ??」

モドキも、こっちの知らないところでどんな苦労をしてるかわからない。
昨日書いた通りで、今はちびたんの加入でひっちゃかめっちゃかのわが家。
でもいつか必ずシロちゃんのように、モドキを迎えようと改めて誓うのです。

時として絵になる店内のガゼボと

※芥川賞作家の保坂さんとシロちゃんの話は、ネット検索すればたくさんでてきます。

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狂いだした歯車

2021年10月11日 | 大家族の日常
「まいどなニュース・猫」には子猫を保護した話が沢山。
最近の記事では、猫育て未経験者が道路の植栽帯で鳴く子猫を見ていられず保護。
「シャーッ」と威嚇してくる子猫を風呂に入れて洗ったりと大変な様子。
ところがその子猫、保護して4日目には抱くと喉を鳴らすまでに大変身したとか。

わが家猫社会のトップに立つニャーは保護者に最も近い存在
(今回はわが家で暮らす猫たちが勢ぞろい・本文と直接の関係はありません)

いやはや、なんとも羨ましい限り。
それに較べてちびたん、何が違うのか悪いのか。
最近は狂暴さがさらに増して「ウーッ」「シャーッ」と威嚇を連発。
保護者は流血覚悟のお世話となりました。

天真爛漫さが影を潜め、ニャーにも保護者にもうまく甘えられないちび太

いや、それだけではない。
何だか物騒な本記事のタイトル。
中の猫たちの変調が、今やはっきりとしてきたのです。

また追われ始めたけど、気丈さで持ちこたえるリンも本当は甘えん坊

幼猫チキンとキリンを迎えた2年前の夏。
先住猫たちがおかしくなってリン一家が狙われ、さらに揃いも揃って粗相を始めた。
直接の因果関係は不明だけどテンちゃんとみうが身罷ったのもこの時期だ。
粗相問題は、翌年の4月に最後まで続いたクウが改善して一応収束した。
そのときはニャーの転化行動に自分がお仕置きする悪循環が原因と推察。
しかしきっかけは、やはりチキンたちの加入だったように思うのです。

狙われ追われても兄弟の絆は変わらない(ツインズ=キーとクウ)

ちびたんを迎えて2週間が過ぎ、何だかあのときと状況が似て来た。
ちびたんはチキンたちと違ってケージの中。
しかし今は治まったが、当初のビービー鳴きには中の猫たちが落ち着かなかった。
ちび太とチキンの食欲が見る見る落ち、リン一家が再び狙われ始める。
ニャーがクウとシロキを、ちび太がリンを、ポニーとチキンがキーとクウを。
ポニーはニャーをも結構辛辣に追い始めた。
落ち着けなくなった猫たちの日常。
そしてとうとう、クウの粗相が始まりました。

相変わらずの泰然自若、マイペースのシロキも甘えん坊

今日で3日連続。
愛用のトイレでも落ち着けないようで、全洗浄してみたけど効果なし。
それに、2日目は他の誰かも関与している。(キーかリン?)
一方のちびたんは狂ったようにトイレの砂を掻き出す。
家番の保護者は世話と掃除に追われて、自分の時間が殆どない始末。

怖いものなしの悪ガキコンビは根っからの甘えん坊(チキンとポニー)

みんなが困っている。そして心の悲鳴をあげています。
ちびたんの保護と関係があるのかどうかはわからない。
でも、タイミングがあまりにも一致しているのです。
ちびたんに早く馴れてもらういい方法はないかと、ネット検索を重ねているこの頃です。

顔が精悍になってきたちびたんが、甘えてくるのはいつのことやら

※本記事はシリーズです
1.新顔子猫ちゃん参上 ちびたん 2021.9.21 (ちびたんカテゴリー) 
2.サクよ、君はそんなにヤワじゃない 2021.9.24(サクラ・キジロカテゴリー)
3.ちびたんの保護 2021.9.25(ちびたんカテゴリー)
4.たそがれオジンの子ニャン育て 2021.10.3(ちびたんカテゴリー)
5.慣れてきたちびたん 2021.10.8(ちびたんカテゴリー)

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慣れてきたちびたん

2021年10月08日 | ケン(ちびたん)とコミケ
保護から2週間、残念ながら「馴れてきた」ではありません。
悲しきかな、ちびたんはケージ暮らしに慣れてきたようです。
子猫の順応性は高い。
でもこの慣れは言うまでもなく、諦めの結果だろう。

ちびたんの仮設暮らし

自分は保護団体「ねこけん」さんのブログを読むのが好きです。(ORICON NEWSで配信)
かつて「十猫十色」という記事で書いたように、どんなノラでも自分の過去という唯一無二の物語を背負っている。大抵は辛く切なく、そして悲しい物語。その物語には多少なりとも人間が絡んでいる。ねこけんブログではそんな物語のひとつひとつを丁寧に紹介しています。保護された後の愛情に満ちた暮らしぶりも。

そのねこけんブログに「マーチ」という名前の猫がでてきます。7年間も狭いケージの中で多頭飼いされた猫。産んだ子供を食べられたりと悲惨な経験を繰り返してきた。ケージ飼いの理由は「部屋が汚れるから。」 まだまだ日本にはこんな飼い主が多いのだ。マーチはねこけんに救出保護され、幸せな暮らしを知ることができた。しかし重篤な腫瘍が見つかり、3年後には生涯を閉じるのでした。

ちびたんは食欲も旺盛です

当ブログでも何度か取り上げた「動物の5つの自由。」
ケージ飼いはまったくそれに反した方法で、長引けば虐待と変わらない。
でも、ちびたんは落ち込むどころか無邪気に遊んでいます。
お腹が空けばすぐに食べられることがわかったのか、安心したようにも見える。
まったく、猫というのは順応性がよすぎるのだ。

顔を見せれば相変わらず「シャー。」
でもその後は目をしばしばさせて親愛の眼差し。
警戒心も解けつつあるのか、ケージ手前にいることが多くなった。
じゃれなのか攻撃なのかは不明だけど、扉に手をやれば中から飛びついてくる。
そんな状態が続いています。
もう一歩、もう一歩だ。でもあとどのくらい続くのだろう。

焦りは禁物、とわかっていても焦ってしまう。
自分には速やかに首尾よく成し遂げる必要があるからだ。
譲渡会に出す時のちびたんの年齢(月齢)。
ちびたんを終生保育できないという自分の年齢的な制約。
外でお迎えの順番を待っている仲間たちの期待。
そして中の猫たちに与える精神的な影響。

とりわけ中の猫たちには、既に変調の兆しが見え始めているのです。
その話は次回にて。

ビービー鳴きも治まって、すっかり落ち着いてきました

※本記事はシリーズです
1.新顔子猫ちゃん参上 ちびたん 2021.9.21 (ちびたんカテゴリー) 
2.サクよ、君はそんなにヤワじゃない 2021.9.24(サクラ・キジロカテゴリー)
3.ちびたんの保護 2021.9.25(ちびたんカテゴリー) 
4.たそがれオジンの子ニャン育て 2021.10.3(ちびたんカテゴリー)

※マーチの記事
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