安生正さんです。
著者の単独作品を初めて読みます。
第11回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化! 北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。救助に向かった陸上自衛官三等陸佐の廻田と、感染症学者の富樫博士らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられる。北海道本島でも同様の事件が起こり、彼らはある法則を見出すが……。未曾有の危機に立ち向かう! 壮大なスケールで「未知の恐怖」との闘いを描くパニック・スリラーです。 by Amazon
これは「ミステリ」「スリラー」「冒険小説」「パニック小説」「SF」「サスペンス」などどの小説分野からも
「だめ、絶対」
と否定されるべき小説です。
ここまで酷いのは久しぶりです。
っていうか、はじめてです。
この小説の芯は
謎の感染症か?>原因不明>再度発生>被害拡大>またも発生
でも。
原因が「アレ」だったら一回目の事故でほぼ100%解る筈。
苦しんだ様子も描写されているので、生存者はゼロでも、手がかりがゼロってことは物理上無い。
ましてや「同時発生」ってい言っているが、「アレ」だったら1分~10分程度のタイムラグが出ないとおかしい。
原因に「アレ」を選択した時点で、小説世界の屋台骨がシロアリにでも食いつくされたようになくなってしまっている。
これが大賞って言うのは、宮部みゆきが「蒲生亭事件」で「日本SF大賞」を獲ったと同レベルで憂うべきことだ。
著者の単独作品を初めて読みます。
第11回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化! 北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。救助に向かった陸上自衛官三等陸佐の廻田と、感染症学者の富樫博士らは、政府から被害拡大を阻止するよう命じられる。北海道本島でも同様の事件が起こり、彼らはある法則を見出すが……。未曾有の危機に立ち向かう! 壮大なスケールで「未知の恐怖」との闘いを描くパニック・スリラーです。 by Amazon
これは「ミステリ」「スリラー」「冒険小説」「パニック小説」「SF」「サスペンス」などどの小説分野からも
「だめ、絶対」
と否定されるべき小説です。
ここまで酷いのは久しぶりです。
っていうか、はじめてです。
この小説の芯は
謎の感染症か?>原因不明>再度発生>被害拡大>またも発生
でも。
原因が「アレ」だったら一回目の事故でほぼ100%解る筈。
苦しんだ様子も描写されているので、生存者はゼロでも、手がかりがゼロってことは物理上無い。
ましてや「同時発生」ってい言っているが、「アレ」だったら1分~10分程度のタイムラグが出ないとおかしい。
原因に「アレ」を選択した時点で、小説世界の屋台骨がシロアリにでも食いつくされたようになくなってしまっている。
これが大賞って言うのは、宮部みゆきが「蒲生亭事件」で「日本SF大賞」を獲ったと同レベルで憂うべきことだ。