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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

人生スイッチ~Relatos salvajes

2015年08月26日 23時49分18秒 | 映像事
スペインの名匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務めたブラックコメディ。2014年・第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、第87回アカデミー賞ではアルゼンチン映画として外国語映画賞にもノミネートされた。人生において決して押してはならないスイッチを押してしまったがために、絶望的な不運の連鎖に巻き込まれていく男女6人のエピソードを姿を描いた。監督はこれが長編映画3作目となるアルゼンチンの新鋭ダミアン・ジフロン。出演は、アカデミー外国語映画賞受賞作「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリンほか。by映画.com

製作がアルモドバルさんだったので観に行きました。

久しぶりに観るアルモドバルさんです。

「アタメ!」はとにかく吃驚しました。

よくわからないけど衝撃でした。

よくわからないけど衝撃ってあんまり経験出来ないんで。

昔、洋ピン(これは今では死語か?)を観に行ってそのうちの一つが哲学的な?シュールな?内容のがあった時ぐらいの衝撃でした。



今作は独立した6つの短編を集めたオムニバス作品です。

作品には関連性がありません。

主題はちょっとしたことから生じた「些細な悪」がのっぴきならない大きさにまで変形拡大されていく過程で描かれる人間の素の部分の描写である。

1作目は話のネタ振りや落語の枕的な感じで、全観客を掴みに来てますがそれ以降はお客さんを選びます。

個人的に好きなのは、1おかえし、4ヒーローになるために、6:HAPPY WEDDINGです。

特に6:HAPPY WEDDINGは日本人には書けない脚本だと思います。

しかも着地点が「LOVE」な事は間違いないんだが、ハリウッド映画ばっかり見ていた私には消化しきれない。

ちょうど、オリーブオイルをたくさん使った料理を食べた後のように…。

映像も衝撃的で「映画観たぁ~」って実感できる作品でした。



追記、さっきAmazonで「アタメ」買いました。