当ブログ2019年11月27日記事 本日は大阪地裁に行き、生まれて初めてA君の刑事事件の裁判を傍聴しました。次回の裁判では私が情状証人として出廷します。
当ブログ2019年12月25日記事 本日は大阪地方裁判所の法廷へ。建造物侵入と窃盗事件で起訴されたA君の情状証人をしました。求刑は3年。執行猶予がつくかどうか微妙なところ。執行猶予が付けば私の情状証人のおかげとか。
本日、午後2時20分からの大阪地裁でのA君の判決に行きました。
新館2階の251法廷。傍聴席が少ない小さな法廷でした。
傍聴者は、私と福原さんだけ。今西さんは忙しくて来れないようでした。
途中から見知らぬおっさんがひとり入ってきましたが、すぐに出ていきました。
A君に対して、懲役3年。保護観察付き執行猶予4年の判決が下されました。懲役刑を食らうときは、拘置されていた40日を差し引くとも。
裁判は、2回。結審にとなる2回目に、私が情状証人として出廷。
私は、神戸大学教育学部出身で、小学校・中学社会1級・高校社会2級の教員免許保持者で、大阪市中学社会教員採用試験にも合格した教育者のはしくれだとPRしました。
そして、A君に対して、カードカルトでの実績や貢献を話しました。
そして、カードカルトでは、京都・奈良・大阪・兵庫の14店舗で、過去300名を万引きで捕まえ警察に出した。
が、教育者としての私の判断で、1件たりとも、被害届を出さずに、すべて、厳重注意で返してもらった。
同業他社は、万引きで捕まえると、すべて、被害届を出して事件化していた。
万引きで捕まえ警察に出した300名。誰一人として再犯がいなかったことを主張した。
カードカルトなら万引きしてつかまっても、被害届を出さないから、だからもういっぺん万引きしようというやつは一人もいなかった。
万引きしてつかまって、パトカーに乗せられてれて警察署に行ったことで、みんな懲りている。
A君も、9月20日につかまってからずっと留置・拘置されている。懲りているはずだ。
A君は、周りに迷惑をかける事を恐れて、警察には、住所不定・無職・たまに日雇い。といたそうで、
1回目の裁判では、A君の職業を日雇い労働者と検察官が読み上げていました。
高校中退。少年刑務所に服役していた期間もあり、裁判長からの空気では、こんなやつは、刑務所へぶち込め。というのが、ひしひしと感じ取れました。
よって、私が情状証人するまでは、A君の実刑は免れないという雰囲気でしたが、
私の情状証人で、空気が変わったのが感じられました。
2回目の裁判(結審)終了後、今西憲之さんから執行猶予が付いたら山本さんの手柄やでまで、と言われました。
マスコミ2名は、実刑判決を予想。井上君の担当弁護士は、実刑がついてもおかしくない案件ではるが、執行猶予が付きそうと言っていました。
そして、本日、判決。
判決文の中に、私を示す元雇用主うんたらが・・
そして、判決後の説明の中で、山本さんという固有名詞が複数回。
意外だったのは、検察官のうちの一人が、開廷して、私に会釈した事でした。
その検察官は、情状証人の時、前科者を雇うのかという質問を私に投げかけてきた人でした。
私は前科があっても、色眼鏡で見るのは嫌だ。更生していたなら雇うと答えました。
その検察官からは、前科者ばかりを雇う会社があるが、そういう取り組みはしないかと聞かれました。
私は、知らない前科者を雇うところまではできない。A君に関しては雇えると答えていました。
その検察官は、人権派の検察官のようでした。
そして、10分で閉廷。
後、保護観察処分についての説明が事務官からありました。
そして、拘置所にもどり、午後5時頃、うちの事務所に来るとか。