ただいま見た映画、「バンテージ・ポイント」。バンテージ・ポイント - Wikipedia
だいぶたってから、以前に見たことがあると気が付きましたが、面白いのでそのまま見続けました。
9.11以降にできた映画。舞台はスペインで、アメリカ大統領が広場で演説を始める瞬間、狙撃される、というところから始まります。彼は一年前にも狙われ、警備員の男性が身代わりになります。その男性、バードはいっとき精神を病んだ末この日に復帰。彼がこの映画のほぼ主人公です。
「ほぼ」と書いたのには理由があります。この映画の面白いところは、狙撃事件の起きる何分か前からその後の何分かのちまでを、かかわった人たち8名の視点から何度も描かれていること。
最初のシーンは、テレビの中継車。その後、バード、アメリカ人観光客としてたまたま広場を訪れていたウィティカ演じる黒人男性、大統領、テロリストたちなど、それぞれが主人公になり、同じ場面を違う角度から描かれ、徐々に真相が明らかにされます。アクション映画なのですが、とにかく編集がすごい。筋もよくできている。かわいらしいスペインの少女も重要人物です。
1時間半があっという間。血なまぐさい映画でしたが、いっとき憂さを忘れました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます