アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

しょうゆ樽の引っ越し

2016-08-15 14:39:50 | 稲武醤友クラブ

    7月21日、しょうゆ樽の引っ越しをしました。

    4月に仕込んだ醤油は、まず納屋に入れて、日はあまりいれずに風通しをよくしてやり、何日めかごとに天地返しし続けました。今年は、3か月の間に8回の天地返しを。

    1,2度、表面に白いカビが浮いていたことがあり、いずれも少しだったので、取り除かないで樽の底に押し込みました。ただし、気がかりなので、たぶたび納屋のシャッターを開け、天地返しも、去年よりはちょっとだけおお目にいたしました。

    そうして迎えた、梅雨明け。いよいよ樽を外の醤油蔵に移動する日が来ました。2週間ぶりに開けた樽には、表面にはまたもや白いカビが。

    しょうゆ樽の底に押し込んで、移動。60リットルほどの醤油が入っているる樽を移動するのは大変なので、小分けして。

    こちらが私たちの醤油蔵。周りの草を刈り、通気をよくします。

    蔵の中の温度計は22度。40度から50くらいになると、カビ菌は死に絶えるはずなので、夏の炎天下でがんがん日光を浴びてほしい。

    香りも味もだいぶ醤油に近づきました。絞りの季節までほぼ9か月。最低毎月一回の天地返しのほかは、とりたててなにもせず、ひたすらおいしくなるのを待ちます。

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