アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

赤い花のゲンノショウコ

2010-01-05 17:35:53 | アンティマキの場所に生きる動植物
 「現の証拠」の意味でゲンノショウコという薬草があります。名前だけ知っていましたが、見たのは今の家に引っ越してから。どこでもみかけるポピュラーな雑草らしく、地元の人には珍しくもなんともない植物のようです。

 名前の由来は、下痢止めに速やかな効果があることから。実際に試した人の話では、「ほんとに現の証拠!」だそうです。

 この花は、初夏のころから秋にかけて、かれんな姿を見せてくれます。木賊やギボシなどといっしょに寄せ植えにしたこともあります。葉の形も面白いので、山里らしいひっそりした趣の一鉢になりました。

 昨年9月の終わりころ、近くにある面ノ木の原生林の自然観察会に参加したときのこと。白やピンクのゲンノショウコを指差して、講師が、「東日本は赤い花が多く、西日本は白い花が多い。愛知県は中間にあるので、ピンクの花が多いのです。白も見かけますが、赤はめったにありません」と説明されました。家にあるのも講師の言われるとおり、白かピンクだけ。赤いゲンノショウコの花は見たことがありません。いつか見てみたいものだと思っていた矢先のことです。

 なんと、荒れ果てた庭の一角で赤いゲンノショウコの一群を発見したのです! 

 突如現れたゲンノショウコ。うれしい発見です。せっかくなのに、写真を撮り忘れたようです。残念!
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マクロビオティックとの出会い

2010-01-05 14:41:46 | マクロビオティック
80年代の中ごろ、私は大阪の自然食品メーカーで、マクロビオティックの雑誌編集に携わっていました。
 
 マクロビオティックとは、玄米菜食の食事法。戦前にこの食事法を提唱し、多くの病人を治してきたのが、桜沢如一という日本人。彼は欧米に渡り、かの地でも人々の健康回復に努めました。その弟子の一人が、ハリウッドの俳優たちをはじめとするアメリカ人に影響を与え、近年、逆輸入の形で日本でもブームが広がりました。

 今では、大手出版社の雑誌でも別冊や特集が組まれるほど市民権を得ている食事法ですが、私がマクロビオティックと出会ったころは、ごく一部の変わり者が食べている粗末な食事、といったイメージが強かった時代です。
 
 でも、私も家人も、もともと食いしん坊で食に対する好奇心が旺盛だったので、当時まだ珍しかった玄米に対してもマクロビオティックの食事法に対しても、偏見は一切持っていませんでした。
 
むしろ、面白そうという気持が強くて、マクロビオティックの世界に仲間入りしました。

 当時、私たちにはさほどの病気はなかったのですが、たまにいただく玄米やマクロビオティック料理がとてもおいしくて、口中に広がるしみじみとした味わいを心地よく感じました。

 私たちの身体は、玄米はもちろん、鉄火味噌、ごま塩、玄米パン、玄米せんべい、玄米味噌、などなど、それまであまり食べたことのなかった食品や食材を、渇いたのどに流し込むようにどんどん吸収しました。今から思えば、さほど美味しくないものもあったはずなのに、当時は「おいしい!」と感じたのです。たぶん、それだけ体が欲していたのでしょう。

 何より驚いたのは、低農薬の玄米を水につけておいたら発芽したこと。試みに、入社する直前に近所で買い求めた普通の玄米を水につけたら、何日たっても発芽せず、紫色に変色しました。発芽したほうの玄米は、ベランダに置いたバケツの中でどんどん成育し、結実までしました!

 マクロビオティックは、病気はその病人のいままで食べてきたものによって作られる、と考えます。重い病気を治すためには、単に玄米を食べ、肉や魚をやめるだけではなく、病気やその病人の体質に応じた「食箋」というものを忠実に守らないと、なかなか快方には向かいません。また、マクロビオティックでは結局病が癒えず、ほかの療法を求める方もおられます。

 それでも、マクロビオティックによって治った例は数知れず、私もたくさんの方々の体験を取材しました。

 自分たちも試みに、ちょっとだけマクロビオティックらしい食事に切り替えようと思ったのは、入社して二ヶ月ほどたってから。
 玄米とひじきや根菜の煮物、味噌汁といった代わり映えのしないメニューを毎日続けました。でも、嗜好品はやめられず、昼食は外食も多く、ほんとうの厳密な玄米菜食とはいいがたい食事でした。

 そんないいかげんな食事でしたが、3ヶ月もたたずに効果が出てきました。

 まず、家人のアレルギーが消えました。彼は子供のころからひどいアレルギーで、検査したほとんどのものに反応したとのこと。漢方薬を飲み始めてすこし落ち着きましたが、ちょっとした環境の変化ですぐに体中がかゆくなったり、鼻水が止まらなくなったりしていました。

 それが、10キロほどの急速な減量とともにすっかりなりを潜めたのです。

 つぎに私の血圧が下がりました。高校時代、上の血圧(正式名は知りません)が168もあり、その後も150を下ったことがないほど高かったのに、マクロビオティック生活を始めて一年もたたずに110前後に下がりました。ついで、体温が上がりました。5度5分くらいだったのが6度2分ほどになったのです。

 その後、職を変わったり、環境が変わったりしてマクロビオティック生活から遠ざかったのですが、家人のアレルギーは昔ほどひどくはならず、私の血圧はほとんどかわらず正常を保っています。ただし、体温はまた下がり、近頃は年相応に冷え性に悩まされています。

 当時、愛知県に住む実家の父に尿管結石ができ、入院するという事態が起きました。マクロビオティックのすごさを知ったばかりのころだったので、京都から愛知まで飛んで帰り、父に玄米を食べさせ、芋パスタや生姜シップなどの手当てを施しました。すると、いつのまにか結石が消え、「治った理由がわからない」と、医者が首を傾げるほどに回復しました。そして体重が減ったせいか、若いころから苦しんでいた腰の痛みがまったくなくなったのです。

 そんなこんなで、マクロビオティックの恩恵にはあずかってきたのですが、他の食事にも好奇心と欲望が絶えず起こり、なかなか昔のような食生活に戻れないですごして来ました。

 ふたたびちゃんとマクロビオティック生活をしたいものだと思い始めた矢先、大阪の知人と一緒にやってきた初田智恵子さんと知り合いになりました。5年ほど前のことです。

 彼女は大阪のクシマクロビオティックスクールを卒業し、マクロビオティックの仕事を始めたところでした。

 稲武の地をとても気にいってくれた彼女に、また来てほしいと思い、せっかく来てもらうならマクロビオティック生活を始めるきっかけを作りたいと考えたのが、「チエ流マクロビオティック料理教室」の開催につながりました。

 

 
 
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ビワの生葉シップ~ビワの葉療法その2~

2010-01-04 16:05:39 | アンティマキ風自然的生活
 持病の左足の坐骨神経痛が、ビワの生葉とこんにゃくシップでいっときよくなったので、生葉だけをただ貼ってみました。

 表のつるつるした部分を肌に貼り付けるだけ、という簡単すぎるほどの療法なので、気休めとしか考えていませんでしたが、思いのほか、いいのです!

 足のだるさや痛みが和らぎ、軽快になりました。ビワの葉療法は何千年も前からある療法だそうで、葉を火であぶりもんでから身体のあちこちをマッサージする「金地院療法」は、難病に苦しんだ多くの人々を救ったと、「クスリになる食べ物」(主婦と生活社刊)にあります。

 坐骨神経痛は、本来は腰が弱くておきたものなのですが、痛む箇所は足のふくらはぎ。かかりつけの鍼灸師さんは、「足の痛みは筋肉痛なので、腹筋を鍛えて腰をしっかり保たせることが大事」といわれます。

 日々の運動が大事とは思っても、さしあたっての痛みには耐えられません。それが、このビワの葉を貼るだけで、かんたんに痛みが取れたのです。

 こんにゃくシップだと休んでいるときでないと手当てできませんが、貼るだけなら、かんたん。葉っぱをぺたぺた貼って、上からラップでおおい、ズボンをはくだけ。今日一日、普通の仕事に耐えられました。

*ただし、これはあくまで私の体験です。体に合わない人もあるかもしれませんので、ご承知ください。
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冬のオカキ

2010-01-04 15:27:14 | アンティマキの焼き菓子とパン
 アンティマキの焼き菓子は、甘さを抑えて素材の持ち味を生かした、そこはかとない深い味わいが特徴です。主な材料は国内産小麦粉、稲武産玄米、稲武産米粉、沖縄産粗糖、ノンアルミのベーキングパウダー、自然卵、自然塩、米油などです。
 
 アンティマキの商品は、稲武の直売所「どんぐりの里いなぶ どんぐり横丁」で主に取り扱っていますが、宅配にも応じます。「アンティマキの場所 問い合わせメール」からお問い合わせ、ご注文ください。草木染め製品とあわせたギフトもうけたまわっております。

 アンティマキ工房では、小麦粉、そば粉、米粉、ナッツ、乳製品を扱っていますので、アレルギーのある方はご注意ください。
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 オカキは、三河、尾張などこのあたりの地方では、昔からあったお菓子です。オヘゲとかオヘギともいうそうで、もちを薄く「へぐ」からそのようにいうのではなかろうか、とおもいます。

 アンティマキのオカキの材料はごくシンプル。稲武産低農薬栽培のもち米に沖縄産粗糖と塩だけを加えてついたもちを、固くしてから薄く切り、数日間陰干ししてから焼きました。甘みはかなり抑えてあるので、米のうまみがよく感じられます。稲武産のたかきび入りも始めました。70g350円

■冬のオカキ~玄米~

<材料>稲武産玄米もち米 沖縄産粗糖 自然塩

■冬のオカキ~たかきび入り~

<材料>稲武産もち米三分搗き米 稲武産たかきび粉 沖縄産粗糖 自然塩
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クラッカー

2010-01-04 15:14:31 | アンティマキの焼き菓子とパン
 アンティマキの焼き菓子は、甘さを抑えて素材の持ち味を生かした、そこはかとない深い味わいが特徴です。主な材料は国内産小麦粉、稲武産玄米、稲武産米粉、沖縄産粗糖、ノンアルミのベーキングパウダー、自然卵、自然塩、米油(ツノ食品)などです。
 
 アンティマキの商品は、稲武の直売所「どんぐりの里いなぶ どんぐり横丁」で主に取り扱っていますが、宅配にも応じます。「アンティマキの場所 問い合わせメール」からお問い合わせ、ご注文ください。草木染め製品とあわせたギフトもうけたまわっております。

 アンティマキ工房では、小麦粉、そば粉、米粉、ナッツ、乳製品を扱っていますので、アレルギーのある方はご注意ください。
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 クラッカーは二種類あります。さくさくした食感が病みつきになるお菓子です。あますぎないジャムやマーマレード、ディップによくあいます。70g入り250円

■米粉入りクラッカー

 稲武産米の粉を使用。米の味わいが懐かしくかんじられるクラッカーです。
<材料>福岡産薄力粉(麦のなごみ) 国内産全粒粉 稲武産米の粉 米油 自然塩

■酒粕入りクラッカー
 稲武にある蓬莱泉吟醸工房の酒粕を使っています。酒に弱い方でも、日本酒の風味を楽しんでいただけます。
<材料>福岡産薄力粉(麦のなごみ) 国内産全粒粉 稲武産酒粕 米油 自然塩
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スコーン

2010-01-04 14:44:27 | アンティマキの焼き菓子とパン
 アンティマキの焼き菓子は、甘さを抑えて素材の持ち味を生かした、そこはかとない深い味わいが特徴です。主な材料は国内産小麦粉、稲武産玄米、稲武産米粉、沖縄産粗糖、ノンアルミのベーキングパウダー、自然卵、自然塩、米油(ツノ食品)などです。
 
 アンティマキの商品は、稲武の直売所「どんぐりの里いなぶ どんぐり横丁」で主に取り扱っていますが、宅配にも応じます。「アンティマキの場所 問い合わせメール」からお問い合わせ、ご注文ください。草木染め製品とあわせたギフトもうけたまわっております。

 アンティマキ工房では、小麦粉、そば粉、米粉、ナッツ、乳製品を扱っていますので、アレルギーのある方はご注意ください。
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 スコーンは、米油(ツノ食品)と豆乳を使用しており、とても素朴な味わいです。卵や牛乳、バターが入っていないので、脂肪のとりすぎの心配がありません。四種類あって、ブルーベリースコーンとりんご&塩スコーンは、ジャムをサンドしたスコーンです。そのままでもお召し上がりいただけますが、オーブントースターで3,4分焼いていただくと、いっそうおいしくなります。2個入り 320円
■ブルーベリースコーン
 無添加のブルーベリージャム(ブルーベリー、りんごジュース、レモン汁、ペクチン)に生の果実を載せました。甘酸っぱいブルーベリーの味が生きています。
 <材料>福岡産薄力粉(麦のなごみ)国内産全粒粉 沖縄産粗糖 豆乳 米油
ブルーベリージャム ブルーベリー果実 自然塩 蜂蜜

■りんご&塩スコーン
 
信州産りんごを塩だけで煮た自家製ジャムを使っています。上に降りかけたフランス産の塩味が利いています。
<材料>福岡産薄力粉(麦のなごみ)国内産全粒粉 沖縄産粗糖 豆乳 米油
りんご 自然塩 蜂蜜 シナモン

■黒糖&くるみスコーン
<材料>福岡産薄力粉(麦のなごみ)国内産全粒粉 沖縄産黒糖 豆乳 米油
アメリカ産くるみ 自然塩 蜂蜜 

■夏みかんピールスコーン
<材料>福岡産薄力粉(麦のなごみ)国内産全粒粉 沖縄産粗糖 豆乳 米油
自家製夏みかんピール 自然塩 蜂蜜
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穀物クッキー

2010-01-04 14:43:52 | アンティマキの焼き菓子とパン
 アンティマキの焼き菓子は、甘さを抑えて素材の持ち味を生かした、そこはかとない深い味わいが特徴です。主な材料は国内産小麦粉、稲武産玄米、稲武産米粉、沖縄産粗糖(和田精糖「ほんわか糖」)、ノンアルミのベーキングパウダー、自然卵、自然塩、米油(ツノ食品)などです。
 
 アンティマキの商品は、稲武の直売所「どんぐりの里いなぶ どんぐり横丁」で主に取り扱っていますが、宅配にも応じます。「アンティマキの場所 問い合わせメール」からお問い合わせ、ご注文ください。草木染め製品とあわせたギフトもうけたまわっております。

 アンティマキ工房では、小麦粉、そば粉、米粉、ナッツ、乳製品を扱っていますので、アレルギーのある方はご注意ください。
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 穀物クッキーは、4種類用意しています。いずれも穀物の味がしっかり感じられる食べ応えのあるクッキーです。6枚入り300円

■全粒粉クッキー

 <材料>国内産小麦粉薄力粉(福岡産「麦のなごみ」) 国内産全粒粉 沖縄産粗糖(ほんわか糖) 無塩バター 自然卵(恵那市産「ANDOの卵」)アメリカ産くるみ 自然塩

■からすむぎクッキー
 <材料>国内産薄力粉(福岡産「麦のなごみ」) オーストラリア産オートミール(カラスムギ) 国内産全粒粉 沖縄産粗糖(ほんわか糖) 無塩バター 自然卵(恵那市産「ANDOの卵」)アメリカ産くるみ 自然塩

■たかきびクッキー

 <材料>福岡産薄力粉(「麦のなごみ」)(稲武産)たかきび粉 国内産全粒粉 沖縄産粗糖(ほんわか糖) 無塩バター 恵那産自然卵(「ANDOの卵」)自然塩

■そばクッキー
 <材料>福岡産薄力粉(「麦のなごみ」)(稲武産)北海道産そば粉 国内産全粒粉 沖縄産粗糖(ほんわか糖)アメリカ産くるみ 無塩バター 恵那産自然卵(「ANDOの卵」)自然塩

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出雲だんだんそば~おいしい生そばに出会った~

2010-01-03 17:11:07 | たべもの
 そばが好き。とくにこちらに来てからいっそう好きになりました。信州が近いせいか、美味しいそば屋があるだけでなく、乾麺もおいしいのです。

 でも、生そばは、酸味料や酒精、pH調整剤なるものが入っているものがほとんどなので、つい敬遠してしまいます。それでも、生そばを見つけるともしかしたらいいそばかもしれないと、裏返して表示を見てしまいます。そしていつもがっかりして、元に戻していました。
 
 でも、その癖がやっと功を奏しました! 生そばでも無添加のおいしいそばにめぐりあったのです。

 「出雲だんだんそば」といいます。


 材料はそばと小麦粉と塩だけ。ゆで時間約3分で、すこし固めだけど、美味し沿うな仕上がりです。
 
 添付のめんつゆも、無添加。本醸造醤油と粗糖、鰹節、宗田節、本みりん、食塩、昆布、椎茸、純米酒だけ。ふだんは添付のつゆは使いませんが、材料に問題はなさそうなので、このままおわんに入れて、水洗いしたそばを入れ、薬味はねぎだけでいただきました。

 すこし固めでしたが、おいしい。このあたりでも美味しいほうの蕎麦屋に匹敵するほど。ただし、風味はすこし欠けますが。

 つゆは私にはすこし甘すぎました。でも魚くささもなく、ほぼ満足。今まで食べた生そばの中では、一番でした!

 島根県雲南市のメーカー「有限会社本田商店」のそばです。創業は大正二年。五代目「本田屋繁」さんは、パッケージにこう書いています。

 「そばというものは本来からだにいいものです。しかしながら、最近の食品は多くの保存料、添加物が入れられて便利さは増したかもしれませんが、身体には?と疑問を感じ、五代目本田屋繁はそばの原点を見つめなおしました。「食べて美味しい。身体に美味しい」が五代目の信条です」
 
 やはり、よくよく勉強して作っているメーカーでした。でも、いくら無添加でも美味しいと感じるかどうかは別問題。店主はさらにこう続けています。

 「そばの命ともいえる香りを大切にするため、そぼの実の状態を確認してからそばの実を丸々自家製粉しています。原料からそばの製麺まで食品添加物は一切使用していません。そば粉、小麦粉、食塩のシンプルなだけにごまかしのないおそばです」

 「ごまかしのないおそば」なるほど、納得の味でした。購入したのはちょっとだけ高級な食品も扱っているスーパーですが、ネット上でも買えるようです。(出雲だんだんそば)
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ビワの生葉とこんにゃくシップ~ビワの葉療法その1~

2010-01-01 23:15:45 | アンティマキ風自然的生活
 2010年の元旦は大雪でした。稲武では久々の積雪です。窓の外の雪景色を見ながら、「ビワの生葉&こんにゃくシップ」をしました。

 シップをする箇所は、左足のすねあたり。しばらく前から坐骨神経痛を病んでいて、ときどき痺れがあり、やたらに足が重くなって痛みもでるのです。

 それで、鍼灸のほか、ときどき生姜シップやサトイモシップなどいろんな民間療法をはじめているのですが、今日はたまたまた大量にもらったビワの生葉があったので、簡単にできるビワの葉シップをやってみました。

 ビワの葉はなるべくごわごわした古くて固いものを選びます。写真左の二枚を使います。

 痛む場所に貼ります。つるつるした表面を皮膚に当てます。絆創膏でうまくくっつきました。

 つぎにこんにゃくをあたためます。芯が熱くなるまで煮ます。




 タオルを二重にしてこんにゃくを包み、ビワの葉の上に載せます。はじめは熱さを感じませんが、次第にじわじわと熱くなります。そのぬくみが気持いい。さめたらまたこんにゃくを取り替えます。

 しばらくすると、一瞬痛みがうそのようになくなりました。動かすとまた痛みますが、減ったような気がします。昨日は簡易カイロであたためましたが、こんにゃくのほうがじわりとあつくなり、いっそう体にいいような気がします。

 あしたもまた、この療法を続けてみようと思います。ただし、これはあくまで私の体験です。体に合わない人もあるかもしれませんので、ご承知ください。



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