こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

美味しくない銘柄米を見つける

2009年11月04日 16時32分38秒 | Weblog
この1ケ月間、色々な新米を食べ比べしている中で、「なに、これ」という銘柄米が、いくつか見つかった。

産地でトラブルとなると困るので、詳細については言わないが、自分以外の従業員さんたちに食べてもらっても、同じ結果だったので、美味しくないことは明らかだろう。

美味しくなかった理由は、米粒の触感と喉越しの悪さが一番で、次にはやはりお米に味が無いことである。

幸い、どの銘柄米も、自分の店では取り扱いが無いので、ホッとはしているが、これらの産地は、消費者が食べたとしても、リピートがあるかどうかという事態になると思うので、これから厳しいだろうと思う。

「今年は天候が不安定だったから」という言い訳は、いつまでも続かないと思うので、そろそろ天候を考えた新しい農法を見つけた方が良いのではと思う。
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7銘柄米の食べ比べが終わる

2009年11月04日 16時14分43秒 | Weblog
依頼されていた銘柄米について、食味計での検査と、実際に試食した結果を考慮した、食べ比べが終わった。

今回の銘柄米については、「これ美味い」という銘柄米が1銘柄しかなく、後の銘柄米については、「こんなものかな」という結果に終わってしまった。

今年の天候からすれば、どの産地も頑張ったことは理解できるのだが、このお米を販売するというのであれば、妥協は許されない。

よって、結果報告としては、厳しいものになってしまった。
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「久米宏のラジオなんですよ」リスナープレゼントの発送をする

2009年11月04日 08時16分42秒 | Weblog
先月末にTBSラジオ「久米宏のラジオなんですよ」の番組オリジナルブレンド米の抽選があった。

このブレンド米は、自分がが契約している、長野県でもトップの実力を持つ3名の生産者が栽培した「幻の米コシヒカリブナの恵」と、長野県原産地呼称管理制度で3年連続で認定されている松川村の「鈴ひかりコシヒカリ」、さらに高知県の「土佐天空の郷ヒノヒカリ」と、佐賀県の銘柄米をブレンドして作り上げている。
つまり、前回までのブレンド米はコシヒカリの美味しさをベースとしていたのだが、今回のブレンド米は、ブレンドすることによって引き出せる美味しさを重視している。

なぜなら、自分が体験している結果、コシヒカリという品種は、どんなに上手な保存・精米・洗米・炊飯をしたとしても、○○産コシヒカリ100%だけで炊くというのであれば、○○産コシヒカリが持っている実力の、60%程度しか味わうことが出来ない品種だと感じている。

「何故、持っている実力をフルに発揮しないのか」と疑問を持ち、自分なりに研究をしていった結果、「コシヒカリが持っているその実力は、実は自分だけでは発揮することが出来ない」ず、残りの40%の「隠された実力」を引き出し、100%を味わおうとするのであれば、特別な方法を用いなければならないという、ちょっとへそが曲がった品種だと判った。

だからTBSラジオ「久米宏のラジオなんですよ」の番組オリジナルブレンド米については、豊作だった前回は、コシヒカリの美味しさをベースとして作られていた。
しかし今回のブレンド米は、全国的にお米の品質が100%となっていなかったことから、ブレンドすることによって引き出せるお米の美味しさを重視していることにしたのだ。

明日には当選者に届くことになるのだが、どんな反応になるのだろうか
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