こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

脱コシヒカリが最大のテーマ

2008年10月23日 05時06分39秒 | Weblog
 作付状況が“コシヒカリ”だけで全体の4割弱を占めてしまっている事を知っていますか。
産地でもこの状況に対して、徐々に危機感を感じ始めていて、“コシヒカリ”だけに頼り切らずに色々な品種をバランス良くお米を作っていこうという方向になり始めています。

 しかし、まだまだ消費者イメージが“コシヒカリ”中心となってしまっているため、産地も生産者自身も、なかなか積極的に方向転換が出来ないままになってしまっているのです。

 たぶん皆さんは洋服を選ぶとき、聞いたことが無いメーカーであっても、「このデザインや素材や色が好き」などと自分なりに気にいれば買うと思います。
 調味料などでも「このメーカーは辛口。こっちのメーカーは甘口。でも自分の好みはこのメーカー」などと自分の好みを知って選んで買っていると思います。

 このように、誰にでも好みというのはあるわけで、何かを購入しようとしたときには、自分の好みに合うものをシッカリと探してから買っていると思うのです。
 ところが、1年間毎日違う品種を食べても、食べ比べできないほどの品種があるにもかかわらず、なぜかお米だけは「“コシヒカリ”を買っていれば間違いが無く、美味しはずだ」となってしまっていて、自分の好みでシッカリと選んでいるようにはとても思えないのです。
 他のものを選ぶときには出来ているのに、なぜお米だけは自分で選ぶことが出来ないのでしょうか。

 お米には●外観●香り●味●粘り●硬さという特徴があり、これらの項目のバランスがよいのが、有名な産地の“コシヒカリ”です。
 また、このバランスは、全ての品種で異なっているだけでなく、同じ品種でも、産地や地域によっても、その年の天候によっても異なっていて、それが全てその銘柄の個性や特徴となっています。

 したがって、この違いというものを、消費者が自分なりに理解することが出来れば、おのずと“コシヒカリ”という名前だけに頼らず、自分の気に入ったお米を選ぶことが出来るはずなのです。

 具体例をあげてみると、《もっと粘りがあるご飯が好き》というのなら、もっと粘りが強いお米を選んだほうが良いのは当然のことで、もし今まで“新潟コシヒカリ”を食べていたというのなら“夢ごこち”や“ミルキークイーン”になるでしょう。
 また、《もっと柔らかいご飯が好き》で、今食べているが“新潟コシヒカリ”だったとしたら“ひとめぼれ”などが合うかもしれません。

 これ以外にも好みというのは色々と分かれるはずで、たとえば、《小さい頃に食べていた味》が食べたいなど、出身地や育ってきた環境によった好みもありますし、また、《玄米が好き》《分搗米が好き》《雑穀米が好き》など、食べ方による好みもあります。

 ここ数年、若い女性を中心に《玄米が好き》《分搗米が好き》《雑穀米が好き》という声が多くなってきていています。
 この場合は自分の好み以外に、お米をどのようにして食べるか、さらに調理器具に何を使うかによっても美味しさが違ってきますので、新しいお米の食べ方として、将来一つのジャンルとして確立する可能性も持っていると思います。
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自分の首を絞める縁故米

2008年10月23日 04時55分08秒 | Weblog
 縁故米という言葉を辞書で調べると『親戚や友人の農家から無料で、あるいは廉価で融通してもらう米。無料の場合は贈答米ともいう。 三省堂「大辞林 第二版」より』となっています。
 自分としては、縁故米とは無料でもらうお米だけであって、廉価で融通してもらうお米については、価格に関係なくお金が動くので産地直売:産直(産地直送。産地直売。産地直結の略。三省堂「大辞林 第二版」より)に該当すると思っていますので、無料でもらうお米を縁故米、廉価でもお金が動くものについては産直と位置づけて話していきたいと思います。

 消費者にとって、産地から直接無料でもらえる縁故米は「家計を助けてくれる心強い見方」として嬉しいものでもあるし、「生産者の顔が見える信用できるお米」として、安心して食べられる、最高の贈り物なのかもしれません。
しかし現実問題として、消費地からすれば心底ありがた迷惑な贈り物であって、そのしわ寄せは消費地・生産地だけに留まらず、お米を送った生産者本人にも直接跳ね返ってしまっているという、思いも寄らない現実があるということを知ってください。

 実際に縁故米を送り続けている生産者も、自分の首を絞めているという現実に気付いていない人が多いので、どうして跳ね返ってしまうのかを、順を追って説明してみましょう。

1.産地からお米が消費者に届くので、消費者がお米を購入しなくなります。
ひどい実例では、届く日が分かっているので、4~5日の間お米がなくなってしまったとしても、麺類などでつないでしまい、絶対にお米を購入しないというのもあります。

2.消費者が縁故米を当てにしているために、たとえ有名産地のお米でさえも、思うように売れませんので、米屋は、米卸や産地などからお米を仕入れることが出来なくなってしまいます。
 さらに、マイナーと位置づけられている産地や知名度が無い品種については、ほとんど販売計画が立たないために、取扱そのものを止めてしまう傾向になっているので、消費地の売場から次々と姿を消してしまっているのです。

3.米屋が売れなければ、当然、米卸などもお米が売れない分けですので、入札があっても売れ残ることを嫌い、必要最低量しか落札しない傾向になっています。
 さらに、米店が欲しがらない産地や品種などについては、最初から落札しないという傾向にもなっていますので、マイナーと位置づけられている産地や品種については、消費地から売場から姿を消してしまうだけではなく、消費地にも来なくなってしまっているのです。

4.その結果、マイナーと位置づけられている産地が上場したお米は、出来不出来には関係なく不落(売れ残る)となってしまったりします。
 これが続いてしまうと、新米の時期になっても、産地の倉庫には1年前のお米がまだ残ってしまっていて新米を入れる倉庫が足りなくなってしまったりする可能性もありますし、最悪の場合は、1年前のお米と新米を同時に売らなければならなければならなくなる可能性も出てきます。

5.不落を無くしたり、最悪の事態を無くすためには、お米の出来不出来には関係なく、次回の入札時には価格を下げざるおえなくなってしまいます。(完売させるためは現状やむ終えない方法)
 これによって、逆に人気の品種は、早い時期に完売してしまう事も出来たりすると思いますが、マイナーと位置づけられている産地や品種、人気が出無い銘柄などについては、最後まで残ってしまう可能性も出てきます。

6.1~5が繰り返されることによって、生産者からの買入価格や産地側の販売価格は、どんどん下がり続けてしまって、その結果、お米を作るために必要な最低価格をも下回ってしまっているという現実も出始めてしまっています。

7.当然のように生産者から不満の声が出始めてしまい、全農・経済連や農協などに頼らず、生産者が独自に動き出してしまうようになります。
 そして、これが縁故米や産直の始まりとなることが多いと思っています。

8.しかし、いざ販売をすることになったとしても、生産者がお米を販売していることを消費者は知りませんので、当然購入することはありません。
 そのため、「当初考えていた予想よりも売れない」という厳しい現実に生産者は直面してしまい、その解決策として、美味しいお米を作っていることや、お米を販売していることを1人でも多くの人に知ってもらうために、知り合いに対してお米を送り始めてしまうことが多いのではないでしょうか。
 それで購入してもらえるようになれば良い方で、実際には、「ただで貰えて嬉しい」という言葉だけで、お米は販売できず終いという場合がほとんどのようです。
 その結果、余ったお米の処分として、機会があるごとに貰ってくれる消費者に対して、お米を送ってしまっているということも良く聞きます。

 1~8が繰り返されてしまえば、誰が考えても完全に悪循環だということが分かると思います。
実際にはこれが10年近く、当たり前のように繰り返され、年を負うごとに縁故米の量は増え続けてしまっています。
 そして今、お米の価格は各産地の限界最低価格にまで落ち込んでしまっているのです。

 確かに、以前から縁故米は存在していましたが、送られてくる量と回数(白米10キログラム程度で、年1~2回程度)が少なかったので、全てに於いてあまり問題はならなかったのです。
 ところが最近では、1回に送られてくる量と内容が変わってきていて、玄米で30キログラム。
それも年に1~2回程度ではなく、年間を通して何度も送られてくるようになってしまったために、あちらこちらに障害が出てしまっているのです。
 ちなみに縁故米が大量に出回る時期は、3月下旬~4月始め(春休み)、5月連休、夏休み、お中元、収穫直前(去年のお米)、収穫直後(新米)、お歳暮、正月で、特に新米時期ともなると、消費地の宅配業者の荷台の中は、日本全国からの縁故米ばかりというのが現実なのです。

 こういう話を生産者にすると、「自分の知り合いに送っているだけだから、たかが知れている」という人が多いのですが、消費地の1人1年当たりのお米の消費量は、長期的に一貫して減り続けて、現在では約60キログラムにまで減少してしまっていますので、この数字を1ヶ月に直すと5キログラム程度。
 既に自分の周りでは4人家族で、1ヶ月に5キログラム程度も食べきることが出来ないのです。

 そういう家庭に、10キログラム送ってしまえば2ヶ月以上。30キログラム送ってしまえば6ヶ月以上、そのお米を消費するのにかかります。
それなのに、まだ食べきってもいないうちに産地からは次のお米が送られてきてしまい、最後には部屋に入りきらずに、玄関にお米が置いてあるという消費地の現実を見つめようとしていません。
 また、貰ったほうも遠慮してしまって、食べきれないという現実を、生産者に対して知らせてはいないのです。

 家庭で、もはや置ききれないし食べきれないとなれば、当たり前のように「縁故米のお裾分け」が始まってしまい、それが、ご近所と仲の良い家庭であればあるほど、最終的にはその地域が、丸ごとお米を買わない地域となってしまうのです。
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消費者を裏切る産直

2008年10月23日 04時47分34秒 | Weblog
 産直でお米を購入している消費者は、余程の事がない限り、他の産地のお米を食べることが無いと考えてよいと思います。

 消費者からすれば、毎回同じ生産者からお米を購入しているので、品質・味・特徴・安全性などについては、1年を通して、全て同じものが届いていると信じているのですが、なぜか、味・特徴についてはトラブルが多く、産地にではなく自分たちに「相談」という形で問い合わせが多いのが現実なのです。

 生産者からすれば、「設備の問題などから、味や特徴に変化があっても当然」と考えるかも知れませんが、お米を購入している消費者には理解できないことです。
ましてや購入している以上、お米は「商品」ということになるので、味・特徴が変わってしまうということは、クレームの対象となってしまうことを知ってください。

 よく「消費者は味覚オンチだから」という生産者がいますが、自分たちからすれば、自分たちのお米しか食べたことが無い生産者ほど、実際は「味覚オンチ」だと思っていますし、産地と色々な企画を進めている中でも、想像以上に多いと感じているのが現実です。

 消費者は、お米以外に、パンも麺も当たり前のように食べますし、コンビニのお弁当も食べますし、レストランでお米を食べることもあります。
さらに、旅行に行って産地でお米を食べることもあるのです。
 したがって、食べ比べを意識しいてる訳では無いため、品種などは全く当てられませんが、「美味しい・美味しくない」の判断や、自分の好みに「合っているか・合っていないか」の判断は、生産者よりもシッカリと出来ているのです。

 産直を購入している消費者は、他の産地のお米を食べることが無く、毎回同じ生産者からお米を購入しているため、当然同じものが届いていると信じているので、チョットした違いでも「いつもと違う」と、生産者が考えているよりも敏感に感じとっています。
 したがって、「お米が届くたびに、味や特徴が違っている」ということが繰り返されると、消費者からは「信用できない」「いいかげんだ」という不満が出てしまうのも当然のことなのです。

 これらの不満が、生産者だけに向けられているのであれば、「自らが招いたことだから」と言い切ることも出来るのですが、実際はそれだけに留まらず、生産者だけでなく産地そのものに対しても、「あの産地は信用できない」となってしまっていることも知ってください。
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産地の評価を下げる産直

2008年10月23日 04時43分46秒 | Weblog
 よく消費者から「産直は安くて安全で美味しい」という言葉を聞く事があります。
確かに中間の流通を省略しているので、その分は安くなるのは自然かもしれませんが、お米に関しては、極端に産直の価格が安すぎる傾向があります。
 安いことは、消費者にとっては嬉しいことなのですが、このしわ寄せも、実は生産者に跳ね返ってしまっているということも分かってほしいと思います。

 生産者は米屋に対して「今年はこれだけ苦労して栽培した」「ここまでこだわってみた」「こんな新しい肥料を水田に投入してみた」「思った以上に獲れなかった」「農薬を使用しないで作った」などと一生懸命説明をして、少しでも高くお米を買ってもらおうとします。
そして、その大変さを少なからず理解している米屋も、その努力に合った価格をつけるように努め、さらに、消費者に対しても生産者のこだわりなどを説明するように勤めたりしています。

 それなのに、生産者が行っている産直の価格が、スーパーなどの特売価格と同じだということが多々あるのですが、これは一体どういうことなのでしょうか。
米屋には高く売りつけ、自分たちは特売価格で安く売るというのでは米屋は納得できるはずがありません。
 生産者に問いただすと、「高いと販売しきれない」という回答が戻ってきたりすることがあります。
ということは、最初からその価格でしか販売できないようなお米を作っていたということなのでしょうか。
もしもそうなら、米屋にも消費者に対しても失礼でし、米屋に買ってもらうよりも、最初からスーパーに買ってもらうようにしたほうが、簡単に完売できるのではと思ってしまうのです。

 現在は情報社会で、インターネットも普及しているので、米屋でなくても産地の情報を手に入れることが簡単になりました。
米屋もインターネットで産地の販売価格などを参考にして、店頭販売価格を設定することもあります。
 ところが既に産直をしており、それが特売価格で販売しているお米だったとしたら、消費地だからといって高く販売することは出来ません。
結果として、「産地と同じ価格で販売する」のか、それとも「販売を中止してしまう」かの選択となってしまいます。

 産直をしている生産者は、自分で自分の首を締めているんだということを、よく理解してほしいと思っています。
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はー気持ちいい

2008年10月16日 08時56分28秒 | Weblog
 日曜日に通販に頼んでおいた、ベットのボックスカバーが昨日届いた。
夜、さっそくベットにつけようとしたのだが、またまた例によって、いたずら猫に、おもいっきり邪魔され続けてしまった。

 まず、袋からシーツを取り出せは、その袋の中に入ったり、雑巾かけのように、前足を袋の上に乗せて、床を滑らせて遊んでいたと思ったら、今度は、ベットに上って、シーツをつれるのを妨害。
ボックスの角に入り込んで、出てこなくなってしまったり。ベットとシーツの間に入り込んで、シーツを剥がしてしまったりと、まさにやりたい放題。

 なんとかシーツをつけ終わった頃には、汗だくになってしまっていた。
でも、その分、寝心地は良かった。
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新米の買い方について

2008年10月14日 22時20分09秒 | Weblog
 今年の新米の出来については、数量的には豊作だといってよいでしょう。
自分も、それについては間違いではないと思っています。

 しかし、一部の産地・品種について、「これが1等なのか」という銘柄米があることがわかりました。
産地で、カントリーエレベーターなどを使用しているところについては、極端に酷いというものは無いのですが、生産者ごとの銘柄米については、かなりの差があり、「これは酷すぎる」というものもあります。(有名産地のお米でもありました)

 それだけの差があると、「前回のお米は美味しかったけど、今回のお米は美味しくない」とか「前回は炊きやすかったのに、今回のは炊き方が難しい」などのトラブルが出ると思います。

 そこで、このトラブルを事前に避ける買い方をお教えします。
それは、白米(精米されているお米)でお米を購入しないで、玄米の段階で、まず自分の目で、米粒が揃っているか。丸々と太っているか。色は揃っているか。虫が食べたお米が入っていないか。等を確認してください。
その上で、自分が納得した玄米を選んで、その場で精米してもらうことが一番です。

 お米は、白米になってしまうと、お米の出来不出来が見えなくなってしまいますが、玄米であれば、お米の知識が無い方でも、ある程度の判断は出来ますので、一度売り場に行って、玄米を見比べてみてください。
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届くまでは無し

2008年10月14日 04時17分40秒 | Weblog
 昨日は天気が良かったので、ベットの中敷パッドを干したり、枕カバーを洗ったりしたのだが、そこで思わぬハプニングが起きてしまった。

 ベットのボックスカバーを洗濯するために外した時、いたずら猫が、ボックスカバーの中に入り込んで、からまりながら遊んでいたのだが、いきなり、ビリビリという音がしたと思ったら、カバーを引き裂いてしまったのだ。
何度も洗ったりしていたので、生地が弱くなっていることは知っていたが、まさか破れるとは考えていなかったので、本当にビックリ。

 替えのボックスカバーは、この前捨ててしまったので、カバーはこの一枚しかなかったため、慌てて奪い取ろうとしたら、いたずら猫は、遊んでくれるのだと勘違いをしてしまい、さらにカバーの中に入り込んで、ビリビリと破ってしまったのだ。

 仕方が無いので、ダイエーに行って、ボックスカバーを買おうとしたのだが、気に入ったものが無い上に、なんとなく割高だったので、散々悩んだ挙句、結局買うのを諦めて、通販から買うことにした。

 でも届くまで数日かかってしまうから、その間は、シーツ無しで寝るしかないのだが、シーツが無いというのは、なんだか寝にくいものだ。。。
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本日は、大丸浦和パルコ店の開店1周年記念イベントです。

2008年10月12日 10時06分14秒 | Weblog
 本日は、大丸浦和パルコ店の開店1周年記念イベントとして、5つ星お米マイスター西島豊造による、お米の最新情報盛り沢山のトークショーが開催されます。
当日は、他の方のトークショーもありますので、お間違いなくお集まりください。
(自分のトークショーは1回限りです)

内 容 お米の最新情報
日 時 平成20年10月12日(日)
場 所 大丸浦和パルコ店B1
時 間 16時(約1時間)

お近くの方は、奮ってご参加お待ちしております。
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文藝春秋にも、紹介されています

2008年10月11日 13時27分10秒 | Weblog
 もう一つ、「文藝春秋 11月号」にも紹介されているので、お知らせ致します。

文藝春秋(11月号)食欲の秋到来 Part1「新米を美味しくいただくために」
です。
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日経ビジネスに、紹介されています

2008年10月11日 13時23分45秒 | Weblog
 プレジデント社発行の「dancyu 11月号」で、自分が紹介されていましたが、今回は、「日経ビジネス 10.13」にも紹介それていますので、お知らせ致します。

日経ビジネス(10.13)
小さなトップランナー「全国の無名米が頼る販売店」
です。
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へー。この言葉を知ってるんだ

2008年10月11日 08時38分48秒 | Weblog
 深夜の玉川島屋の納品から帰ってきて、近くのコンビニで飴を買って出てきた時に、まだ10代くらいのアベックが、「まだ、スッポンポンのときでさぁ」と話をしているのが聞こえた。
「スッポンポン」って、まだ使われているの?
自分たちの子供の頃には、結構使われていたけど、近頃は聞くことなんて無かったのに・・・・
「スッポンポン」って、今聞くと、面白い響きで、新鮮だなぁ。。。
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自分が、danccyu11月号で紹介されています

2008年10月09日 08時49分27秒 | Weblog
 プレジデント社発行の「dancyu 11月号」で、自分が紹介されています。

 この号は、新米・炊き方の特集号で、まず「特集 第3章 いい米の選び方・探し方」で、自分のコメントが沢山出ています。
 もう一つが「食の革命家たち12」で、”ご飯文化”を支える”米のコンサルタント”として、自分が3ページにわたって紹介されています。

 いまのところ、読んだ人たちは、いい内容だったと言ってくれています。
皆さんは、どう感じるでしょうか。

 自分としてもシッカリと書いてくれているので、大きな不満は無いのですが、自分が作り上げたSPRの内容についてや、SPRの考え方が誕生するまでの、思いや格闘などについても、書いて欲しかったという気持ちはありました。
 もっとも、SPRについて書こうとすると、dancyu1冊分のページがあっても足りないでしょうが。
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新ブランド米の試食販売の結果

2008年10月07日 08時52分41秒 | Weblog
 4・5日は、玉川島屋B1にあるスズノブで、茨城県常陸太田市のコシヒカリ「みずほちゃん」の試食販売が行われた。

 決して悪いお米ではないのだが、スズノブ独自の考え方から生まれた産地ブランド化プログラムである、SPR(Suzunobu Project Rice)に、まだ対応できていない分だけ、スズノブ玉川島屋店では苦戦する可能性がある上に、この試食販売のやり方については、産地も初めての経験のため、自分たちのお米についての説明も、緊張してしまって上手に出来ないだろうという可能性もあった。

 24日の販売キロ数は40キロ弱。初めてといえども、試食販売としては失敗のため、その夜に、夕食を兼ねての試食販売の反省会と、このお米を、どのようにしてブランド化したら良いのかなどの話し合いをした結果、試食販売のために持ち込んだ150キロを完売することが出来た。

 今回の試食販売だけでも、産地の人たちは、そうとうに得るものがあったはずだ。
それを、どのようにして生産者に伝えて理解してもらい、来年のお米作りに行かしていくのかが大切。

 このお米のブランド化に費やす時間は、約3年。
お米は1年に1回しか作ることが出来ないため、3年では、3回しか栽培を調整することが出来ないし、その3回が、全て天候に恵まれての豊作だという保証もない。
だったら、もっと時間をかければ良いと思うだろうが、ブランド化出来る時間というのは限られていて、時間をかければかけるだけ、ブランドにならなくなってしまうのだ。

 それに3年後は、各産地から新品種が、ぞくぞくと登場し始めている、新品種戦争に入っている可能性とともに、自分が以前から言っている「お米新時代」に、入ってしまっている可能性もある。
 この、新しい時代に入ってから、以前からある銘柄米でのブランド化は、かなり厳しだろう。
だから、そうなる前に、ブランド化をしておかなければならないのだ。
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稲刈り体験ツアー募集&トークショーのご案内

2008年10月05日 14時19分22秒 | Weblog
 大丸浦和パルコ店の開店1周年記念イベントとして、2つのイベントがあります。
お近くの方は、奮ってご参加お待ちしております。

1.親子で参加する「稲刈り体験ツアー」の募集
 さわやかな秋空のもとで、「こうのとり伝説米」の故郷で、親子で稲刈りをしてみませんか。
稲刈り後は、新米のおにぎりや豚汁などを用意しています。
また、昼食後は、近くのコスモス畑の散策を、お楽しみいただけます。

日  時 平成20年10月12日(日)雨天の場合は13日(月・祝)
集合場所 埼玉県鴻巣市明用636-1
     コスモスアリーナふきあげ 駐車場(駐車場は無料)
集合時間 10時30分(昼食後解散)
参 加 費 大人1人500円 中学生以下 無料
     参加1家族につき、新米2kgプレゼント
募集人数 15家族(申し込み順) 最小開催募集人員20名
募集期限 10月9日(木)必着

応募方法 はがき、FAX、Eメール、電話にて
     事務局(JA鴻巣市)あてに申し込み
記入内容 住所、氏名、参加人数、電話番号
     集合場所までの交通手段(自家用車、シャトルバス等)
応 募 先 JA鴻巣市(経済センター)
     〒365-0071 埼玉県鴻巣市寺谷473-1
     TEL 048-596-2701
     FAX 048-596-7932
     Eメール jkounosu@bz01.plala.or.jp

主催 JA鴻巣市特別栽培米部会
後援 JA鴻巣市、北足立農業振興協議会
協力 大丸浦和パルコ店


2.大丸浦和パルコ店内でのトークショー
 5つ星お米マイスター西島豊造による、お米の最新情報盛り沢山のトークショーが開催されます。
当日は、他の方のトークショーもありますので、お間違いなくお集まりください。
(自分のトークショーは1回限りです)

内 容 お米の最新情報
日 時 平成20年10月12日(日)
場 所 大丸浦和パルコ店B1
時 間 16時(約1時間)
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新ブランド米の試食販売の初日を終わって

2008年10月05日 12時56分51秒 | Weblog
 昨日は、玉川島屋B1にあるスズノブで、茨城県常陸太田市のコシヒカリ「みずほちゃん」の試食販売初日だった。
その中で、今回初めて、他産地のコシヒカリとの試食比較をすることになったことで、かなりの不安があったのだが、やはり不安は的中してしまった。

 茨城県常陸太田市の水は「硬水」、玉川島屋の水は浄水器を通した「軟水」。
これだけでもお米の炊き上がり具合は異なってしまう。
ましてや使用している炊飯器も違うため、産地の人たちからすれば「全く違ったお米」と感じてしまうほどだったそうだ。
そのために、試食販売前に、産地の人たちが「こう話そう」と考えていた内容が、ことごとく使えなくなってしまったため、試食販売が始まる前から、産地の人たちの顔は不安顔となってしまっていた。

 今まで、自分たちが試食をさせる時には、地元からお水まで持ち込んで、その水で炊いていたため、なんの問題も無かったらしい。
そのため、違う水を使うと、自分たちのお米が、どんなふうに炊き上がるのかという勉強をしていなかったそうだ。
 試食販売をするときには、その地域のお水で炊くのは、基本中の基本。
なぜなら、消費者が毎回お米を炊くときに、地元のお水で炊ける訳が無いからである。

 それでは実際に、どんな炊き上がりになっていたのかというと、炊き上がりのご飯粒の大きさは「普通」。
しかし、自分の店の大粒のお米に見慣れていると「やや小さい」となる。
ご飯粒の食感は「やや強めorやや硬め」。艶は「有り」。
香りは「普通」で、炊飯器を変えると「やや強い」となる。
粘りについても「普通」で、炊飯器を変えると、これも「やや強い」となる。
問題なのが甘味で、これについては「やや弱い」で、炊飯器を変えると「普通」となる。
 こんな評価を言うと、このお米は駄目なのかと感じるかもしれないが、そうではなく、まだブランド化の初年度のため、食感の強さと、甘味のバランスが取れていない状態だということで、この程度なら、栽培コントロールによって簡単に修正することが出来るため、全く問題にはならない。
 今年のお米は、ご飯の炊きあがりで、米粒感を求める人や硬めが好きという人には合うお米だろう。

 このお米のブランド化については、試食販売するまで、約3年と見ているのだが、今回、産地の人たちが、思った以上に「井の中の蛙」だということが判ったことで、3年でブランド化させるには、膨大な量の情報を教え込まなければならないことと、かなりスピードをあげて実行していかないとならないということが判った。
まあ。熱心な産地だから、石に噛り付いてでもついて来るだろう。
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