"数年前、自分は、「これから、次々とパンドラの箱が開く」と、ことある毎に言っていた。
なのだが、誰もが信用しなかっただけでなく、「愚かな発言だ」と、陰で嘲笑っていた。
しかし、敏感な人であれば、戯言ではなく、事実だと判っていたはずである。
実際、幾つものパンドラの箱が開いた事も、把握しているだろう。
そして、パンドラの箱は、今も次々に開き続けている。
そして、確実にダメージを与え続けている。
過去に、業界にダメージを与える、大きなパンドラの箱が開いた。
だが此れから、瀕死のダメージを与える、超巨大なパンドラの箱が、遂に開くかもしれない。
だがそれは、もう止める事が出来ない。
残念だが、自分レベルでは、判っていても、どうにもならない。
そのパンドラの箱が開いてしまうと、今までのような、「何とかなる」は一切通用しない。
自分たちが甘えていた事を、その時になって反省しても、もう、何一つ変わらない。
このままだと、超巨大なパンドラの箱の蓋は、静かに開いていくだろう。"