なーんちゃってゲルソン食日誌:08年7月炎症性乳がんと告知され崖っぷち体験をしましたが転移もなく15年半生きています

告知の日からジュースをたくさん、肉抜き塩抜きあぶら乳製品抜き、玄米菜食の食事療法を続けています。がんの食事療法あり。

がんと食事療法で参考にした本

2012-08-21 20:51:22 | 健康・病気

1、食事療法の方向性は決めたものの、本当にこれでよいのか、確信が持てずにいました。

 08年の7月ごろ、インターネットで調べると、「癌克人」というサイトがあり、食事療法を実践されている様子を見ることができ、とても勇気づけられました。それ以外には、食事療法を始めて続かなかった人の、批判的な話しか見つけられませんでした。ネットにくわしくないせいかもしれませんが・・・。

2、そこで外出のたびに、大きな本屋に立ち寄り、がん関係の本を探すことにしました。

 廣畑富雄、「食事しだいでがんは防げる」(女子栄養大学出版部)いがいにも、次のような本が見つかりました。

 今村光一、「自然・栄養療法でガンを治したガン勝利者25人の証言」(中央アート出版社)。この本は、今村光一さんが、米、英、欧のがん生還者に、どのような治療を受け、どのような生活をしていたのか、アンケートを取り、栄養・食事療法の観点からまとめたものです。この本を見て初めてゲルソン療法を詳しく知りましたし、1日13回ジュースを飲むというのはとてもできないなあと思いました。その一方で、ガンを治した人の体験記には、たくさんの勇気をもらいました。今でも時々読んでいます。

 

 星野仁彦、「ガンと闘う医師のゲルソン療法」(マキノ出版)。この本は、大腸ガン、転移性肝臓ガンと宣告された星野仁彦さんが、自らのガンを、ゲルソン療法で克服した体験記。仕事をしながら、マックスゲルソンのやり方を、そのまま取り入れるのは難しいところから、ゲルソン療法をするための創意と工夫があります。星野さんの講演会に行き、塩分を1%以下にしていると聞き、私も実行することにしました。

 済陽高穂「今あるガンが消えていく食事」(マキノ出版)。食事療法の9つの基本方針を挙げ、手術、抗がん剤、放射線という3大治療をサポ-トしようという方法。

 この本を本屋で見たのはホルモン剤治療と自分なりの食事法を初めて5か月ぐらいたったころのこと。肉抜き、あぶら抜き、精白してない穀類をとること、私のやっている方法とすごく似ているなあと思い、こんなやり方があるのだろうかと狐につままれたような感じがしました。たちよみで、どんどん読み進み、ほとんど読んでしまいましたが、どうも気になる。「限りなく無塩」と、「はちみつ、レモン、ビール酵母の摂取」の二つを私はやっていない。結局、買って帰り家で詳しく検討することにしました。

 マックス・ゲルソン「ガン食事療法全書」(徳間書店)。1930年代に、結核の治療法からがんの治療法を見つけ実践した、ゲルソン療法の創始者、いわば本家。

 食事療法というとよく引用されているので、ぜひ原典に当たらなくてはと思い挑戦するも、専門用語がたっぷりで、理解しづらい。しかし、後半の事例のすごさに圧倒されました。

3、これらの本を読んでみて、ゲルソン療法を知り、私の方法はゆるいものだけど、そんなに的外れではないかもしれないと思うようになりました。

 

 

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